貴の備忘録

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下部尿路疾患対策

2022-07-15 08:08:08 | 生き物たち
フラットは尿のpHが8も有ってストルバイト結晶と診断されたが、直近の検査ではpH7で結晶は見られなくなったとのこと。
頻尿傾向もほぼ無くなって普段通りだが、まだ潜血があって完治とは言えず、pHはもう少し下がって欲しいところだ。

尿pHは弱酸性に保つことが大切で、そのためにミネラルの配分だけでなくタンパク質に含まれる含硫アミノ酸の量が深く関係する。
肉類は含硫アミノ酸が少ない原材料なので穀物由来の原材料が欠かせなかったり、多くのフードにメチオニンが添加されているのはそのためだ。
逆に尿pHが酸性にふれすぎるとシュウ酸カルシウム結石症になりやすくなる。高齢ネコで多く発症するのでこれから心配な病気だ。



ミネラルの配分はカルシウム:リン:マグネシウム=1.2:1:0.08が目安。
下部尿路疾患対策品の中でも安価なカルカンでさえこのバランスは外していないので、飽きないようフリスキーやねこ元気と組みあわせて与えていたのが良くなかったのだろう。
特に最近は非対策のねこ元気が中心になっていた。

画像はロイカナ


フラットに与える療法食はミネラルやアミノ酸の配分は計算されているのは当然として、効果が検証されているとのこと。
だから獣医師が治療目的で指定するが、治癒後は与え続けるものではないとの意見もある。
ドクターズケア、ヒルズ、ロイヤルカナンを紹介されたが、価格、入手性からロイヤルカナンのユリナリーS/Oオルファクトリーライトを与えることにした。
最安で2,000円/kgを切るぐらいのプレミアフードの部類だ。

画像はヒルズ


シャープも尿が出ずに何度もトイレに行く症状がたまに有るので、フラットと同じストルバイト結晶持ちだろう。
今後は下部尿路疾患対策品だけを与えることは当然として、店頭で財務大臣とも折衝した上でフードの単価を上げる事にした。



選んだのは800円/kg位のピュリナワンとメデファスアドバンスだが、従来のフードに比べ高タンパク、低糖質、着色料無添加になるので良い方向に変わるはずだ。
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