退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

中庸

2007-06-29 00:22:57 | Weblog
晴れ。暑い。

斎藤美奈子「物は言いよう」を読む。

「FC(フェミ・コード)」という
「言動がセクハラや性差別にならないかどうか検討するための基準」を
具体的な例を挙げながら考える、という内容。

「付録 『ご主人と奥さま』問題」がやや煩雑に感じられるものの
それ以外は「公の場でのマナー」としてうなずける。

著者はまた一方で、
「ジェンダーフリー教育」に代表される人権系の教育の弊害を
「学者さん」と「お役人」の「上からの押し付け」だと見ている。

まあ何事もほどほどに。

「転校生」みたいに偶然でなくっても
時には異なる性になってみるのもまた楽しからずや。
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「母」のきまぐれ

2007-06-28 00:04:24 | Weblog
晴れ。気温が30度を超え始める。

林芙美子「放浪記」読了。
途中から作者の生命力にだんだんうんざりし始める。

フランク・キャプラ「群衆」を観る。

一度はクビになった女性記者がデッチ上げた存在「ジョン・ドー」が
ジョンという放浪者による「実物」となって全米に影響力を持ち始める。

それを政治利用しようとした黒幕に気付いて反対する彼は
逆に黒幕の権力によって「退場」させられるのだが、という話。

架空の存在を作り上げ「肉体」まで与えた女性記者を「母」だとすると
「ジョン・ドー」は文字通り「思い通りになる息子」。

「社会に抗議してイブに市庁舎から飛び降りる」という過酷な運命を
与えたはずの「母」は最後に狂わんばかりになって「息子」を救う。

このハッピーエンドは、どこか不幸の匂いがするのだが如何。
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暖簾に腕押し

2007-06-27 01:03:21 | Weblog
くもりときどき雨。

野暮を承知で人に意見して
帰りが遅くなる。

「伝わる人には電光石火」と書いていたのは
山本夏彦だったか。

自分で理解したくないことは理解できない。
論理構成の問題ではないのだ。

己を知ることはむずかしいとするなら
文字通り「他山の石」とするよりない。
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昔も今も

2007-06-26 00:22:21 | Weblog
曇りときどき雨。

林芙美子「放浪記」を途中まで読む。

貧しさに苦しみながらも時に自分をわらいつつ
「コンチクショー!」と生きる姿がなかなか。

泣くのがストレス解消になるのがよくわかる。
中村うさぎに似ていなくもない感じ。

「木賃宿」を除けば
現代女性とほとんど変わらない感覚に思えるし
これはマンガにしても面白いのではないか。

ちなみに彼女は明治三十六年(1903年)生まれで
昭和二十六年(1951年)に死んでいる。
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逆効果

2007-06-25 00:03:12 | Weblog
一日中雨。ようやく梅雨らしくなる。

テレビで「ダイ・ハード」を観る。
公開からもう19年になるのに驚く。

ブルース・ウィリスが堂々と「ブルース・ウィルス」と
書かれているのに失笑(登場シーンでは「ウィリス」)。

やはりアル・パウエル巡査のレジナルド・ベルジョンソンがいい。
サイド・ストーリーがよく考えられていることにあらためて感心。

今回観直して気付いたのは
FBIのエージェントがふたりとも「ジョンソン」で

いかにもごついロバート・ダヴィがヘリに乗って
「ヴェトナムを思い出す」と喜んでいること。

撮影監督が「スピード」のヤン・デ・ボンなこと。
金庫が開いた時に「ワルキューレ」が流れること。

もちろんテレビ放映は「ダイ・ハード4.0」公開のためだが
ますます観る気がなくなる意外な効果あり。
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いろはカルタな夜

2007-06-24 00:47:22 | Weblog
晴れ。蒸し暑し。

「ライアー・ゲーム最終回スペシャル」を観終わって
近所の99ショップに買い物に行ったら

店員の落としたビールでジーンズが濡れ
レジではビールを入れた袋を放置された。

店員は「カエルの面に小便」で
こっちは「泣きっ面にハチ」。

この後に何が来るか楽しみのような
そうでないような夜。
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戦陣訓

2007-06-23 01:00:49 | Weblog
雨。夜になって上がる。

 恥を知る者は強し
 常に郷党家門の面目を思ひ
 愈々奮励してその期待に答ふべし
 生きて虜囚の辱を受けず
 死して罪過の汚名を残すこと勿れ

以上が「戦陣訓」の「本訓 其の二」、「第八 名を惜しむ」の全文。

最後の2行が「降伏拒否」を表わしていると受け止められ
「敵軍に降伏するより死を選ぶ」という玉砕につながったのだろう。

「郷党家門の面目を思い、捕虜となって恥を晒したり、
捕虜として相手に協力してあとでその罪を問われるようなことが無いように
覚悟している者は強い。だから強くあるためにはそのような覚悟をしておけ」

以上が本当の意味らしいが
たとえばここで映画「大脱走」を思い出そう。

彼らは「捕虜であること」を恥じていたが
「玉砕」はせず「脱走」することを目指した。

結果の如何を問わず
「玉砕しかなかった」のではないことを覚えておきたい。

そしてそれしかないと思わせたものについて
現代のわれわれは注意しなければならない。
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地蔵な、ある意味地蔵な

2007-06-22 00:13:25 | Weblog
晴れ。暑し。

久方ぶりに本屋に寄るものの
ついつい図書館でいいと思い何も買わず。

他人のことがよくわかるように
目は人間の頭部についている。

たまに自分を見てみると
あれやこれや情けないこと夥しい。

本気で自分を「棚下ろし」したら
ものが言えなくなるので

ごまかしごまかしの「棚上げ」だけれど
誰も拝まなくていいしお供えもお経もいらないのが
せめてマシなところだと微苦笑。
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不勉強

2007-06-21 00:56:27 | Weblog
晴れ。ふたたび真夏並みの暑さ。

成瀬巳喜男「放浪記」を観る。

貧乏な文学少女が
男を見る目がないためにさらなる苦境に陥りながらも
才能とちょっとした「細工」によって世に認められる。

ただし金は手に入れたが今度はヒマがない。
「花の命はみじかくて 苦しきことのみ多かりき」というお話。

舞台ではこの作品の前年の昭和36年(1961)から現在に至るまで
森光子が主人公を演じ続けている。

原作も未読なので
「浮雲」も含めて読んでみる必要がありそう。

女性について知るのもなかなかめんどくさい。
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たまには「現在」にからんで

2007-06-19 23:41:07 | Weblog
晴れ。

マンガ喫茶で文春・現代・ポストを2週分ずつ読む。
現代が文春をハナの差でリード、ポストがかなり落ちる感じ。

ドラマにもなった「クロサギ」を流し読む。
主人公が私怨から仕事を始めるのは
フジテレビのドラマ「ライアー・ゲーム」と同じ。

「ライアー・ゲーム」はかなりネタが尽きてきた感じで(原作は未読)
福本伸行「賭博黙示録カイジ」ほどの迫力なし。

人形も映画「SAW」のパクリだし
もう少し真剣にアイデアを出してもらいたいところ。

そういえば先日「時効警察」も終わった。
考えるのはタダなはずなので
もっと手間をかけたものを作らないのか、と思うのだが。
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