貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

Dトラ ブレーキホース交換

2009-09-11 09:00:00 | Dトラッカー
宮ヶ瀬で発見したのはコレである。



ブレーキホースのジョイントからフルードが滲んでいた。
このジョイントからフォークの下を通って金属パイプでキャリパまで導かれるが、キャリパを脱着したり外して一時保管している間、この部分に曲げの力が集中する。 取扱が悪く弄り壊したのだろう。
元々ブレーキタッチが悪く効きも良くないので気がつかなかったが、見つけてしまえば直さざるを得ない。

ツーリング帰路にNAPSに立ち寄り、ブレーキホースの50%オフセール品が売れ残っているか確認したところ、残り2本ほどになっていた。
自宅の戻って長さを測定するとなんとかなりそう。と言うことで速攻でNAPSに戻り特売ホースをGETした。



バンジョーボルト、フィッティングはありきたりのアルミアルマイトの赤と青を選択。
最初はステンを奢るつもりだったが、その価格差に断念した。
かれこれ20年くらいアルミバンジョーとフィッティングを使って何ら問題は無いし、色使いも慣れ親しんでいる。




ホース部は透明ビニールでコーディングされているが、さらに位置決めしたあと黒のスパイラルチューブで保護を加える。フィッティングは上下とも20度の角度が付いた奴にした。

キャリパ側の取り回しは画像の通り。



フォークガイドの途中からキャリパーへ上からつなぐ。
倒立フォークのため、フォークガイドとキャリパーの位置関係は変わらないため、この区間ではホースは動かない。近所のN氏のホース取り回しを参考にさせて頂いた。
ちなみに10cm長く1650mm有れば純正同等にフォークの下回しが出来るはず。
あるいは、5cm短ければ一段上の穴から、より自然な角度で導くことが出来る。
特売品なので仕方が無いのだが・・・。

マスター側は見ての通り。



フィッティングを上向き加減にした方が良いと思う。
更に白色の保護チューブをトップブリッジ面でカットして、ハンドルの上部は黒のスパイラルチューブの方が格好良いかも知れない。

エア抜きは注射器で実施した。
下からフルードを注入して、一杯になったら今度はフルードを下から抜いてマスターへ戻す。これを何回か繰り返して、通常のエア抜き方法でマスター近辺のエアを抜く。
更に注入、抜き取り、エア抜きを何回か繰り返して、1時間足らずでエア抜きは完了した。
作業中は手がフルードで汚れるため画像は無し。

ちなみに、調子に乗って吸い出していたら、マスターからエアを吸ってやり直したのは言うまでもない。
透明カップ式なら透けて見えるのだが・・・。

作業後はタッチがカチッとして大変好ましい。やはり、こうあるべきだ。
これでマスターをラジポンにすれば、フィーリングは完璧だと思うが、その前にやることは沢山ある・・・

ステンメッシュホース:1510mm 2670円 (ACTIVE/Goodridge オフロード用汎用)
バンジョー :500円/1個、P1.25S
フィッティング :1000円/1個 20度 
ブレーキフルードは手持ち品なので、総計5,800円ほどで修理完了になった。 

ちなみに、GPzのブレーキフルードも交換した。
前々回の車検以来なので3年振り。こちらは整備事項が山積みだったりする。

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