退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『気付かないこと』三つ」について

2019-03-25 02:31:32 | Weblog
晴れ。そこそこ冷える。

墓参りに行き久方ぶりに「残念な叔母」と会う。

足はかなり弱ってきたようだが相変わらず口は達者。
今回はすでに故人となった彼女の姉の娘たちのヒドさをあれこれ。

こちらからすれば今頃気付いたのかという感じ。
「ヤクザだったはずの母親」に何の意見もしなかった娘たちの過去があるというのに。

それどころか「貸した金」はいまだに返されぬままで。
まあ「血縁」を「特別なもの」だと考えているのだから仕方がない。

「はけ口」があるだけマシだと思っていただければ幸い。
ただしそれを受け止めるには「相当な負担」があるのだけれど。

河野真太郎「戦う姫、働く少女」を読む。

「フェミニズムの在り様」をさまざまな映画を題材に語る内容。
著者の説く「理屈」はわかるが女子を「ネタ」にしすぎではと思った次第。

結局「自分の理想的な女子像」を語っているだけような。
かなり「オナニー感」が強いので微妙。

マル激を観る。

今回のゲストは弁護士の明石順平。
「アベノミクス」が失敗以外の何物でもなくさらには「粉飾決算」であることを指摘。

「経済の専門家」でない人物が説く「明快さ」がポイント。
「妥当性」を問わない専門家の「派閥議論」をいくら聞いても「真偽」は判断できず。

「名目賃金」が下がり「実質賃金」も下がる一方で「物価」だけが上がれば消費は下がる当然よ。
「リフレ派の反論」を是非聞きたいところ。

本来必要な「産業構造改革」を避けたがゆえの「停滞」は
日銀による異様な「借金の増大」を生み出し。

「物価の上昇」が「賃金の上昇」につながるという命題はまさに「逆は真ならず」。
本来は後者あってこその前者なのに。

結局は「既得権益の維持」のために「未来」が台無しにされ。
「どん底まで行くしかない」という「現実」は動かしようがない模様。

ここからわかることとは。

自分の判断基準を向上させていかないと「デマゴギー」に踊らされるだけという事実か。
「専門家」だというだけで「無条件の信頼」を寄せるわけにはいかないこと。

さて。

過去の自分は「リフレ派」に賛成だった事実を否定できず。
こうした「経験」を重ねて少しでも「賢くなる」しかないらしい。

それにしてもこれほどの「デタラメ」が通用する世の中とは。
「オレオレ詐欺」に引っかかる老人たちを笑えない。

「経済」に関してはまだまだ「修業が足りない」か(おそらくその他についても)。
もっとも「間違える経験」をしない限り賢くなれないのも確か。

「寿命」まで頑張りますとしか言いようがない。
「原発問題」でわかっていたはずのことをなぜ「経済」でわからないのか。

自らの「頭の悪さ」を思うことしきり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする