行灯化が著しかったロービームだが、点検したらLEDチップの片面が焼けていた。
購入時にSPHERELIGHTのLEDバルブが奢られていて儲けものだと思ったが、実際に使ってみるとハイビームに入れた中華安物LEDとさほど変わらずFANの動作音が耳障りだったので交換を考えていたパーツだ。旧型のようで交換時期だったと思うことにした。
前回、苦労したお陰でコネクタ、H7バルブアダプターや防塵カバーの加工を粛々と済ませ、暗くなってから光軸を調整して作業完了。行灯仕様から換装すると非常に明るくて宜しい。ローのカットラインが甘いが車の室内を照らす程では無いので問題無いはずだ。
ER-6fは2灯式だが、ローの時は片側しか点灯しないのがチョット気に入らない。更に光軸が左右独立で調整出来ないのが残念な点で、ローで光軸を合わせるのでクルマ並みに明るいハイビームの光軸も下がってしまう。
両側点灯を検討したが、リフレクターがハイビーム専用なのでフル点灯させる訳に行かず、調光キットで減光しても眩しいモノは眩しいだろう。
H7 High/Low切り替え式なんてLEDバルブが専用で売られているが、よく見るとLEDチップを上下につけてLowは上のみ発光と書かれている。
それだけでロービームの配光が担保されるのだろうか?
今回装着したLEDバルブをハロゲンと比較すると発光位置は同じだが前後方向に長く上下も広くなる。チップ3個が丁度良い位だ。
構造的に上下に影が出来て中心が暗くなるのも有ってカットラインが甘く感じる原因だと思う。
両側点灯は手出しをしない方が良さそうだ。