貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

廃バッテリーを弄ってみる

2018-02-21 08:05:00 | RB1オデッセイ
取り外す際に75B24L/C4の無負荷電圧を測ったら端子間電圧は12.2Vだった。
1週間後同じ条件で測った新品80B24L/C6は12.4Vなので、差は0.2Vほどに過ぎないがクランキングの勢いは全く異なった。

無負荷電圧から見た容量の目安は12.6V以上で100%、12.4Vで75%、12.2Vで50%、12.0Vで25%とされている。
さらに外気温25℃を100%として1℃低下で約1%減少するので、この時期の0~5℃前後なら約20~25%低下する。
よって1週間経過後の新品80B24Lでは約60%、75B24Lは約40%の容量しか残されてなかった事になる。

このバッテリーはバイクでお馴染みのシールドバッテリー(制御弁式)では無く、開放型バッテリーに水蒸気圧コントロールシートを張って電解液の揮発を防ぐ事で補水不要にしたメンテフリーだ。
液面が確認出来ない代わりに簡易インジケータが付いていて液量と比重で劣化が判断出来るようになっているが、充電不足の表示だけだ。

水蒸気圧コントロールシートを剥がして液量を確認したがやや減っている程度で、槽毎の液量差もほとんど無く劣化の原因はサルフェーションだろう。
サルフェーション除去を謳うOptimate4で復活するか試してみた。

まず、12時間Optimate4で充電して満充電にした後、1週間放置してみたら無負荷での端子間電圧は12.4Vまで下がった。
自己放電は1日で1%前後で93%、気温による容量減少20%を見込むと75%=12.4Vだが、暗電流負荷がある新品の車載と同じではダメ。
半日で効果が無いってことは、へたってしまったバッテリを普通に補充電してもダメって事だ。
次は5日間 Optimate4で充電しながら放置してみた。
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