退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

’18 4連休 その3

2018-10-31 02:13:25 | Weblog
晴れ。このところ続いている。

二階の部屋に掃除機をかけてから外出。

あれこれ考えつつ結局いつものドトールへ。
カードに2000円チャージする。

ミケーレ・ザネッティ&フランチェスコ・パルメジャーニ
「精神病院のない社会を目指して バザーリア伝」を読む。

もう少し具体的な内容がクロニクル風にあるのかと思いきや。
残念ながら「語り」がうまくないので興味を満たされずに終わる。

ずいぶん前に大熊一夫「ルポ精神病棟」を読んだことを思い出していたら
あとがきの部分に登場。

いつもより早目に帰宅してまた近所のシネコンへ。
ジョン・クラシンスキー「クワイエット・プレイス」を観る。

平日ゆえ「貸切り状態」でふむふむと思っていたら
途中から若い女子がやってきて映画が始まる直前にカップルが一組。

「東宝シンデレラガール」の山崎紘菜を連日観ることにもなったのだけれど
彼女の右脇の辺りに少しお肉が挟まれているのを確認する。

女優さんなんだからもっと映像チェックをしっかりしてあげないと。

物語は案外「家族もの」でそこがむしろ微妙かも。
クリーチャーも新味はなく姿が見えない時の方が魅力的。

母親のエミリー・ブラントと娘のミリセント・シモンズがいい感じ。
ただし伏線の引き方と出産シーンの「カラクリ」が判りやす過ぎててやや興醒め。

「父親に抑圧された耳の聞こえない娘」の「解決策発見」も同様に。
ラストの「カタルシス」が「不発」に終わる次第。

帰宅後クライヴ・バーカー「ヘル・レイザー」(’87)を久方ぶりに再見。

「魔道士のキャラクター」を確認したくて。
本作は30年以上前になるのかという思いもあり。

「現在の目」からすると「性的欲望」に関する話が多すぎる印象。
「英国の『変態性』」をあらためて。

妻クレア・ヒギンズの雰囲気が時代を感じさせる。
いかにも「夫に飽き足らない妻」よ。

これは「男子による女子への勝手な妄想」のような。
「自分に都合のいい解釈」をするのは時代を問わず。

さて。

もうちょいとゴソゴソして寝る。
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’18 4連休 その2

2018-10-30 02:04:35 | Weblog
晴れ。おだやか。

母親が寒いというのであれこれ模様替えなど。

こたつ布団を出したり掃除機をかけたり。
その後シャワーを浴びて自転車で近所のシネコンへ。

アニーシュ・チャガンティ「サーチ」を観る。

インド系アメリカ人の監督の描写は「現代」を思わせてグッド。
主役の父親は「スター・トレック」にも出ていたジョン・チョウ。

妻=母親を亡くした父娘の関係の微妙さを元にした
さまざまなミスリーディングがなかなか。

物語にはちょいとキズがあるけれどそれは見逃す気分になる出来。
なるほど「コミュニケーションの現在」はこんな感じか。

その一方で怖いのはすべて「調べられること」だったり。
もっとも肝心なのはやはり「判断力」か。

あらすじその他は敢えて書かない。
「伏線の引き方」が上手であることは確か。

「外国」によって常にアメリカ映画は「豊か」に。
その「歴史」をあらためて。

映画の前後で和田昌親編著「ブラジルの流儀」を読む。

7年前の作品なので現在のブラジルがどうなのかは不明。
かの国の「紹介」だと思えばいい内容。

いわゆる「混血=ハイブリッド」が世界で一番進んでいる国なのだろう。
日本人からするとあれこれ「問題」も多そうだが慣れてしまえばというあたり。

食料自給率の大きさが案外肝心なのかも。
とりあえずその「おおらかさ」は知っておいた方がよさそう。

日系の人々が多いのも同様に。
もっと具体的に親密な関係を築くべき存在だと思われる。

かの地の女性たちはお尻にシリコンを埋め込んだりするらしい。
その「曲線美」はわが国にはないもの。

いずれ一度きりの人生。
好きに生きればいいだけのことではある。

タコ壺に生きるよりさまざまな交流を。
できれば全世界の人々がそのようにあれば。
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’18 4連休 その1

2018-10-29 02:19:52 | Weblog
晴れ。日差しはまだ強く。

「早起き」したので「デンジャラス・ビューティー2」(’05)を観る。

ラスト近くまで何ともテンポの悪い出来に驚く。
「笑い」も全く成功していず。

「カーク船長」ウィリアム・シャトナーもただの「太ったオジサン」。
ドリー・パートンは本人として登場するものの。

久方ぶりにサンドラ・ブロックの「鼻フガ笑い」など。

その後久方ぶりにNHKで将棋を観る。
谷川九段が見事な攻めで勝つのを確認。

下に降りてしばらくボーッとして図書館へ。

永田夏季「生涯未婚時代」を読む。

おそらくは「現在の若者の姿を客観的に捉えている」内容。
「結婚が当然」だったのは特定の時代の話だということがよくわかる。

むしろ「リスク」だと思うくらいが「自然」になってきた模様。
その傾向の「善悪」より「事実」を忘れずに。

引き続き佐光紀子「『家事のしすぎ』が日本を滅ぼす」を読む。

タイトルはいかにも勇ましいけれどこれは「営業用」。
その中身はほぼ「外国人の視点を元にした日本の『当然』への疑問」。

それなりに参考にすべき点があるのは確か。
ただし構成にまとまりがないのが残念。

マル激を観る。

今回は「中東とりわけサウジアラビアの事情」について。
かの国は「近代化」をする要素がないところにもってきてさらに「トップのダメさ」が。

現皇太子がなぜか「海外留学」をしていないことに注目したいところ。
「改革派」の一面だけを見ていると間違えることになると。

「イスラム圏のさまざまな対立」について勉強させてもらう。
どうやらかなりの「不安定要素」があるらしい。

深夜NHKでBSの再放送「たけし誕生」を観る。

「深見千三郎」という「師匠」が彼に与えた影響とその後について。
「いい出会いがあったのだなあ」と思うことしきり。

宮台真司流に言えばこれこそが「感染」。
こうして出来た「基準」には生涯逆らえないという「刻印」が。

もちろんそれは「才能ある弟子」だったからこそ。
そして師匠が鬱屈を抱えたまま「非業の死」を遂げたことも覚えておこう。

享年五十九。
まだまだ「現役」で活躍できる力があったにも関わらず。

「自意識の壁の厄介さ」を思うと同時に
あまりに「恥じらいに欠けた振る舞いの野蛮さ」を思うのみ。
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「不思議な人物と『老人の練習』」について

2018-10-28 08:34:14 | Weblog
『晴れ。おだやか。

「鷗外歴史文學集 第六巻」で「伊沢蘭軒」を最初から読み直す。

このところ大して飲んでいないはずなのに酒が残る。
これも「老化」か。

以前に読んだ部分を確認しつつあまり進めない。
借り直すことになりそう。

二週間ぶりに老舗バーへ。

案外盛況だったようで目の前には片付けられていないグラスがあれこれ。
手伝っていたお客さんが隣りに座り。

語り口は訥々としているけれど「マニアック」で。
かつて「バックパッカー」で「本物」を観ていたりして。

束の間楽しい時間を過ごさせていただき感謝。
「さりげない教養」にお付き合い。

実はこちらが「試されていたのかも」と思うほど。
マスターが時折強引に会話に入ってきたり。

この場所で初めて「人物」に出会った趣き。

さて。

明日から4連休なので地元のシネコンの上映作品を確認する。
今月末までは1100円で観られる模様。

ただし積極的に観たいと思う作品が少なく。
まあ適当にどうにかするつもり。』でまたまた爆睡。

珍しく早朝に目がさめる。

もう一度眠ろうと思ったがそうもいかず。
たまには起きておくかと思った次第。

「老人の練習」のつもり。
おそらくそんな感じになると思われるので。

さて。

いつもより「長い一日」になりそう。
そして「退屈しのぎ」は続く。
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「至福の時間あるいは自分を生きることが他人をしあわせにすること」について

2018-10-27 02:03:39 | Weblog
晴れ。夜になって降る。

『晴れ。上着を手に持って出かける。

山根貞男「日本映画批評集成 1990−1999」を半分以上読む。

図書館でなぜか本書の時代だけが抜けていたのを見つけて借りてきた次第。
その結果はというと。

「ああここにはきちんとした『批評』がある」とうれしい限り。
久方ぶりに「至福の時」を得たような。

著者の文章が何だか楽しくて仕方がない。
もちろん過去に観た作品(数は少ないけれど)も思い出しながら。

明日読了予定なのがもったいないと思えるほど。
「同時代との疾走ぶり」をじっくり味わうつもり。

ここでも「後進」は育っているのだろうかと思うことしきり。
今度の4連休には映画館へ行くことを決める。』

で昨日はまた寝る。

「日本映画批評集成 1990−1999」読了。
いやはや実に楽しい時間を過ごさせてもらった次第。

伊丹十三作品に対する厳しい評価が印象的。
監督自身はかなりの「サービス」をしているつもりだったろうが。

「そこに『映画』がない」という指摘にふむふむ。
常に「活劇」を求める著者ならではの評価だと納得。

新人監督たちがいわゆる「ウェルメイドな作品」を作ることに対する疑問も。
それにしても「世界を駆け回るエネルギー」の凄さよ。

1939年(昭和十四年)生まれで今年79歳。
キネマ旬報の連載も継続中だとのこと。

今後もあれこれ楽しませていただきたいと思うのみ。
その詳細については本書まで是非。

深夜「矢方美紀 26歳の乳がんダイアリー」を観る。

「病を得る」という表現があるけれど
彼女の発病後の生活はまさにその言葉を思わせる趣き。

もちろんすべてが描かれているわけではないので実際の「苦痛」は不明。
ただしそもそもわれわれは「他人のことがわからない存在」でもあり。

たとえ今のところ「健康」であったとしても
明日生きているかどうかは実は誰にもわからないのが「真実」。

人が死ぬ原因は病気だけではない。
ならばそこにある種の「覚悟」があるのかどうかがポイント。

おそらく「がん」はそうしたことを「炙り出すもの」に過ぎず。
「死ぬまで生きるだけ」というシンプルさを忘れずに。

「寿命」という言葉が実に「平等な言葉」であることを知ろう。
どんな命でも必ず「寿がれること=言葉で祝福されること」を表しているのだから。

さて。

どう生きようとあなたの自由。
「狭い自己意識」だけに囚われているのは残念なだけ。

「わかるはずもない他人を利用もしくは代弁する」のはやめて「自分を生きること」。
それが「他人をしあわせにすること」でもあるはず。
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「知財権とメダルの『罠』あるいは『いい人の無邪気な暴力』」について

2018-10-25 02:52:17 | Weblog
晴れ。やや風が吹く。

ミケーレ・ボルドリン&デヴィッド・K・レヴァイン「<反>知的独占」を読む。

「知的財産権擁護論はすべてまちがっている」というのにふむふむ。
「著作権が切れること」で「既得権者」が「従来の収入」を失わないためのものだと。

そもそも「技術革新」は「情報の共有もしくはコピー」によってもたらされる。
その上での「健全な競争」がなければ生まれるはずもなく。

さまざまに張り巡らされた「知財権の網」は
何も新しいものを生み出すことなく「その侵害による賠償」を増やすのみ。

やたらに「訴訟」が繰り返されライバルがつぶされる結果に。
歴史を振り返れば「蒸気機関のワット」や「ライト兄弟」なども。

著者らの指摘はなかなか興味深いけれどいつものことながら「長すぎる」。
まあその分適当に「飛ばし読み」で対処してはいるのだけれど。

深夜「アスリートの魂」の末續慎吾の回の再々放送を再見。

いつのまにか表舞台から姿を消し38歳になった彼が「現役」を続ける理由とは。
どうやら「わが国の『メダル信仰』」が原因のよう。

03年の世界選手権の200mで日本人初のメダルを獲り
08年の北京オリンピックの400mリレーで銀メダルを獲った彼の「絶望」を思おう。

おそらくは史上最高のスプリンターであった彼が
北京でメダルを獲った後「何も感じなかった」という事実よ。

それにひきかえ「現在」の何とも楽しそうな姿。
まるで「メダル獲得マシーン」が生命を与えられたような。

わが国における「アマチュア・スポーツの問題」があらためて浮き彫りに。
「楽しさゆえに身体を動かすこと」をあらためて。

企業であろうと部活であろうと「ブラック」なのはいけませんな。

それとは別に。

月末が4連休になることを母親に伝えると彼女曰く
「また収入が減っちゃうね、どこかにバイトでも行かないの?」と。

半分冗談なのを知りつつなぜそこにこだわるのかと。
その種の「圧力」がある部分では「家庭内の事件」を起こす原因であることも知らず。

「いい人」というのはかくも「厄介な人」であることを忘れずに。
「自分の思い通りにならないもの」をすべて「悪」にする働きがあり。

久方ぶりにちょいと「小旅行」などしようかと思っていた気持ちが萎える。
元々「腰は重い」のだから余計に。

彼女が今さら変わるわけもないので「柳に風」で対応すればいいのだが。
「相手の在り様を認めない存在の無邪気な暴力」をいちおう確認しておく。
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「歴史を振り返って学ぶことあるいは身近なそれ」について

2018-10-24 02:02:26 | Weblog
晴れ。おしめり程度の雨も。

猪木正道「軍国日本の興亡 日清戦争から日中戦争へ」を読む。

タイトル後半の「歴史のおさらい」など。
あれこれ確認した次第。

明治維新から「近代化」とともに「軍国化」したのは仕方がないものの
その後の軍部の暴走による「軍国主義化」が酷いという見立て。

「軍国主義」の裏返しである「空想的平和主義」はむしろ
「大国」になったわが国の「国際貢献」を邪魔しているというのも同様。

「羹に懲りて膾を吹く」の実例か。
かつて自衛隊が非難された過去を思い出したり。

「軍事アレルギー」はいまだに尾を引いているかも。
いずれにせよ「軍事」を知らないと「制御」も出来ないのはどうやら事実。

この点においては「専門家」を頼るしかない。
田岡俊次世代以降の後進はいるのかどうか。

その一方。

「戦争の事情」を知らない人々がやたらに居丈高になる姿も忘れずに。
日露戦争後の「日比谷焼き打ち事件」など。

第一次大戦の「戦場」から取り残されたせいで
軍備があらゆる面で相当に遅れ「かつての成功体験」だけが残ったこと。

「シベリア出兵」の「引き際の悪さ」や
「陸軍のエリート」が「幼年学校出身」でそれ以外の「見聞」に劣っていたこと。

あるいは「火事場泥棒」のような「二十一か条の要求」によってむしろ
中国における「反日」が勢いを増す結果になったのも。

覚えておきたい「過去」がぎっしり。

それとは別に。

フリージャーナリスト安田純平が3年越しに解放されたニュースが各メディアで。
わざわざ菅官房長官が夜遅くに記者会見したのはなぜなのだろう。

「イラク人質事件」の時には政府も国民もこぞって彼ら彼女らを非難したというのに。
どうやら「自己責任論」とやらの「いい加減さ」がここに。

その「いい加減さに対する自己責任」が問われることはないのだとしたら。
彼の「救出」が何事かに「利用されている」のだと思うくらいがマシ。

おそらくは「不信感を抱かれた政府」の「イメージ回復」か。
「話題」を変えて「ごまかす」のは「常套手段」だと知っておきたいもの。

「広告代理店」に勤めていなくてもその程度の「インチキ」はわかる。
少なくともその種のリテラシーは持っておこう。

「別の話題」が盛んに採り上げられると「それ以前の話題」が消える仕組み。
「カラクリ」は案外単純なのでよろしく。
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「若者より大人が問題であることあるいはなぜか評価されない才能」について

2018-10-23 03:42:48 | Weblog
晴れ。まだ暑さが残る。

鍋田恭孝「子どものまま中年化する若者たち」を読む。

副題に「根拠なき全能感とあきらめの心理」。
著者は1947年生まれの精神科医。

どうやら「幼児期」を問題だと見ているようだけれど
「家庭環境がよくない」のは「大人のせい」ではないのか。

そしてそうした大人たちもかつては「子ども」だったことを思えば。
さらにその親たちがあまり「まとも」でなかったことも偲ばれるわけで。

「若者という結果」を観察するのはいいけれど
それが「親という原因」あってこそのものだという視点も忘れずに。

ただ平均的な体力や言語能力が低下しているのはどうやら確かで。
「世がジャングルで自らはタコツボにいる」のならそれも仕方あるまい。

こちらから若者たちに言えるアドバイスはあまりない。
「それなりに楽しく暮らせる環境の確保」と「好奇心旺盛であること」くらいか。

あるいは「欲望の絞り込み」。
「最低限」さえ確保できればあとはどのようにも生きて行けるはず。

もちろんそれ以上に元気がある向きも大いに結構。
「信頼できる他人」も常にそばに置いておきたいもの。

深夜「ハワイ・ファイブ・オー シーズン2」を観る。

今回のゲストであるジェームズ・カーンが
ダニー役スコット・カーンの父親だとは迂闊にも知らず。

このドラマのオリジナルは68年から80年まで放送された模様。
すみれが出演したのはシーズン5の第三話らしい。

もう4年前のことか。
相当な実力があるはずの彼女はアメリカのドラマで頑張っているよう。

こんな活動もしているので注目したいところ。
なぜ彼女が国内でもっと評価されないのかは相変わらず不明のまま。

バラエティ系の番組に出ているせいか。
繰り返すが「才能」はきちんと評価しないとどうにも。
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「夕べの酒の影響と『生活の基本』あるいはユーミンの魅力」について

2018-10-22 01:21:31 | Weblog
快晴。日本晴れ。

夕べの酒が残ってグダグダ。

久方ぶりに「内臓のアルコール洗浄」をした結果。
口にしたのはたしかサーモン一枚のみ。

いつもの時間に起きはしたもののその後また寝る。
母親に促されて図書館へ。

上野千鶴子・大熊由紀子・会田薫子・樋口恵子・井上治代「老い方上手」を読む。

結局のところあれこれ煩いことは言わずに
「人脈」を作って愉しく暮らせということに尽きるのか。

「答え」は常にシンプル。

マル激を観る。

今回は「『ハーフ』に関する幻想」について。

メディア上に出てくる「ハーフ」は「美形で語学力もある」のが基本。
ところが現実には「そうでない人々」の方が多いという事実について。

かつては「混血児もしくは合いの子」として「差別」が刻印されていた一方
80年代以降になぜか「素敵な人々」ということになり。

いまだに「西洋コンプレックス」が維持されているとの解説もあるが
メディアが「選ばれた人々が登場する舞台」であることを忘れずに。

日本人女性は外国人男性にモテるのになぜ日本人男性はモテないのか。
彼女たちは「結婚前には演技をするから」というのに笑う。

「背の高さ」が案外原因かもというのにふむふむ。
とはいえマンガの世界では「the・かぼちゃワイン」という作品もあった。

もっとも主人公「エル」はいかにもな「大和撫子」だったか。
「お付き合いの始まり」は「幻想」からでしかないのも確かで。

「関ジャム 完全燃SHOW」でユーミン特集を観る。

個人的には「70年代の曲」にしかほぼ興味はない。
プロコル・ハルム「青い影」の影響を言うなら「翳りゆく部屋」をもっとという感じ。

番組内ではバックにかかっていただけだもの。
寺岡呼人が言うように「説明するには時間が足りない」。

「新たなコード進行と映画的な歌詞」に加えて「UKロックの豊かさ」。
酒井順子「ユーミンの罪」の内容も知っておきたいところ。

返事はいらない」がないのはどうにも。
音楽の複雑な楽しさを是非。
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「同窓会のあれこれあるいはもうどうにもならないくらいの『現実』」について

2018-10-21 01:12:08 | Weblog
晴れ。適当に時間をつぶして。

同窓会でほぼ食べずに飲む。

わかる人とそうでない人の違いにふむふむ。
なるほど男子は一様に老けている。

女子に関しては確認できる範囲でどうにか。
かつて所属していたバスケ部が案外来ていることが意外。

先生たちの「その後」に納得。
そうかもう82歳なのかといった趣き。

自分の年が相当なのだから当然のこと。
フラフラになって帰宅。

堤未果「(株)貧困大国アメリカ」を読む。

すでに「国家」は「多国籍企業」の支配下に。
こうなると「不買運動」くらいしか「抵抗手段」はなさそう。

あらゆる「インチキ」にどう対抗するのか。
詳細は「金の流れ」を追うことによって明確に。

謎なのは「金持ちがさらに稼ぎたい気持ち」。
「足るを知ること」がかくも難しい「現実」よ。

佐藤優「勉強法」を丸善で買って読む。

著者のレベルがわかりやすい内容。
「知らないと何もわからないこと」がいっぱい。

具体的な「処方箋」があるので安心する。
ただしそれを「現実」にする人々がどれくらいいるのだろう。

今日出会ったかつての同級生たちは
どうやら「限られた世界」のあれこれについて述べるのみ。

正直全く刺激なし。
とりわけ男子のそれは特に。

ショボい。
ほぼその場を動かずに飲んだ次第。

この場に来ない人々のことを思う。
「特定の場所」ができることはそこに来られない人々を思わせる。
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