Ｄトラ不調

Dトラが年末から不調に陥っていた。

発進時のエンスト、高回転時の失火が主な症状だが、電気系故障らしく症状が出たり出なかったりする。
Kawasaki伝統のサイドスタンドスイッチ固着だろうから放置していたら、セルスイッチ無応答まで加わった。何かの拍子に問題無くなるが、花粉が飛ぶ前に重い腰を上げてみた。



まず、セルスイッチをバラすと接点の荒れは軽いが、押し具合によっては導通しない。300番程度の紙やすりで荒れを取って復活させた。



Dトラの始動系はメインとスターターの２個リレーが有るが、リレー動作は全く問題無かった。GPz同様にリレーもバラして接点を磨こうかと思ったが、復元出来そうに無いので止めておく。このリレーは壊れたら交換しか無い様だ。最後にイグニッション周りのコネクタをエアブローし、接点復活剤攻撃を食らわせておいた。爪が掛かってないコネクタがあったので、前回掃除した時の組み上げが拙かったのだろう。



スタンドスイッチはグリスが泥と共に固着するのが原因なので、ラスペネをかけて掃除するだけだ。取っ払っても良いが、せっかく付いている物を外すのが面倒で残してある。GPzのスタンドスイッチも健在なので、壊れることは無さそうだ。