貴の備忘録

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PC不調その4 HDD換装 交換作業編

2011-02-11 08:49:53 | デジモノ
仕事柄、PCの中身を見ることは珍しくないが、HPやDELLの主力デスクトップPCの保守性はいつ見ても素晴らしい。
交換対象パーツは原則に工具不要で交換できるように仕上がっていて、特別な工具は不要だ。逆に外してはならない部品はトルクスボルトを使うなど容易には外せない。

作業に当たって注意すべき事は取説に懇切丁寧に書かれているだけでなく、手順などは裏蓋に書かれているので、説明書無しでも問題はない。業務用コピー機の紙詰まりの解消とかトナー交換と同じ感覚だ。さすがはPL先進国だけのことはある。

我がHP Compaq Bisiness desktop d330stも同様で、測板(or上蓋)はラッチを引き上げるだけで外れる。基本的に緑色に塗られたレバーや取っ手を動かすとパーツが外れていく仕掛けだ。



筐体はスリムケース。ロープロファイルのカードしか使えないのがネックで、拡張性は乏しいが、それでもノートほどではない。思ったほど汚れておらず、7年落ちにしては程度はよい方だ。
右下がFDDドライブ、右上がDVDドライブ、その下にHDDの3スピンドル構成。
左上のでんでん虫がCPUファンで、その下にCPUが潜んでいる。

右端の矢印に沿ってフロントカバーが外れ、真ん中右よりのレバーを引くとFDDとDVDが外れる。ラッチではまっているだけだ。



コネクタを引き抜きFDDとDVDを外して、真ん中中央のレバーを引き上げると、HDDさんこんにちわとなる。今は無きMatorのUltraATA133 160GBだった。



電源、信号のコネクターを抜いておき、さらに緑色のレバーを引き上げるとラッチが外れHDDが外せる。交換するHDDに固定金具代わりのボルトを移植すれば交換出来る。使った工具はマイナスドライバ1本だけ。
エアーダスターでコネクタや内部を清掃しながら復元し、ついでにモニタ不調の対策を行っておいた。

蓋を閉める前に一旦起動して動作確認したが、何の問題無し。BIOS認識もOS認識もWD 500GBをきちんと認識していた。UltraATA(IDE) HDDはマスター/スレーブの設定がジャンパーで気になっていたのだが、問題無しだった。

が、ドライブレターが狂っていたので、元通りに修正した。パーティションを4つに分けているが、放置するとファイルが見えなくなって、一部のAPが動作不能になる。

スタートメニューの「マイコンピュータ」を右クリックして「管理」を選択。
「コンピュータの管理」ウィンドウが開くので、左のツリーから「記憶域」-「ディスクの管理」を選択。
ドライブレターを変更するドライブを右クリックして「ドライブ文字とパスの変更」を選択。

という手順でやれば良いのだが、以前負荷分散でページングファイルを分散させていたのが原因で少し手間取った。ドライブレターを変更する場合は、ページングファイルがあってはならない。



これで全作業は完了。
暫く使って問題が無ければもう一度フルバックアップを採取する予定だ。
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