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あの前園真聖が10月13日、午前9時15分過ぎ、泥酔してタクシー降車時、カネ払わず運転手に暴行

2022-11-29 13:02:56 | 学ばない、勉強しない「怪説者」

 《 2013・10・ 16 掲載記事》

 えっ! と、驚くことは、無かった。やっぱり、前園真聖(まさきよ)こと、通称「ゾノ」、やってしまったか!

 それが、タイトルに書いた暴行事件を知った時の、感想だった。

Dscf9045 事件が起こったのは、10月13日、午前9時15分頃。前園は、前夜、テレビ東京のスポーツニュース番組に生出演。

 日付けが回る前に、収録を終え、本人によれば、いったん世田谷区等々力8丁目にある自宅マンションに帰り、番組用衣装から、私服に着替えてから、再び深夜に外出。

 「食事会」があり、酒を呑みに出かけた。

 そこでは、8人くらい。そこから、親しい店の従業員と3人で、次の店へと、繰り込んだ。

 そこで、なんと朝陽がとうに昇り切った時刻まで、飲み続けて、へべれけ泥酔。

 午前8時半! 新宿歌舞伎町から、友達が拾ってくれたタクシーに乗り、自宅へ。

 しかし、酔っ払い。どこからタクシーに乗ったかも、本人、覚えていない。車中では、寝ていた。

 

 なのに、下車時、「領収書を下さい」。そう、運転手に言ったと言う

 また一方で、嘔吐しそうになり、窓を開けてもらい、「吐かせて下さい」と言って、外に出た。

 吐いて、歩いて、去ろうとした。追ってきた運転手に、「カネを払ってください」と言われ、「1万円札を出した」と本人言うのだが、その辺りは、食い違い、あやふや。

 そこが、はなから、乗車料金を払う気があったか? 無かったのか?犯罪を構成する最も重要な要件なので、「1万円を出した」などという、珍発言が、囲み取材で、クチをついて出てきたわけだ。

 タクシーの中では、防犯ビデオが回っており、その中では暴れていない。暴力は一切振るったりはしていない。記憶無くすことは、無いと、次々主張するが、その一方で、しっかり覚えていないとも、言う。

 いずれ、証拠で事実が明らかにされるであろう。

 

 それにしてもだ。タクシーに乗り、自宅200メートル手前で降りたのが、先の時刻!

 世間も休日だったとはいえ、一般常識からは、かけ離れた、メチャクチャな痛飲生活ぶりだ。

 多くの人と飲んだのは、1か月ぶり。酒は好きではないし、自宅では、1人で酒は飲まないと、言うのだが・・・・・、はてさて・・・・。

 被疑事実では、タクシーを降りて、乗車料金を払わず。追いかけてきた、運転手の右頬を殴り、且つ、右足を蹴ったといわれる。財布の中に払うカネはあったのに、「知り合いが、おカネを持ってくるから」と、告げたと言う。それなのに、逃げた。

 45歳の運転手の胸倉を掴み、揺さぶり、叩いた。

 その様子を見ていた人が、警察に通報。パトカー4台が駆けつける騒ぎとなり、まず暴行で逮捕。警視庁玉川警察署に連行され、泥酔状態のまま、取り調べ。

 翌14日の朝、検察庁へ、身柄送検された(写真上)。

 その間に、あわてて玉川署に駆け付けた顧問弁護士や事務所女性社長。接見の希望を告げた。

 1回目は、まだ前園の酔いが抜けておらず、ダメ。2回目が、午後4時頃。ようやく話しが出来る体の状態になり、前園は釈明、言い訳と、謝罪。

 「酔っていて、よく覚えていないが、どうも暴れて、やってしまったらしい」と、当人釈明。

 よりにもよって、まるで続報のように、今度は、タレントの松雪泰子の弟で、歌手をやってたそうな、実弟の松雪陽が、タクシー運転手に酔って暴行の限りを尽くし、逮捕されてたことが発覚。

 次々と報道される著名人による「タクシー運転手暴行事件」。それを、常に入稿作業に追われていて、多忙とはいえ、どこかで見聞きしていたはずの「週刊ヤング ジャンプ編集長」嶋智之(46歳)までもが、やってしまった。

 又も酒に酔って、10月16日、午前3時20分、中央区新川2丁目にある自宅マンション付近で、タクシーから下車。わずか料金710円を払わずに、逃げようとした。

 「料金を払って下さい」と、追ってきた運転手に向かって、「ぶっ殺すぞ!」と、すごんで、暴行したという。

 もはや、懲戒解雇が、待ち受けているケースと思われるが・・・・。

 なんとも、運転手受難の時代となった。

 前園の件で、東奔西走した弁護士のアタマをよぎったはずの事件が、8年9か月前の、中村勘三郎(現・故人)の次男・中村七之助こと、波野隆行が起こした「公務執行妨害事件」。

 やはり、泥酔して、タクシー代を払わずに、文京区の実家付近で下車。

 追ってきた運転手を殴ったばかりではなく、通報を受けて駆け付けた大塚署員数人まで殴ったため、罪名が、「公務・・・」となった。

 この時、素早く動いたのが、東京地検特捜部出身の、凄腕弁護士。すぐさま動き、運転手から示談を取り付け、本人に深く謝罪させた。

 コトの大きさに較べ、法的判断は、なんと、「人生履歴書」傷無しの「不起訴」を勝ち取った。中村七之助は、弁護士同席で、釈放後、謝罪会見。

 凄腕弁護士は、波野に、多くを語らせず、舞台を、3か月謹慎して出ないとの「自粛」だけで、波の上を乗り切った。

 かたや、みのもんたの、またも同じく次男の、御法川雄斗。記憶も新しい「窃盗事件」。証拠は上がっているのに、全面否認。調書に、署名、指紋押印、拒否!

 しかし、再逮捕されるや、顔は青ざめ、コロッと方針転換。「つい、出来心で・・・・」と、謝罪。

 「処分保留」のまま、裁判所判断で、釈放こそ得たものの、前園と違い、今後が危ぶまれている。

 で、前園。その弁護士が、タクシーの運転手(被害者)が、翌朝までの終夜勤務と知るや、朝早く、運転手が帰車したとたん、謝罪攻勢。誠意を形にも変えて見せ、「示談書」を取り付けた。

 こういうのは、誠意と早さと、心からの深い謝罪が、何より大切

 なんと午前9時に「示談書」を取得し、同11時には「処分保留」ながら、釈放させた。もう、見事な、ゴールめがけて一目散のシュート!

 前園は、いったん帰宅。殴る蹴るしたタクシー運転手には、言われるまま、電話で謝罪した。

 その後、16時から、自分のマネージメント会社の会議室で開かれた,記者会見とは名ばかりの、囲み取材に姿を現した。

 喪服さながら、黒い背広に、黒いネクタイ姿。しめて、34分で終了。

 中村七之助の好例を、見事に踏襲。速攻で処理した弁護士が有能だったと言うべき。

 あとは、重くても略式起訴で、20~50万円の罰金で終幕。うまくすると、起訴猶予や、不起訴になる可能性が大きい。

 これらは、前園真聖当人の誠意努力では、まったく無い。

 弁護士の奮闘努力が、少し早い書き方だが、実った成果と言い代えていい。

 前園は、あと半月後に、40歳にもなる。

 囲み会見で、こう反省した。

 「自分の甘さが、こういう結果になったのでは、ないでしょうか。ある程度のトシなのに・・・・」

 いや、ハッキリ言おう。

 自分に対して極めて甘く、それ以上の、天狗ぶり。横柄さ。シカト、マスコミに接する態度を40歳寸前になっても知らないなど、性格の大欠陥が、この事件を呼び込み、引き起こした。そう言って、いい

 自分が、鹿実時代から、サッカー番記者たち全員に、今までどう思われていたか? どんな、思い上がりを見せてきたか?

 一度でも、考えたことがあるのだろうか?

 この一文を目にした読者のなかで、元サッカー日本代表の、前園真聖(まえぞの・まさきよ)の、はるか昔となった、現役選手時代の、グラウンド内外での言動を知る友人や知人がいる人がいたら、「どんな人だった?」と、聞いてごらん?

 誰1人として、良く言う人、いないから。

 もっと、あからさまなのが、ゾノが活躍していた当時の、サッカー担当の番記者。もっとも、わざわざ聞かずとも、古くからのサッカーファンなら、皆知っているだろう。

 とんでもない、”天狗”だったことを!

 実は、そんな性格も知らずに、彼を取材し続けたことが、ある。

 今を去る、12年前。「東京ヴェルディ1969」に、彼が所属していた頃のこと。

 当時の彼は、全盛期とは、ほど遠い低迷期の渦中だった。

 鹿児島実業高校の中心選手から、やがて、アトランタ・オリンピック日本代表入りして、キャプテンとしても活躍。

 しかし、今思い出しても、それが、彼の絶頂期だった。

 私が彼を取材しようと思いたったのは、彼が足首をケガ。レギュラーどころか、控え組からも、転げ落ちていた頃。そこから、どう這い上がっていくのか? それを、自分の目で探っていこうと思った。

 もはや、日本中のあらゆるチームからも誘いは無く、見放されていた。行けるというより、拾ってくれるとすれば、韓国のチームだけという状況だった。

 毎日のように、前園が練習をしていたグラウンドに続く坂道を昇り、通った。

 初日、別の取材で集まっていた10人ほどの番記者たちに聞かれた。

 --誰を取材に来てるの?

 「前園選手なんですが」

 「え~っ!! ゾノ~!?」 と、ほぼ全員から、驚きの声が上がった。

 「悪いこと言わないから、やめたほうがいいよ」

 なんでですか?

 「天狗だからさ。今、こんな状況になっても、相変わらず、取材にはシカトするし。おそらく、すぐ後悔するよ」

 すぐには、信じがたかった。

 しかし、ソレを実感するには、さほど時間がかからなった。

 挨拶しても、ちゃんと応対しない。インタビューを申し込むと、「練習が終わったら、考えます」とか言いながら、こちらを無視して、そそくさと帰る。

 独り、チームとは別メニュー。ほとんど、やることと言ったら、黙々とランニングだけ。で、毎日来るかというと、バラバラ、気まぐれ。

 チームには、もはや見放され、事実上の戦力外。

 取材の許可をチームは出してくれたものの、具体的なことは前園選手と進めて下さい。そう、言われた。

  本人に取材意図は説明したが、ロクに返事なし。とはいえ、写真は遠くからなら撮っていいと言うので、望遠カメラで、ポイント、ポイント撮っていた。

 あとは、殆んど、シカト。無視。ランニング中、こちらから見てますよという意図で、ペコリと頭を下げても、黙殺。ただの1度も、瞬間の笑顔すら、無い。

 そうか。コレか!と。コレ、天狗ではないが、取材する側にとっては、いら立ちは、日々、募っていくだろうな。ましてや、集団無視なら、なおさらのこと。

 「明日、練習が終わったら、少しは、・・・・・」

 しばらくたって、なかば、こちらの熱意が伝わったのではなく、しつこさに、あきらめ的に、そうボソッと言った。

 個人練習を終えると、さっさと駐車場へと向かう。ド派手な印象を与えるスポーツカーに、乗り込み、自分で運転して去る。

 そんな苦境のなかにあっても、3人ほどの若い女性が、前園のファンなのか、その車の駐車場外に、待ち構えていた。

 といっても、そういう彼の性格を知ってか、声を掛けない。彼も、無視して、車に乗り込む。

 ある日、1人の女性が、プレゼントか、紙袋をあわただしく去る前園に、サッと渡した。

 「ありがとう」も無い。笑顔も、無い。平然と、袋を手にして、運転席に直行。

 なんだかなあ・・・・・と、思う。

 彼女に聞いた。

 「別に・・・・・何も期待してません。ああゆう人っていうのは、昔から知っていますから」

 手紙も、入れてる?

 「・・・・・返事、きたことないけど。今、ゾノに彼女? さあ、そ~ゆうこと、気にしてないから。気にしても、仕方ないし」

 スポ―ツカーは、「自分の物」と言う、前園。今の経済的”厳状”からすると、いささか不釣り合いな高級車。

 ナンバーを控えておき、照会してみると、所有者の名義人には、ある会社の代表者の氏名が、出てきた。

 早速、連絡をとってみる。

 昔からの、ゾノの支援者的存在だった。

 「車、必要だろうから、長い間、貸してあげてるんだよ」

 借り物を、平気で自分の車と言ってのける前園真聖という男。

 そして、話しが聞けるかもと言う日には、練習に来ず。ドタキャンでもない。なにしろ、連絡の一報も、無いのだから。

 調べてあった、彼のマンションに行った。

 当時は、世田谷区の弦巻(つるまき)。彼は、不在。大型賃貸マンション。女は来ても、同棲は、していない様子。

 なんと、すぐ近くには、ルポライターの沢木耕太郎が、住むマンションがあった。道理で、見たことのある風景だなと思った。

 そんな前園の想い出は、結局、嫌なものしか残っていない。

 皆に嫌われるには、これじゃ、当たり前だと、痛感した。番記者たちの言ったことは、当たっていた。

 記事にはした。ありのままを、書いたように記憶している。インタビューや、コメント一つ無しで、構成して書いたのは、久しぶりだったが。

 苦境と、あがいて、あがいて、もはや、チカラが落ち、再起不能の状態で、選手引退せざるを得なかった、ゾノ。

 誰からも、惜しむ声は聞こえなかった。

 岡田武史監督が、日本代表チームを率いてた頃。今まで、1度も顔を取材現場で、見たことが無かった前園が、日本代表チームの強化合宿に、その姿を現わした。

 練習が終わり、宿泊しているホテルに戻るという、いつもながら慌ただしい短い時間に、通路から向かって来る、気になる選手に質問を浴びせる記者たち。

 選手を中心に、いくつもの輪が出来ては、また移動する。

 「テレビ東京」の、サッカー「解説者」として来ているはずの前園は、それに一切、加わらない。聞こうともしない。

 手には、ノートどころか、ペンも無い。レコーダーも。

 ただ、遠目に、その光景をボ~ッと、見てるだけ。一体、ナニしに来たんだろう、前園は!?

 そう、思った、選手にも、監督、スタッフにも、挨拶もしない。

 もちろん、記者や、カメラマンに、声も掛けないし、なにより、誰1人から挨拶もされない。目線すら、送られない。

 長年の「つけ」が、見事にしっぺ返しとなって、生きて居た。

 まったく取材を自らしようとも、しない。後輩選手のケータイの番号を知っているのなら、あとで「秘話」も聴き込めるだろうが、次々と来る選手の誰一人とも、視線すら合わせない。声も、掛けられない。

 監督、コーチにも話しを聞かない。

 番組スタッフがしつらえてきたインタビューの席でなら、聞ける。昔の名前で出ています、そのもの。後にも先にも、それだけ。

 それでも、一人前に「サッカー解説者」。ちょろいもんだ。与えられた役割と、「仕事」を舐め続けてきた。

 自分の体験だけで、「解説」。だから、事件を起こした時の番組も、実は不定期出演。 

 「今後ですか? 自粛しようと考えています」と、謝罪囲み会見の場で前園は言ったが、元々、出演が少ない。

 テレビ東京側も、「今後は、未定」と言う。キチンと、マジメに取材しない元選手を、誰が起用し続けようか? 誰が、ギャラを払うだろうか?

 そんな自分の仕事に取り組む姿勢を、考え直したことは無さそうだ。

 仕事は、他に子供相手の「サッカー教室」があったが、これもどうなるか、わからない。

 「今後の対応は・・・・」と、苦渋の表情を見せ、しばしば言い淀んだ。

 サッカー指導者としての資格は取っているものの、指導には不向きな、壊れた天狗。

 今後、この「被疑者」としての、痛い経験が、どう40男の今後に生かせるか?

 変えなかったら、他人に見放され、辛い人生が待ち受けるだけだ。

 ひとつ、天狗に、提言しておこう。

 君と反対に、どんな苦境や、どん底不調のときにも関わらず、サッカー担当記者の取材に、快く受け続けてきたのが、三浦知良(かずよし)だ。

 現在、46歳。今も、現役最年長プロサッカー選手として、横浜FCに所属。

 正直、期待にはそぐわぬ成績。しかし、マスコミも、サッカーファンも、彼のことを、見捨てない。

 「キング・カズ」。そう初めて書いたのは、20年も前の、カタールの英字紙。そして、日本でもそれが、定着。

 丁度、丸1年前。「フットサル ワールドカップ」の日本代表選手として選出され、違和感を持たれたまま出場して、大きく取り上げられた。

 彼は、自分が与えられた「立場」を、熟知していた。まだまだ注目されることの少ない、フットサルに、スポットライトを当てさせる役目だということを。

 後輩、同僚にも、慕われていることは、前園、君も知っての通りだ。

 天狗の鼻が、もげ落ちた今、どう生きていくか!?

 「ゾノ」に課せられた、命題は、とてつもなく大きく、そして重い。

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