貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

75cm水槽立ち上げ

2008-09-20 09:21:19 | 生き物たち
ひょんなことから水槽が増えてしまった。
それも75cm曲げガラス仕様ニッソー製の立派な奴で、専用水槽台がセットになっている代物。



単車小屋の作業を再開していたところ、近所の電気屋が通りがかり、水槽を引き取ってくれんかと。
聞くと近所から引き取ってきたらしいが、勿体ないので引き取り手が欲しいと。
彼は町内の便利屋さん的な活躍をしており、持て余したか何かで引き取ってきたのだそうだ。

器具類も段ボールに一杯入っており、餌やヒーター、各種掃除グッズに加え、照明の本体予備やら使い道のないフィルターやら風呂水ポンプやら・・・
何に使うのかエアポンプに至っては4、5台も有る。
生体も白コリドラス3,ネオンテトラ3、大きなグッピー1、メダカやヌマエビが数匹・・・
移動のために、9割ほど抜かれ濁った水の中でアップアップな状態だった。

ちゃんとした水槽で魚を飼う話は前々からしていたので、嫁さんを強引に説得し引き取ったのだ。
嫁曰く、大きすぎるのと綺麗でないので断りたかったが、私が貰う気満々で圧倒されてしまったのだとか・・・

早速、設置に掛かったのだが、問題は濾過装置。
元は底面フィルタから上面濾過装置につながっていたようだが、上面濾過装置の器具が無いのだ。
上面濾過用のポンプだけが段ボールに入っていたが、濾過槽が無いので使いようがないし、蓋もない。
代わりに大きな投げ込み式フィルターが2台有り、引き取った際はそれを使っていたとのこと。
謎のプラスチックの蓋を濾過槽替わりに置いていたようだ。
事情を聞くと我が家で3代目になるらしく、最初の方は熱帯魚が趣味だったらしいが、二代目の方はあまり詳しくなかったとか。
魚たちが少ないので何とかなっていたのかも知れないが、何らかの濾過装置は必須だ。
あとは、水槽台の塗装がはげており、少しみすぼらしい事くらいか・・・

状態を把握したところで、ハイポを使ってカルキ抜きをしながら水槽にドンドン水を投入し続けて満水にし、元々使われていた投げ込み式フィルターを投入し、エアレーションを再開した。
塩素抜き不十分、水質悪化+酸欠、どちらも禁忌には替わりがないのだが、既にネオンテトラが1匹弱っていたので、補水とエアレーションを再優先したのだ。
季節柄、温度合わせを気にしなくても良いのが助かった。

そして、投げ込み式フィルターではこの先どうにもならんので、近所の”かねだい”に走った。
安価な上面濾過を底面フィルタと併用すれば十分だと思っていたが、75cm用が無い。
蓋や照明器具どころか、水槽本体も売っていないのだ。
事情を話して店員に確認すると75cm用は標準規格外なのだとのこと。昔々は75cmも規格品だった様に記憶していたのだが、今時は30,45,60cmの次は90cmだとおっしゃる。

仕方無しに外部濾過装置を買う羽目になったのだが、大きい方を買うべしと90cm用を勧めてきた。
外部濾過にした途端、予算を倍ほど超過するのだが更なる小遣い出費は耐えられないので、一旦別のモノを探す振りをして60~75cm用の濾過装置にした。エーハイムが定番らしいのだが、価格面からテトラ ユーロエックスパワーフィルターである。
水槽の蓋は塩ビ板を切り出して使うことにし、ケーヨーD2で調達した。

外部濾過を大急ぎで組み上げ、水槽にセット。
2時間ほどで濁りは取れたが、弱っていたネオンテトラはどうやら駄目で、ひっくり返りながら流されていたので安楽死?させてやり、庭で単独外飼いをしていたメダカを投入した。
一晩経つと皆落ち着いた様子で餌も食べ始め、5日間経過したが異常はない。

乱暴な立ち上げだったが、完全な全換水では無かったのと水量が十二分に有るからだろうか?
このままうまく生物濾過が立ち上がり、安定方向に向かって欲しいモノだ。
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