貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

禍福は糾える縄の如し

2018-06-15 08:24:00 | 雑感
ようやく父の病気が一段落した。
この1年そこそこでボーエン病(有棘細胞がん)、大動脈解離、上部尿管がん(St4)、胃潰瘍、早期胃がんと次々に発症、発覚し、何度も入院し3度の手術と抗がん剤治療をこなしてきた。

次から次へ問題が見つかった訳だが一つ一つ乗り越えた感じだ。
現段階でがんは完全奏功だが、引き続きキイトルーダ投与と検査は続くし再発リスクは常にある。
まぁ再発したらその時に対応すれば良い。

特に運が良かったと思うこと2つ。

最新の免疫チェックポイント阻害薬であるキイトルーダが奏功したこと。
2017夏の段階ではまだ治験段階だったが、2017年末に保険承認され術後の化学療法にキイトルーダが間に合った。
副作用も投与もGC療法より楽なようで父にはあっているようだ。

お世話になった安佐市民病院が心臓疾患にも強く、がんに対しても国指定地域がん診療連携拠点病院という広島では屈指の病院だというのも心強かった。
St4にも関わらず最初から手術を念頭にGC療法を行ったらしいし、術後化学療法も適用可能になったばかりのキイトルーダを選択したのも地域の中核を担う病院だからだと思う。
感謝しかない。
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