転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



娘の大学入試のため、明日から東京旅行をするのだが、
主人は一足先に、今朝、ひとりで東京に行った。
それも、始発で(爆)。
連休後半に家族三人、合流する予定なのだが、
それに先立ち、主人は週末を東京で過ごし(=遊んで)、
美術展を観て、美味いものを食う、というのだった。

 転夫「ほんで、これからが本番よ」
 転妻「いよいよ、入試だもんね」
 転夫「いや、展覧会の」
 転妻「はぁ(^_^;」
 転夫「今回のは前哨戦も前哨戦。このあと、ええ絵が来るんよ」
 転妻「そーなんスか」

主人は努めて、入試の緊張感を和らげようとしているのか、
それとも、本当に展覧会のことで頭がいっぱいなのか(^_^;、
いろいろと謎が多いのだが、ともあれ、
せっかくの三連休を無駄にしたくなかったのは確かだろう。

さて、それはともかくとして、私はきょうは、
家じゅうの掃除をするつもりだ。
旅に出るなら、片付けと掃除を済ませてから出発する、
というのが、私の以前からの決まりなのだ。
私は、自分がとても偏った人間であるという自覚がある。
「衣」と「食」に関しては、人間離れのした無頓着さ加減なのだが、
「住」だけは、できるだけ直線的に片付いている状態を保ちたい、
というコダワリが強い。
今の自宅だって、家族の手前、我慢している部分があるのだが、
私が一人住まいだったら、もっとキリキリと神経質に片付けていたと思う。
家がぐしゃぐしゃ、というのは私的には「凶」の極致みたいなもので、
そんな状態で留守にしたら、掃除の神様が祟るのではないかと思うくらいだ。

「そーなん。でもねえ、多分、おかーちゃんが帰ってくる頃には、
家の中、全然だめになっとると思うよぉ(^^ゞ」
と主人は今朝、言った。
確かに、私の留守に、主人は掃除をしないどころか、
思うさま散らかして、平気でいるに違いない。
彼は自分からはゴミ捨てに行かないし、布団も万年床で気にしないし、
風呂に入ってもバスタブを磨くつもりは毛頭ないし、
本も漫画も、読んだらその場に出しっぱなしだ。
私の留守中は洗濯機は回さず、新しいパンツを買うとも言っていた。
この人は、私が掃除をして部屋を綺麗にすることは評価するが、
自分の手でそれを維持して行く気持ちは、さらさらないのだ。
でも、それはそれでいい。私の力の及ばない部分は仕方がない。
私は、きょう片付けて、テッテー的に掃除をして、
その整った印象だけを自分の中に保って、
むこう一週間の、旅行の日々を過ごすのだ(--#)。

ちなみに主人の場合、仮に私が長期に居なくても、
留守間の食事を作り置きしておくとか、食材を冷凍しておく、
などという必要は、全くない。
「食」に関しては、彼は私とは比較にならないほど意識が高い(笑)のだ。
外食も内容をよく考えてするし、必要と判断したものは自分で買って来るし、
ひととおりのものを作る能力も、彼は持っている(普段は発揮しないが)。
そのあたりの才覚については、全くなんの心配も要らないのだ。
ただ、調理や食事をしたあとの片付けは、彼はやはり、しないだろう(汗)。

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