転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



(写真は、採取に成功した私の「石」たち。リアルですみません(汗)
容れ物は未使用だった、コンタクトレンズ保存用の内径2.5センチのケース)

退院のとき指定されていた受診日だったので、
きょうは午後から、某病院泌尿器科に行った。
待合室は相変わらず、おじさん・おじーさんたちで混雑していた。
私がかつて初めて尿管結石になったのは、28歳のときだったが、
あのときは痛みでシにそうになっていたので、
自分の場違いさ加減に気づいていなかったものだった。
ったく、今にして思うが、女のくせに二十代で既に結石患者だったとは、
私はどんだけ筋金入りの石持ち体質だったのだろう(--#)。

と、それはともかく、今日は去る3月31日に排石した、
例の3ミリ超の石を、私は忘れずに持参していた。
退院前の診察のとき、
「できるだけ石は取っておくようにしてね」
と先生が仰ったので、私は真面目に捕獲して持って来たのだった。
人間の体内から出てきた石を目の当たりにするとは、
こういう病気の当事者でなければ、なかなかしない経験だろう。

着いてしばらくして尿検査があり、
それから30分以上待って、ようやく名前を呼ばれて、
診察室に入った。

医師「あれから、どうですか」
転妻「はい。お陰様でなんとかやっております。
 退院翌日にちょっと痛みがあって、この石が出ました
 (と、小さいケースに入れて持参したのを見せる)」
医師「入院中にも、確か、出よったよね?」
転妻「はい」

先生のお話によると、退院して十日余りしか経っていない今、
まだ全部の石が出てしまったとは到底考えられないので、
このあと半月ほどしたら、もう一度診察して、
そのときに画像検査もして、追加治療が要るかどうかを決める、
とのことだった。

医師「痛み止めは、持っとるね?」
転妻「はい、まだあります」
医師「そいじゃ、引き続き水分よく取って、オシッコ出してね」
転妻「はい」
医師「じゃ、この石は、またあとで受付で返すから」
転妻「はい」

ということで、きょうはサクサクと終わった。
ちなみに先月の尿細胞診の結果はマイナスで、一安心だったが、
「こういうものは時々やっておいたほうがいいからね」
と先生が仰り、きょうもまた尿細胞診に出されることになった。
ああ、また二週間後に結果を聞かなくてはならないのね(T_T)。

終わって、待合室に戻ってしばらく待っていたら、
「転妻さ~ん」
と受付から名前を呼ばれた。
これでカルテと次回予約票を貰って、あとは会計に行くだけだ。
そう思って、私は一応は晴れ晴れとした気分で、受付に行った。

受付「じゃ、きょうはこれで終わりです」
転妻「はい(^o^)」
受付「あの、これ……」

そう言って、受付の女性は私が持って来た「石」を取り出した。

受付「入院中に採取した石で、成分分析はできているので、
 これは、もういいです。記念に、持っておいて下さい(^_^;」

………。
そうなの……(^_^;。
あの、東京のビジネスホテルで、コレを苦心惨憺して採取して、
洗って乾かして、広島まで後生大事に持って帰ってきた、
私の、立場は…………

Trackback ( 0 )