転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



東京に来て、ちょうどきょうで一週間、
娘はきょうも、第二志望大学の文学部の入試に行っている。
15・16・17日と、三日連続の入試だったが、きょうがその三日目だ。

きょうのは、こちらでの入試初日にも行った大学なので、
娘は乗り換えも道順も把握したし、ひとりで往復できるというので、
私は特にすることもなかった。
それで、彼女が出て行ったあと、まずはホテルで寝てやった(殴)。

娘によると、この大学はトイレが外で、しかも仮設なのだそうだ。
「イナズマ(ロックフェス)のときみたいな?」
と私が訊いたら、いや、あれよりずっと上等だ、という返事だった。
「暖房便座なんだよ。仮設のくせに。
初めて座ったとき、みょ~にヌクいんで、前の人の温もり?って思ったけど、
そーじゃなかった。暖房便座だった。どんだけ金かけとんねん!」
と、娘は初日が終わった晩に言っていたが、今朝、会場からメールで、
「仮設トイレの理由は、15号館一階に女子トイレが無いからだそう。
道理で、ほかの館の前には仮設がないワケだ」
と言ってきた。なるほど。

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さて、娘の留守中、私は午後から新国立劇場に出かけて、
バレエ公演『エトワールへの道程2013』を観た。
新国立劇場の研修生6名の終了公演で、
オーロラやキトリなどのバリエーションや、
研修生振り付け作品、それにコッペリア第三幕、等々が
約二時間に渡って上演された。
同じプログラムで昨日の土曜日と本日の二度、公演があり、
6名の修了生には、それぞれひとり一回は、主役級の配役がされていたが、
今回、残念なことに1名の修了生が怪我のため急遽、休演となり、
キトリだけは昨日と今日、同じ人が踊ると発表されていた。

長いダンサー生活の中では、いろいろなことが起こるものだと思うが、
修了公演の晴れ舞台を断念せざるを得なかったことは、
本当に無念だったことだろう。
しかしその掲示のお陰で、私は休演した生徒さんの名前も覚えた。
これからプロとして踊る彼女たちに、もし今後どこかで出会ったら、
「あのとき、○○を踊った人…」だけでなく、
「あのとき、怪我で休演しちゃった人…!」と私はきっと思い出すだろう。
我が娘の巣立ちの時期に、ダンサーとしての出発をした彼女たちのことを
この先も、地味にだが(笑)末永く、応援し続けたいものだと思った。

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夕方、試験の終わった娘と待ち合わせ、そのまま買い物と夕食に出かけた。
娘「きょうはね~、隣の14号館で試験が無かったから、15号館の人は、
 14号館のトイレも使っていいってことになったのよ」
私「そうなのか。じゃあ、外に出なくて済んで良かったね」
娘「うん。でもね、14号館行ってみたんだけど、暖房便座じゃないんよ。
 寒いの!だから、次からやめて、やっぱり外の仮設に行った」
私「並ぶのが寒くても、お尻のヌクいほうが良い、と」
娘「そうそう(^^)v」

そして、今度は19日にやはり同じ大学の他学部を、娘は再度受けるのだが、
そのときは今までとは違う教室なのだそうだ。
娘「今度は二階の部屋なんだよ。二階には、女子トイレがあるかもしれん」

……キミの関心事は、結局のところ、女子トイレばっか(--#)。

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