貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

Dトラ整備

2009-04-28 22:46:48 | Dトラッカー
Dトラに関しては普段使いしている関係で、切迫した課題はない。
今まで乗りっ放しだったので、あれもこれも手を入れたいというやる気が沸いている所だ。

GPzと同時にオイル、エレメント交換、チェーンの清掃及び給油、Rサスのサグ測定を行った。
走行距離はDトラは16,700kmで2,800kmというところ。Dトラには使い残りのモチュール5100 10W-40 1Lと不足分はカストロRSを足してある。開封後3年?と古いオイルなのと、入れ過ぎというお馬鹿なことをやったので、フラッシング気分でそのうち再交換する予定だ。

Dトラ(KLX)の整備で良く話題に上がるオイルエレメント装着時にスプリングが固定できない問題は、スプリングをこの程度広げておけば良い。



自立するので、グリスを付けたり治具を工夫する必要がない。



実際の所、何を考えて外側で位置決めするだけの設計になったたのか意味不明である。
スプリングの内側に、はめ込むような出っ張りがあれば済む話だと思うが・・・
この構造ではエンジン製造時だって、余計な手間(=コスト)が掛かるのではなかろうか???

チェーンは伸びが早いので寿命は近しである。オイルメンテを開始してから片伸びが半分くらいになったのには驚いた。ルブが固まって固着するから片伸びになっていたのだろう。
ルブ雲古は灯油+パーツクリーナの2段攻撃で撤去した。この部分の地肌を見るのは新車以来である。

Rサスのサグも測定した。
速度を乗せたり、勾配変化で妙に気難しくて今一なので、気になっていたのだ。



あまり一人ではやらない作業だが、リヤアクセルに適当な棒を固定し、適当にメガネレンチを固定して棒を通す。メガネと交差する位置の棒にマーキングしていけば、各々の状態の沈み込み量が測定できるので、人手は要らない。乗車1Gはフル装備が基本なので、リヤボックスも装着して測ってみた。

結果は乗車1Gのサグが120mmも有った。
適正値はホイールトラベル280mmの27~35%程度(76~98mm 目安は30% 84mm)なので、明らかにリヤが沈み過ぎ。
空車サグは50mmだったが、こちらは35~40mm以内が適正値らしい。
スプリングがへたったのか???

調整の目安としてアジャスタ・ナットの1回転で、サスペンションの長さは約1.5mm変化し、このときのアクスルシャフト位置でのスイングアームの変化量はその4倍、つまり4.5mm程度らしい。
要するに8回転分も縮めてから微調整しろということである。
マイナスでどついて動かすには気が遠くなったので、調整は日を改めることにした。
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