Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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DrゴルフⅥに乗るの巻  続編

2010-02-02 20:46:42 | 試乗記

TSIとDSGはいかに?     オーナー様に敬意を表して試乗の図


TSI(直噴+過給器)とDSG(デュアルクラッチシステム)は評論家(志望w)のDrとしては体験する必要のあるアイテムでした。

Drは恐る恐るセレクターをDレンジに入れて発進しました。



ごく普通のセレクターレバーw      ちょっと物足りない?w


Drの脳裏にはあのセレスピードの改善型というイメージがあったのですがそれは見事に裏切られました。

結論から言いますと全く普通のトルコンのようにスムーズでありました。

門外漢には決してこれが1st~7thまで自動的にシフトしているとはとても思えません!。

それほどショックもなくスムーズということなんですネ

セレスピードの忌まわしい失速感とはまさに雲泥の差としか言いようがありません。



DSGのコンポーネント


DSGがセレスピードと構造上の大きな違いは文字通りクラッチをダブルで使い奇数ギアと偶数ギアのバトンタッチに予めもう一方のクラッチをオーバーラップして繋いでおくというものです。

この為にセレのようにショックが無くスムーズなシフトアップ(ダウンも)を可能にしたのです。

アルファの名誉の為にまもなく登場するMiToのDSGに期待したいところです。



僅か1,500rpmで6速にシフト!


驚いたDrは早速6速のギアレシオを調べたら0.951でした!。

(ファイナルレシオは1-4速4.437 5-7速3.227と異なる)

普通のクルマなら4速と5速の中間くらいでしょうか?。

昔流で言えばオーバートップですネw。

この回転からもアクセルを踏めば痛痒感なく加速します。

最もこれはTSIエンジンとDSGの連携プレーの賜と思うDrであります



1.4TSI Comfort 122PSの出力曲線図    1,500rpmでこのトルク!


このTSI1.4は体感上特別低速トルクが強いとは思えませんでした。

しかし、この回転域から加速しようとアクセルを踏むとDSGは電光石火のごとくシフトダウンしてTSIエンジンをフォローしてくれるのです。(タイムラグ0.03秒!)

それも二(三?)段飛ばしで6th→4th(3th?)というふうに速さでメーター内のシフトインジケーターを見れば変化しているのがわかります。

それは余りに早いのと7速も段数があるために体感上は一体何速で走行していて何速にダウンしたというのはわかりましぇ~ん!(笑)。

セレスピードのシフトダウンは人間が操作した最高の動作をイメージして作られたのだと思います。

これはこれで感激物だと言えますがDSGは根本的に違い頭の良いコンピューターが何事もなくシフトするといったフィーリングです。

前者はアナログ的で後者はデジタルティック?と言えるのじゃないでしょうか?。

(Dr独白w)



同じ1.4TSIでもHighline(160PS)にはパドルが付く


推測ながら7速もあるシフトを一々パドル(マニュアル)でシフトする人は居ないのじゃないでしょうか?

パドル(マニュアル)が役立つのはやはりワインディンロードのシフトダウンを頻繁にしたい時くらいだと思います。



DSGの坂道発進テストの図


坂道発進テストは果たしてセレのようにブレーキをリリースしたとたんズリ落ちるかのテストです。

残念ながらセレはズリ落ちてしまいデパートの自走立体パーキングの渋滞では難儀します。
(ヒルストップ付きを除く)

世の中のオバ様達はこれで次はアルファは絶対買わないなんてことも考えれますネ


最初セールス氏の説明では「3秒」はホールドすると言うことでした。

3秒以内にアクセルを踏めばズラないことになります。

ところがDrのテストではズルどころか加速するのですネ!w。

先ず上り坂で停止してブレーキを離すとズルこともなく静止状態です。

更に放置するとクリープ現象で徐々に前進するじゃあ~りませんか!。(3秒後)

ということは上り坂渋滞でもクリープしてくれるから完璧にラクチンなんですよ川崎さん!

この辺りは通常のATを越えていると言っても過言じゃありません。


Drは低排気量に付随装置でパワーアップと言うコンセプトにははなはだ懐疑的でありました。

しかしこのTSIとDSGのマッティングでDの疑念は消え失せました。

少なくともこのComfortい付随しているターボ(タービン)の音も聞こえません。


更に燃費の悪い代名詞のVWゴルフがこのTSI+DSGでは市内でも10km/L以上キープするそうです!。

動力の伝達にはスリップの無い乾式クラッチ(セレも同じ)ですから頷けないことはありません。


もう2,000CCのエンジンなんか無用の長物で1.4+付加装置が世界のデフォルトになるのでしょうか?。


そうなんです、川崎さん!。


ターボや過給器はスポーツカーの性能アップに使う時代じゃないのですよ!。

排気ガス対策や燃費にも良いということになるわけです。

人間がシフトするよりもコンピューターと二つのクラッチが労力無しに代行してくれるんです


それでもアナタはマニュアルシフトに拘りますか?。

拘る人はDrのショップが待ってまっせ~!(笑)。



(お後がよろしいようでw)


































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