貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

花見などなど

2008-04-04 01:34:37 | 生き物たち
先週の土曜に戸塚の舞岡公園へ花見に行ったのだが、少し早かったようで満開とは行かなかった。
家の近所は満開なので失敗だったかと思うが、花粉症のお陰で花見など絶えてなかった出来事なので、嬉しかったのも確かだ。



ついでに公園内を散歩していたら、こんな奴らを発見。
3~4匹で群れていて、丁度良いポーズを取ってくれた。
デジタルズームの限界まで使って更にトリミングしたので、画像はかなり荒れてしまったが、一応写っている。



横浜に来て野生のリスを見つけたのは、これで3回目。
1回目は鎌倉の鶴岡八幡宮で、2回目は近所?の電線上を走っていくのを目撃したことがある。
舞岡公園は谷戸というか、昔ながらの里山の雰囲気を上手く残した公園作りを行っていて、意外と自然が残っているものだと感心していたら、実は帰化動物のタイワンリスだと思われる。

タイワンリスは江ノ島植物園で飼われていた個体が、1951年に逃げ出して広まったものらしい。
特定外来生物として駆除の対象になっており、鎌倉や三浦半島の市街地にも出没して問題も出ているとのこと。
日本固有種のニホンリスは、相模川以西の丹沢や箱根の山地を中心に棲息しており、鎌倉や三浦半島の市街地や里山中心のタイワンリスと棲み分けているようだが、このまま増え続けてニホンリスの生息地を圧迫することを危惧されている。

個人的には、共存を続ける限り、根絶的な駆除はどうかと思うというのが本音。
自宅の戸袋が囓られたからといって仕方がないことだと思うし、農作物に被害が出ても、人が自然に踏み込んだ結果であり、想定されるべきリスクだと思う。
被害を防ぐ範囲で駆除をすればよい。

そもそも、いつの時代であろうが、生物が生息域を広げるのは必然であって、人が介入(持ち込む事と根付いた物を根絶する事の双方)すべき事では無いと思うのだ。
正直なところ、新たに持ち込む事に関してはこれまで以上に厳しく対処すべきだと思うが、入ってしまったものを根絶する事に注力するのは反対である。

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