退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

’18 GW1

2018-04-30 02:00:35 | Weblog
晴れ。おだやか。

久方ぶりに買い物などする。

上の妹の旦那はこちらの選択の速さに驚いていた模様。
ひと通り見渡せばわかるじゃんというのが「個人的な常識」。

その後図書館へ行ってドトールで一冊読みうなぎ屋へ。

これまた久方ぶりに「ひつまぶし」など。
不味くはないが異様に旨いわけでもなく。

それでもこちらの一行が店を出る時には「2時間待ち」とか。
県外からの車のナンバーも結構あり。

「うなぎ=問答無用に旨い」という公式でも出来たのだろうか。
人々の「情熱の行方」がいささか不明なまま。

もっとも「やがて食べられなくなるかも」という不安については納得。
「養殖」といっても肝心のシラスウナギが圧倒的に不漁だもの。

上の妹の頭の中には「エネルギー源」としてインプットされているらしく。
そもそも「味がわかるのかどうか」があいまいだったりするのに。

戸田山和久「恐怖の哲学 ホラーで人間を読む」を読む。

「科学哲学の冒険」が面白かった著者の作品ということで。
今回は「とっつきやすいネタ=ホラー映画」を元に「くだけた感じ」で。

ただし長すぎる。
「まとめのページ」でおおよそはわかるはず。

「安全な『恐怖』」はむしろ「快感」であることをあらためて。
「情動」が「ある種の『理性』」であることも同様に。

「ごっこ=プレイ」というのが案外重要かも。
人はかくも「遊びたい存在」だということでよろしく。

マル激を観る。

今回は「便利さに伴うデータ利用」について。
「啓蒙」は無理でそもそも「人は安きに流れるもの」であることを再確認する。

「理性」などというものが大げさに語られるのは「貴重=希少」だから。
いわゆる「コロンブスの卵」だと思えばよさそう。

「商売」が「いかに中毒させるか」を基本に行われるのは過去も同じ。
ならば「便利さ」をもたらす「データ集積」に対抗できるはずもなく。

「技術革新」がどうやら「われわれの本性」を露わにしたような。
いずれ「中毒」するなら「好ましいもの」を。

個人的には「読書とアルコールとニコチン」は欠かせず。
それも「趣味」だと思っているだけ。

さて。

「情報によって他人を解析できる技術」があるのは事実。
それを「商売」に使うだけではもったいない。

「有効利用」ができれば幸い。
何が「幸せ」なのかをあらためて考えたいもの。
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「林業の困難と成長しないことあるいは外国語コンプレックスと『上を向いて歩こう』ということ」について

2018-04-29 01:53:57 | Weblog
晴れ。外は暑いが喫茶店はエアコンで冷える。

速水亨「日本林業を立て直す 速水林業の挑戦」を読む。

「針葉樹より広葉樹を植えた方がいい」というのはそうでもないらしい。
ただそれ以外は「林業で暮らす難しさ」をむしろ感じた次第。

「どこにも着地点のない」中でそれでも「森が好き」でないと。
数百年先を思ってあれこれする「時間感覚」は素敵だけれど。

昔ほんの思い付きで「林業をやってみようか」と思ったことはあるが
ここまで複雑なことになっているとは。

安易にやらなくてよかったと思うことしきり。
実際は「爺さんたちが支配しているような雰囲気」を嫌っただけだったり。

もっともそれは「いい加減な態度」で参加させないためにはむしろよかったのかも。
ヨーロッパと違ってわが国の人々には「森は怖い場所」だというのにふむふむ。

ごく普通に「林業で暮らせること」を普通にしたいもの。
何より現在のわが国には山や森が多いのだから。

敢えて若者たちにはチャレンジしていただきたい分野ではある。
「煤けた人々」より「豊かな森」と付き合おうというのはいかが。

さて。

今年もGWが始まる。
結局「旅立つ」予定もないままに。

まあ「いつも通りの生活」をすることになりそう。
曰く飲んで読んで観てといった趣き。

学生時代から何も変わっていないのだからいやはや。
「成長しないこと」夥しい限り。

深夜NHK「名曲アルバム」でのこと。

サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」が「チゴイナーワイゼン」と表記されるのを見る。
「現代のドイツ語」の発音ではそちらの方が近いのだとして。

この種の「妙な原語主義」は腹立たしいのみ。
かつて「流通した読み方」を共有すればこその「つながり」を断ち切るものではないのか。

どうでもいい「外国語コンプレックス」のせいか。
「早期英語教育」とやらのアホくささに似て。

それにしても。

各分野での圧倒的な劣化を思うにつけ
「土壌改善」のための方策を見つけたいものではある。

この困難さは林業のそれに同じく。
子どもたちが安心して楽しく暮らせる環境をどうにか確保したいのみ。

ついつい下を向きがちになるので「上を向いて歩こう」。
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「あらためての『世界の複雑さ』あるいは『土壌の貧しさ』とそれを強いる『原因』が重要であること」について

2018-04-28 02:28:03 | Weblog
くもり。おだやか。

「完訳ファーブル昆虫記 8」読了。

繰り返すがついつい読み進めてしまう内容。
「虫たちの世界」を知ると「人間の世界」もわかりやすくなるかも。

「本能の凄さ」とそれゆえのあまりの「愚鈍さ」が同時にあること。
「世界の複雑さ」をあらためて。

「本能」が壊れないと「知恵」は生まれないらしい。
「環境の苛酷さ」が「本能」を壊したのかどうかは不明だけれど。

さて。

「文字」は「本当のこと」を記録するために生まれたはず。
その一方でそこに「込められた意味」についてはさまざまな解釈が可能になり。

「バッカだなあ」「アホちゃうか」。
これらを文字通りに受け取らないコミュニケーションのかたちがあり。

もっともその「プラットフォーム」を共有しないことには成立せず。
ただ単に「否定された」と思う受け手もなくはなく。

それ以前に気になることについて。

至近距離で会話していながら「相手の話を聞いてない」人々が増えたような。
要は「キャッチボール」が出来にくくなっている模様。

「脳内ひきこもり」がなぜかくも増えたのか。
「幼児期のコミュニケーションの歴史」がそうさせているのかもなどと。

詳細は不明なのでそれぞれに「解説」をよろしく。
どういった「理論」が説得力を持つのだろう。

「相手を受け止められない」のは「余裕」がないからだとすると
「あまりに苛酷な環境」のなせる業だということにもなり。

そうした「環境」を生み出した「原因」を探り
「土壌改善」から始める必要がありそうな。

あくまで比喩にすぎないけれど「貧しい土壌」から「いいもの」は生まれない。
「安楽な生活」を確保することがその「基本」だと思われるのだが如何。
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「好ましい観察と音楽」について

2018-04-27 02:10:28 | Weblog
『晴れ。おだやか。

「完訳 ファーブル昆虫記 8」を途中まで読む。

やっぱり山田吉彦(きだみのる)と林達夫の日本語は素敵。
ついつい引き込まれてあれよあれよといった趣き。

相変わらずのファーブルの観察の徹底ぶりもあらためて。
「物語」を排除する姿が素晴らしい。

明日読了予定だがどうなるかは不明。

深夜「the covers」の再放送を観る。

クレイジー・ケンバンドの横山剣に倣えば「いーねっ」。
「先人たちが創った音楽」をリスペクトするアーティストたちの楽しげな様子よ。

「勝手にしやがれ」「接吻」「愛燦燦」「さよならの向こう側」「バンバンバン」「浅草キッド」
「東京砂漠」「ガラスの林檎」「スローなブギにしてくれ」「ファイト」「夏の扉」など。

この番組はDVDにして発売すべきだと思うほど。
自分も含めたオッサンたちには絶対ウケるはず。

このところご無沙汰しているカラオケの選曲とも重なり。
まだファルセットでいけるのかどうかを確認したい気持ちもあり。

北大路欣也の歌声を紹介してくれたのもいい感じ。

いずれにせよ「音楽が好き」という気持ちに溢れた内容であることは確か。
惜しむらくは地上波でないところ。

もったいないと言うかもっと大勢の人に知ってもらわないと。
NHKの「英断」に期待したいと思うのみ。』でまた寝る。
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「かつての少年のライフログあるいは好ましい顔とキャラクターもしくは『メンバー』という呼称の不自然さ」について

2018-04-26 03:13:36 | Weblog
晴れ。終日風強し。

スティーヴン・スピルバーグ「ready player one」を観る。

時間の都合でまた字幕でなく吹替版に。
もっとチェックをしっかりしないといけない。

舞台となる2045年は昨日書いた通り「特異点」の年。
冒頭にヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」がかかる。

それ以外の音楽も懐かしいものが多く。
プリンス、ティアーズ・フォー・フィアーズ、テンプテイションズ、

アース・ウィンド&ファイヤー、ブロンディ、ビージーズ、
ニュー・オーダー、ブルース・スプリングスティーン、ホール&オーツなど。

物語の基本は「宝探し」で「王道」。
メカゴジラやガンダムと映画はそこそこわかるもののゲームの詳細は不明。

カーチェイスありロボットあり。
さまざまな映画その他のキャラクターも登場。

スピルバーグの「オタクぶり」が満載と言えばいいのか。
「ライフログ=生活のすべての記録」が謎を解くためのヒントに。

好きだという気持ちを行動に移せなかった「少年が創ったゲームの世界」よ。
ラストに「現実の生活の楽しさ」が強調されるのが監督の年齢を感じさせる出来。

それにしてもキューブリックの「シャイニング」(’80)をあそこまで再現する不思議。
まあ詳細はそれぞれに任せることにして。

主人公が尊敬するゲーム・エディターが「親友を失ったこと」も忘れずに。
彼のアバターは若くして亡くなったエドワード・ファーロングに似ているような。

深夜「アスリートの魂」で卓球選手伊藤美誠の回を観る。

何と言っても彼女の顔が好き。
基本はスケートの浅田真央同様に「豆」な感じだけれど。

味わい深いというか何というか。
見ているだけで幸せになれる顔。

それも含めてのキャラクターも素敵で。

テニスの大坂なおみとともに「今を生きる」といった趣き。
ふたりの対談などあったら面白そうなのだけれど。

例えば。

「美人」というには微妙な人々が評価を受けている現在。
彼女たちの「個性」がむしろ輝きを増すように思うのだが如何。

スポーツ界ではかくも女性が活躍しているというのにそれ以外ではどうにも。

それとは別に。

TOKIOの山口達也が女子高生に「わいせつ行為」をしたニュースで。
久方ぶりに目にしたのが「メンバー」という言葉。

ジャニーズが何かすると「メンバー」というのがいつのまにか「定石」に。
「示談」しようが「容疑者」という「公平な扱い」ができないのはなぜ。

この種の「バカげた慣習」はやめないと。
そしてTVで観ている印象とは「異なる現実」があることをあらためて。

彼ほどでなくとも人は常に「演技」をしている。
そのことが「常識」にならないようでは悪い意味で「お子様の世界」。
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「未来への可能性と疑問あるいはいまだに『昭和であること』」について

2018-04-25 02:30:52 | Weblog
雨。一時止むものの深夜風雨ともに激しく。

NHKスペシャル制作班編著「NEXT WORLD 未来を生きるためのハンドブック」を読む。

序文に科学書ではお馴染みのミチオ・カク。
「シンギュラリティ=特異点」が2045年にやってくるというレイ・カーツワイルも。

「命と身体」「生活とフロンティア」「人工知能と未来予測」の3章。
ナノマシンや火星探査、犯罪予測プログラムなどについて。

敢えて危険性や疑問はなし。
未来への可能性のみを採り上げている。

従来では対応できなかった病気や障害を持つ人々にとっては「福音」もあり。
その部分はどんどんやっていただきたいと思うものの。

「VR=仮想現実で『現実』を無視できるようになること」や
「不老不死」を目指す医学の「進歩」にはかなり疑問もある。

個人的に一番望むことは
地球上の誰もが「普通の生活」を確保できることだったり。

「経世済民」のために人工知能を有効に使えないものかと思うことしきり。
この種の「最新科学の紹介」にはなぜかそうしたものが見られないから。

「生活への不安」がなくなった時にわれわれがどうなるのか。
むしろそちらの方に興味があるのだけれど。

もっとも福祉の充実した北欧で犯罪がなくならないことや(犯罪率は案外高い)
「豊かな年金生活」をしている老人たちを見れば大体の予想はつくのか。

何のとこはない結局は「われわれの賢さ」が問題なようで。
どこかで「焼け野原」を「始まり」だとするくらいの「倫理」が必要なのかも。

「自分の思い通りになるのがすべて」というのは圧倒的に「貧しい」。
「見たいものだけ見がちな性質」をあらためて心に留めておきたいところ。

その一方で。

TVの巷では「セクハラ報道」一色といった趣き。
退職金の話まで出てきて下世話なこと極まりない。

こんな時にだけ「税金の使い道」を問題にするとは。
普段からもっと気にしろよ。

「セクハラ」があっても「我慢するしかない現状」を抱える女子と
それを良しとして「従来通り」を続けようとする男子の「対立」か。

大して経験もない若い女性記者に政治家を取材させるマスメディアの「愚」も。
敢えて「素人」を近付けることで「思わぬ情報」を得たいというのはほぼ「女衒」。

政治家との健全な「緊張関係」も持てないまま「若い女子」を利用しているだけとは。
麻生ごときに「言い負かされる」男性記者には嗤うのみ。

いずれ「オヤジ転がし」をするつもりならそれなりの「技術」を持った人材を使わないと。
水商売の方々に「お知恵」を拝借しないとどうにも。

平成も30年になるというのにまだ昭和かよというのが正直な感想。
「世代交代」が進まないこと夥しい限り。

「大規模な焼き畑農業」が必要だと思われるほどで何ともはや。
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「各地でのさまざまな『劣化』が問題であることあるいは『単純な白黒』の有害さ」について。

2018-04-24 02:46:19 | Weblog
『晴れ。暑さはそこそこ。』でまた寝る。

そもそもうつ伏せでPCをいじっているので
ちょいと横になりたくなるのが「信号」だとはわかりつつ。

「安倍晋三が<日本>を壊す 山口二郎対談集」を読む。

相手は内田樹、柳澤協二、水野和夫、山岡淳一郎、鈴木哲夫、外岡秀俊、佐藤優。
2年前に出た本なのでよろしく。

「政治家の姿は国民の鏡」だと言う佐藤優にふむふむ。
つまるところあらゆる分野での「劣化」を止めようがない模様。

ならばやはり「未来」を見据えないとどうにも。
ここでも「教育の重要性」が浮かび上がるものの現状は「悲惨」のひと言に尽き。

もっとも「ジジイの判断」であることの「フィルター」は自覚しておかないと。
「自分の人生の黄昏」を「世界の黄昏」にしてはならず。

井上義朗「二つの『競争』」を読む。

「現実への追随」が目立つ「経済学」において実は「思想」が問題なのだと。
アダム・スミスの「読み解き」に納得する。

ブレーキを含む「コンペティション」と限りない「エミュレーション」。
とはいえいずれも「競争の一面」を捉えた言葉であることを忘れずに。

敢えて作った「モデル」に対して「現実とは違う」と言ってみても始まらず。
「不毛な議論のすれ違い」には注意しておきたいところ。

「絶えず利潤を求めるシステム」についての異議の基本はやはり「抑制」。
ソクラテスの「無知の知」が「身の程を知れ」に近いことも知っておこう。

「正解のない世界」で「宙ぶらりんであり続けることの重要さ」をあらためて。
もちろん「世界の複雑さ」を本気で思えば「白黒つけること」など出来ず。

そうした「怠惰」は「自らの脳の単純さ」に支えられて。
いずれ「試行錯誤」するしかないのは明らかなはず。

何度でも繰り返せばいたずらな「友敵関係」はいい加減にしないと。
どちらの考えもやがては「みんなのためになる」ものでないと。

いかん。

また寝そうになってきたので寝る。
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「傘寿とのお付き合いとわかりやすい『悪役』を探ることあるいは大切な『基本姿勢』」について

2018-04-22 02:00:31 | Weblog
快晴。暑い。

今宵も老舗バー。

マスターが看板をしまって蜷川演出の歌舞伎「十二夜」を観始めたところ。
野郎ばかりの団体客がやってくる。

店としてはありがたい展開。
しばしひとりで飲んだ後いつものように小説や映画の話などする。

なぜか帰りがけにマスターの話は盛り上がり。
その隙をついて帰宅。

百田尚樹「鋼のメンタル」を古本屋で100円で買って読む。

「炎上・暴言の名人」をちょいと探ってみたくて。
本書を読んだ限りでは「案外いいオジサン」。

ただし「反省しない」というのが問題か。
それと口調のキツさが必要以上に「悪役感」を醸し出している模様。

内容そのものはごく普通。
「打たれ続けていれば強くなる」のだと。

あるいは「言いたいことを言わずに人生を終わっていいのか」と。
「他人ばかり気にしている」その姿こそが相手にそのまま伝わっていることなど。

著者の姿勢と「リベラルの硬直性」には共通点がありそうな。
いずれも残念なのは「思い込みが激しいこと」。

そしてそれを可能にする「環境」を共有していること。
いたずらに「敵」を作って「仲間」を集め「戦う」のは不毛のような。

要は「どっちもどっち」。

「自分の立場」を決して動かそうとしないならそもそも「議論」など不可能。
繰り返すが「敵ながら天晴れ」と思える「感覚」を持ちたいところ。

「従来の自分」が思いがけず「揺さぶられること」。
おそらく「議論の意味」はそのあたりにしかないと思われるのだが。

「意見の違い」を超えて「相手を認めること」が出来る「器」を是非。
同時に「ウンコはウンコである」という「ルールの徹底」を。

「ダメなものの否定」に勤しむより
「素敵なものの称揚」にもっと力を注ぎたいもの。

「タマネギの皮むき」には終わりがなく最後には「空虚」が残るのみ。
「肯定することの力」についてあらためて。

もっとも「他人の悪口」は大いに結構。
「ガス抜き」が「芸」の域にまで達すればさらに結構。

ここでも「笑いの大切さ」が浮き彫りになる次第。
「生きてるだけで丸儲け」なのは「圧倒的に正しい」から。
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「老婆心と老爺からの電話あるいはこのところの低調ぶりとリスの愛嬌」について

2018-04-21 02:17:41 | Weblog
快晴。夏日。

堀越正美「スーパーサイエンスハイスクール講義」を読む。

著者の配慮は重々感じられるものの
果たして現在の高校生たちは応えられるのかどうか。

9年前に出たものゆえ今ではさらに状況が変わっているかも。
「科学書」に「すれっからし」の身としては伝わることを祈るのみ。

仕事帰りに老舗バーのマスターから電話がかかってくる。

以前に貸したヴィデオを返してほしいというお話で
こちらも図書館の本を店に忘れたので好都合。

DVDも含めとりあえず借りていたものを全部返すつもり。
ただしマスターの言っていた本については探しても見つからず借りてない模様。

一度きちんとしておくのがよさそう。
せっかく貸してくれたものを全部観るには「生来の怠惰」が邪魔をして。

明日の仕事場の研修がなくなったのもいいタイミングだということで。
このところどうにも「低調」なので「メリハリをつける」ためにも。

ときどきやってくる「更年期」のせい。
「素敵なもの」に触れていないとついついこうなることはわかっているのに。

「病気」とは付き合っていくよりなく。
ぼちぼち「ペースを取り戻す」つもり。

さて。

深夜TVでリスが頬をふくらませて木の実を食べる様子を観る。

何とも素早くリズミカルな口の動きがキュート。
身体の動きが「コマ送り」のように見えるのは移動が速すぎるからか。

などとこちらは自分勝手に思っているけれど
彼ら彼女らはただひたすら「生きている」だけだったり。

「愛嬌」を我がものにするためにも参考にしておこう。
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「確かな目と簡単にはホメないこと」について

2018-04-20 02:11:03 | Weblog
『快晴。スーツの背中が焼ける日差し。

伊藤洋司「映画時評集成 2004-2016」を読む。

「蓮實門下生」としては見事に「伝統」を受け継いでいる印象。
その上で「師匠」を超える評論がないことの問題も指摘していて。

「時評」としてはあまりインパクトがないのがいささか残念。
筆者が採り上げている映画をほぼ観ていないことに気付く(「ベスト300」は別にして)。

個々の作品に関する評論を読んでみたい。

むしろ著者に「時評」を任せるのがいいのかどうかという疑問など。
本書が2作目だというのも同様に。

青山真治とともにとにかく映画をよく観ている。
なるほど「映画に愛されている」のだと「映画の愛人」としては思うことしきり。

「確かな目」をもっと生かしていただきたいもの。
出来れば「授業」も受けてみたい。

それとは別に。

昔から相手をホメるのが下手。
「自分が本気でスゴい」と思ったものしかホメないから。

それ以外のものについては「ウンコ並みの扱い」をしてしまい。
「ホメたつもりがそう受け取られないこと」もしばしば。

巷では「ホメられたい人々」が増えているので「時代」とは「逆行」しているかたち。
ちょいと叱られたくらいで「やる気」がなくなるならそもそも「やる気がなかった」と思うだけ。

自らが「のうのうと生きていること」が実は「他人を蹴落としていること」。
その種の「センス」がない人々はやたらに「傷付く」のが上手で。

一見「弱者」である者たちがいとも簡単に「強者」になる事実もあり。
「数の多少」で判断されるものについては「留保」したい気持ちが強く。

「お客様は神様です」という扱いがポイント。
クレーマーに毅然とした態度で向かい合えない情けなさよ。

「他人に阿る」だけの「商売」はやがて「時代」とともに消えるのみ。
それは「歴史」を振り返ればわかることだったり。

「言いたいこと」も言わないまま「ちまちま」や「グズグズ」に付き合う気は毛頭ない。
「自分の貧しさ」を「合理化」することなかれ。』でまた寝る。
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