退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「今宵も老舗バーが休みであることとその裏側あるいは『重い過去』ふたつの違い」について

2019-03-10 02:47:30 | Weblog
晴れ。仕事場で冷房をかけるほど。

今宵も老舗バーへ電話。

留守電の内容は相当前から変わっていないのでどうやら「入院」くらいのことかも。
たしかに「予兆」はあったけれど。

十数年勤めた若者に去られたのがポイントか。
初めて店に行った時が彼の「最後の仕事」の一回前だったはず。

敢えて詳細は確認せず。

本切れで古本屋で千住淳「社会脳とは何か」を買って読む。

いかにも丁寧な書き方がむしろ「魅力」を失わせている趣き。
何も知らない「他人」が何事かを感じるためにはやはり「刺激」が必要か。

著者の記述は親切でわかりやすいのだけれど。
この「矛盾」はいかにも微妙。

ゲイリー・マッケンドリー「キラー・エリート」(’11)を観る。

オリジナルを残念ながら観ていないので比較は出来ず。
今回はジェイソン・ステイサム、オーウェン・クライブ、ロバート・デ・ニーロ。

「暗殺者」としての過去がどこまでも追いかけてくる。
彼女と幸せに暮らしたいだけなのに。

「ハッピーエンド」ですかという内容。
「ハリウッド」なら仕方がないのだろう。

深夜「広瀬アリスが見つめた18歳の旅立ち」を観る。

中学時代に半年ほど「いじめ」に遭った女優の経験と震災の哀しみを重ねて。
母と弟と祖父母を亡くした経験がもたらす「表情の変化」よ。

父への負担を軽くすると同時に
自分が自分として生きて行くことを行動に移して。

人を否応なく別次元へ連れて行ってしまう「災害」。
「無常観」が生まれてくる「土壌」をあらためて。

このあたりを「基本」とすると人はもっとやさしくなれるのかどうか。
とりあえずこの種の「事実」は知っておいた方がいいことだけは確か。

「途方もない現実」を抱えきれない中
それでも「新たな現実」を切り開こうとする人々のことを忘れずに。
コメント
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