退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「集中力を欠いた読書の結果と『win・winな関係』」について

2019-03-05 01:58:00 | Weblog
雨のちくもり。寒さはなく。

大場信義「ホタルの不思議」を読む。

おそらく著者自身は「センス・オブ・ワンダー」の持ち主のはずだけれど
本書からはあまりその香りが感じられないのが残念。

ときどき顔を出す著名人の名前と
夫婦関係の描き方にむしろほんのりとしたユーモアがあってそちらが気になる次第。

とりわけ中盤以降はあまりに「短く区切りすぎ」な感じが濃厚。
「ホタルの再生」にも関わっていてせっかくいいことをしているのに。

とはいえそのような感想を抱くに至ったのは
ドトールにいたよく通る声の若い女子のせいかも。

彼女は「典型的な八方美人」らしく
本人曰く「どれが本当の自分かわからない」ほど。

小学校以来「3人」になると両者の間にはさまれて右往左往。
「必ずふたりの仲が悪くなるんですよね」と。

その一方で「本当に仲のいい友だちの前」では無言になりがちだと。

「他人の前でいい顔したいだけだろう」と思わず胸の内でつぶやき。
彼女の話し相手はそれを聞かされて一緒に笑っているのだから無邪気なもの。

自分にあれこれさんざん喋っているのだから
「本当に仲のいい友だち」ではないと言われているのに等しいにもかかわらず。

否応なく聞こえてくるのでついつい反応してしまい。
そのせいでいささか読書への集中力を欠いたやもしれず。

それとは別に。

仕事終わりに先日「最後の仕事」を終えた「若い昭和女子」からラインがくる。
どうやら「女子会」で盛り上がっている模様。

「宝塚女子vsコスプレ女子(いずれも現在の同僚)」が写真付きで送られてきて
「勝ったのはどちらでしょう」などと。

返事を打つのが遅いので会話はいささか噛み合わず(向こうが早いんだもの)。
2週間ほど後の「飲み会」が楽しみだということで締めくくられる。

「下らないお話しに付き合ってくれてありがとうございました」と丁寧な言葉など。
まあ正しくは「下らないお話し」ではなく「下らない話」なのだが。

実を言えばこちらこそ「ネタをくれてありがとう」といった趣き。
互いに「助かった」ということでめでたしめでたしか。
コメント
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