退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

反動的な「昭和」について

2010-05-31 01:49:02 | Weblog
くもりときどき晴れ。だったか。

午後までグズグズしてから図書館へ。
読んだ本はあるけれど敢えて取り上げないことに。

TVで「レッド・ブル」をながら見。
「バウンド」でセクシーだったジーナ・ガーションが出ていたのを思い出す。

その後「女帝薫子」へ。
「おれ、まげね」という決め台詞は今宵も使われていた。

「ここはガマンだべ」も押したい模様。
ゲスト平泉征の本物の若い頃の写真がなかなか。

主役の桐谷美玲は顔つきがしょっちゅう変わる。
ライバル黒川智花は「生臭い」感じを出している。

原作・倉科遼のマンガは以前からときどき読んでいて面白かった。
今どき「ハングリー」なのがきっと「失われた魅力」を感じさせるのだろうか。

どう考えても「濃厚な昭和」なのだけれど
「何もない平成」がノスタルジーを求めさせるという解釈をしておく。
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健全な「幸せ」について

2010-05-30 03:32:48 | Weblog
快晴。歩くだけで汗ばむ。

結婚式と披露宴、二次会に参加する。
新郎新婦の御両親が幸せそうで可愛くて納得。

当人たちは何度も挨拶に立って忙しい。
とりあえずお疲れさま。

その後もっと飲むつもりが諸事情により中止になる。
仕方がないのでいつものように自宅で飲む。

深夜「Planet B-boy」というヒップホップ・ダンスの映画を観る。

それぞれにあれこれある若者たちが世界中から集まって
ドイツで開かれた05年の大会を撮ったもの。

あり余るエネルギーが注がれたダンスは
テクニックとパワーの醍醐味を十二分に味わえる出来。

群舞として圧倒的な独創性を見せた日本の「一撃」が
決勝の「バトル」で韓国の「ラスト・フォー・ワン」に負けたのがいかにも。

その後解散した前者と
ダンスを仕事として成立させた後者の違いも興味深い。

同じ「土俵」の上で正々堂々と勝負することの清々しさよ。
「身体言語」は見るだけでわかるのもいいところ。
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明日はのんきに

2010-05-29 01:38:47 | Weblog
くもり。今日はそれほど風はなし。

午前午後と野暮用をこなす。
少しだけ仕事をする。

明日は若い友人の結婚式に行く。
午前中なのがちょいと困るがめでたいことなので仕方ない。

夕方の二次会まで何をするか考え中。
一度帰宅して私服に着替えるとして。

睡眠不足気味で出かけることになるので
式の最中にウトウトしないようにしなければ。

筆ペンが見当たらない。
御祝儀袋の名前は会場で書くことにしよう。
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斜に構えるのは「青年の特権」でしかないということ

2010-05-28 03:36:07 | Weblog
快晴。雲ひとつない青空の下風強し。

「花田清輝評論集」を読む。

書いている内容や思考の柔軟性はわかるけれど
もっと自然に書けばいいのに。

仮に「自分のインチキ臭さ」というものがあるとしたら
著者は常に「それは合点承知之助」と言わずにはいられないらしい。

こういうひねくれ方は実はそれを認める人々がいてこそ成立する。
そういう「土俵」について著者はどう思っていたのだろう。

「ニヒリズムの徹底加減」を競ったところで
それが実は「時代の制約」だったりするのだから。

ある水準以上の文章が書けてしまい
そのことに不満を抱くような雰囲気でそこから抜け出さないということ。

敢えて「伝法」を気取ることが
それなりに意味を持ったという解釈で。

「前衛」はやがて廃れる。
それを重々知っていたはずの著者の「望み」がうまく読み取れない。
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「気持ち悪さ」と「正しさ」の日

2010-05-27 03:20:01 | Weblog
くもり。夜になって晴れる。

中島義道「『哲学実技』のすすめ」を読む。

言いたいことはわからなくもないが気持ち悪い。
まるで好きでもないSMの世界に強引に連れていかれるよう。

おそらく本物のSMはもう少し違ったものだと思うけれど。

沢田允茂「考え方の論理」を読む。

昭和三十四年(1959年)の毎日出版文化賞を受けた作品らしい。
当時の読者はこんなに「ややこしいもの」を好んだということか。

おそらく「むずかしいことがありがたいこと」だという設定だったのだろう。
あるいは記号論理学に人々は「正解」を見ようとしていたのかもしれない。

時代は「60年安保」の1年前なので
学生が「教養」として買いまくったのだという解釈をしておく。

ドイツ語系統の翻訳の生硬さが
ある種の観念を育てるという「徒花」の時代ならでは。

もっとも著者の文体は現代からみると
「上品」で好ましくないわけでもないのが微妙。
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ストレートな表現者ふたり

2010-05-26 03:05:28 | Weblog
くもり。ポツリもあり。

竹内好編訳「魯迅評論集」を読む。

久方ぶりの魯迅はやはり「物事が見える人」。
それにしても党派争いというのは虚しいもの。

キム・ギドク「コースト・ガード」(’02)をようやく観る。

南北の軍事境界線に近い海辺には鉄条網が張られていて
日没後そこに侵入した者はコースト・ガードに容赦なく撃たれるのが「ルール」。

酒に酔ってその禁を犯した若い男女は勢いにまかせて交わるものの
その最中にカン上等兵に発見され、男は撃たれ手榴弾で身体はバラバラに。

ショックで女は気が狂い、民間人を射殺してしまったカン上等兵もおかしくなる。
やがて任務遂行に支障をきたし除隊になったカン上等兵は執拗に軍に戻ろうとする。

その一方かつての軍の仲間たちは、狂った女を慰み者にし
子を孕んだことを隠蔽するために産科の経験もない衛生兵に堕胎手術をさせたりして。

相変わらず「エグい」のが特徴の監督だけれど
要は「南北の分断」と「軍隊」が「悲劇」を生むのだというストレート。

「楽しかったあの頃に 時計の針が戻せたら」という主題歌が繰り返される。
ラストでその曲を歌いながら、街頭で銃剣を振り回すカン上等兵の哀れ。

徴兵制を敷いて軟弱な男子を鍛えろという向きは
韓国のこの物語をどう見るのだろう。
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やや早い梅雨気分

2010-05-25 02:20:50 | Weblog
雨。夜になって止む。

服部之総「黒船前後・志士と経済」読了。

船の話を書いているあたりは
谷譲次の「めりけんじゃっぷ」もののような味を感じさせる。

「志士と経済」はいかにもマルクス主義者の発想。
戦争にも革命にも同様に金はかかる。

「福沢諭吉」は今まで知っていた印象とはだいぶ異なるイメージ。
ひょっとしてノイローゼを患うことの多かった著者が重なっているかも。

「東京帝国大学文学部社会学科の副手」になったものの
一年で「学者としての将来」を捨てた理由が気になることろ。

著者の書いたものは初めてなので詳細は不明。
名前だけどこかで見たことがあったので読んでみただけ。

明日は仕事がゆっくりなので
先日頼まれたレポートを完成させる予定。

最初は余裕があるはずだったけれど
うまくまとまらないのでどうなるかは明日の風まかせ。
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「休日」なのに

2010-05-24 01:43:28 | Weblog
雨。一日中。

野暮用な日。
あれこれとりあえずこなして終わる。

帰宅後TVで「暴走特急」をながら見する。
スティーヴン・セガールはやはり味気なく強い。

笑いのセンスがないことも確か。
映画ではただでさえ笑いは難しいのに。

キム・ギドクのDVDを借りているのになかなか観られない。
もちろん「暴走特急」を観るヒマがあるなら観ればいいのにという話だけれど。

なんだか適当につまらないことをした後には
ついついダラダラと過ごしてしまう時間が必要なよう。

ちゃんとした作品を観るためにはある種の「気構え」がいる。
その気持ちがメンドクサイ時にはついついということで。

これが平日だとそうでもないのが不思議。
おそらく無意識の思い込みか何かが作用しているのだろう。

休日を休日として過ごせているような
そうでないような。
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「ポテトフライ」について

2010-05-23 03:18:41 | Weblog
くもり。紫外線だけが強い。

研修で遅い帰宅。
夕食をすませて飲み始めたらちょいとウトウト。

目覚めてTVで「リアル鬼ごっこ」(’07)を観る。

原作は未読だけれど売れたらしいことは耳にしていたので
どんなものかと思って試してみた。

全国の「佐藤さん」が「鬼」に追いかけられる。
この鬼ごっこ、捕まったら殺されるのでひたすら逃げるしかない。

「リアル」と「パラレル」のふたつの世界で
たったひとり両方を行き来できる主人公の少年が「大人」になるお話。

もうすぐパート2が公開されるのでそれゆえのTV放送。
知った顔は谷村美月とNHKの朝ドラに出ていた「カメ男」大東俊介。

新藤恵美の若い頃のような松本莉緒がレポーター役、
吹越満と柄本明が脇を固めていて主役の石田卓也は初顔合わせ。

物語の展開にあまり魅力はないけれど
「鬼ごっこ」だけに主人公がやたらに「走る」作品。

「パラレル・ワールド」の採用は「ホントの自分」と「仮面の自分」ということか。
「王様」は確かに仮面をかぶっている。

「自分が大事」という「ホンネ」と
「仲間も大事」という「タテマエ」が争う構図もわかりやすい。

まるでカーチェイスのように走る主人公を撮るシーンがポイント。
「パラレル・ワールド」だけに結局誰も「死なない」からパート2も作りやすい。

と書いた後でパート2のサイトを見たら「やはり」なストーリー。
監督は同じなのでおそらくそこそこヒットするのだろう。
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「必要なもの」について

2010-05-22 03:10:44 | Weblog
晴れ。空に飛行機雲三本。

服部之総「黒船前夜・志士と経済」を途中まで読む。

現在も変わりない感想ではあるけれど
「鉄の船」は浮かぶはずがないという時代が相当続いた模様。

「ゴールドラッシュ」のはかなさも
船が急激に増えてやがて少なくなるという「事実」で描かれて。

考えてみればいまだに「物流」はトラックが主だったりして。
SFの中では地下に「動く歩道」のような経路があったはずだけれど。

モノはなぜ運ばれるのかということをあらためて考えてみると
「そこにないから」という単純な答えが返ってくる。

そこで作れるものならその必要はないものの
そこで作れないものは数限りなくあり。

がしかし。

本当に必要なものならそこで作ればいいじゃないかという声もありつつ
そこで生産できないのだから他所から持ってくるしかない「事情」があって。

そうまでして「ヨソモノ」はいらないのだという考えは
きっと真剣に受け止められたことがないはずなのだが。
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