貴の備忘録

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DトラにLEDバルブ装着

2017-04-10 08:12:00 | Dトラッカー
四輪用中華LEDヘッドライトバルブを楽天で購入した。
HIDのグレアに悩まされたことも有り車検対応のキーワードから色んな商品を調べてみたが、価格も構造も玉石混淆で山の様にヒットしてくる。
5000円以下で安かったのは三角形に3ヶ大きなLEDチップを配置してローが先端2ヶ、ハイは後ろの1ヶを加えて3点点灯すると思われるものである。このタイプを装着したブログを読んだりしたが、配光がいまいちで却下。



ハイパワーを謳うモノでバルブ先端に放熱FANを付けて有るモノもあった。
冬期のヘッドライト着雪対策だと思うがそんな走行条件が想定外だし、レンズケース内に放熱するのはいかがなモノか?と思うのでこれも却下。



ハロゲン球のフィラメント位置相当に小さなLEDチップを連続配置し、ロー用はハロゲン球と同じような遮光板を付けているモノも結構有った。PHILIPSやIPFなどの車検対応品がこのタイプで、PHILIPS製チップ採用を謳っているモノが多い。
車検に通るかどうかは別にして理屈は通っているし、ネットでも評判が良いようだ。



PHILIPSタイプ、ファンレス、放熱用ヒートシンクが小さめを選んでポチッとしてみた。お値段は送料、税込み4900円だった。
ファンは必ず壊れるモノだしDトラはライト裏のスペースが無いのでヒートシンクが大きい奴は装着できない。



数日して届いたLEDバルブはなかなか小洒落た化粧ケースに入っていた。
説明書も誤字脱字やテニオハの間違いも無く日本語として読めるしフォントに違和感がなく、今までのネット通販中華製品とは一線を画している。
保証を謳う割に製造場所やメーカー名、客先窓口など重要事項が書かれていないという落ちもあるが、説明書は日本で作成・印刷したと思われる。



ハロゲンバルブと比較してみたが、確かにうたい文句通りLEDチップが配置され、ローの遮光板も効果が有りそうだ。これならグレア問題からおさらば出来そうで期待出来る。
1点気になったのは基板の厚みで、正面両側面から発光するので基板の厚み分だけ真正面の配光が弱いんじゃないかと思った。



で、早速DトラにLEDバルブを装着してみた。
心配だったヒートシンクの干渉も無くバルブ交換自体は簡単なものだ。他にも色々手を加えたが、まずはLEDバルブ点灯状況はこちら。

LEDロービーム


LEDハイビーム


HIDグレア対策直後の画像はこちらで、LED、HID共にF4.0、ISO400固定のF値優先プログラムAEでSS 1secである。

HIDロービーム


HIDハイビーム


画像でも分かるように結論はHID>LED>ハロゲンだ。
LEDはぱっと見で白くワイドに照らすので明るく感じるが、実際試乗してみると光軸が下過ぎるのと相まってやや光量が足りない。HIDはグレアが多くて問題だらけだったが、それでも照らしているところの明るさは上だ。LEDの真ん中先端がやや暗いのは予想通りだった。

照射範囲はハロゲンに近くなりロービームのカットラインも明確になった。

ロービーム


ハイビーム


以下の画像はハロゲンバルブのカットライン。撮影条件は同じだが、ハロゲンはSS 1/4、LEDはSS1/40と圧倒的な差があるので、ハロゲンが明るく写っている。

高効率ハロゲンバルブ



LEDの右側が散乱気味なのが問題で本来は左右逆であるべきだが、LEDバルブを取り付ける際台座を固定した後バルブ本体を締め込む方向にねじって取り付けるのだが、その締め込みが甘くバルブが若干斜めっていたのが原因だった。ただ右のグレアが多い傾向は変わらず車検は無理だろう。多分外れなのだと思うが、車検は無いのでこれで構わない。
高価なPHILLIPSやIPFの本物を買えば外れを引くことは無いと思う。
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