まず、運転感覚を慣らすために市内中心部から10kmほど離れた鄭成功記念公園を目標にしてみた。慣れない街中を闇雲に走り回るより、郊外の広々とした農村部分を走った方が愉しいし安全だ。
と思って走り始めたが、再び道を間違えた。
17号線を北へ走って土城子から東に向かうはずが、途中から反対側の西へ向かってひたすら走り続けてしまったのだ。久しぶりのバイクツーリングでウキウキしていたのが大きいが、方向感覚も地図の使い方もすっかり錆び付いているらしく、Google Map様のお陰でようやく反対側へ走っていることが確信できたのだ。
小さなお社で地図を見比べて、どう戻るか思案中の図。
台湾でも郊外を走行するときは直近の目的地名と道路番号が鍵だが、標識には直近の目的地名しか表示されないことと、同じ番号の路線が複数存在したりすることが要注意だ。
更に台南の平野部は山も見えず、北海道のように広々としていて遠景のランドマークに乏しいので、地名の土地勘を得るまではマメに地図を見るしかない。
鄭成功紀念公園に到着したのは1時間半ほど経っていた。
この銅像は蒋経国が民国70年に建てたと有るので、32年前の1981年に作られたようだ。
隣に有った石塔は民国50年で、52年前1961年の蒋介石の時代に建てられたらしい。そんなに年数が経っているものだとは思わないくらい綺麗に整備はされているが、訪れる人影もなく寂しい限りだった。
蒋介石は大陸を追われ、台湾から大陸反攻を唱えたので、300年前の鄭成功と重なる部分があるのだろう。国民的な英雄だが、どことなく政治的なモノがあるのだと思う。
後は気の向くまま安南区を走ってみた。この地域は曽文渓という大きな河口の南岸で、いわゆる低湿地帯である。
河川敷は広大で、上流は見渡す限りの畑作地帯が続き、河口に近づくにつれ湿地帯が広がっていき、干潟へ変わっていく。
まるで釧路湿原でも走っているように景色が広大で、ちょっと台湾のイメージが変わってしまった。
河口まで出たが、台湾海峡に面する海岸線も真っ直ぐ台南市街地へ続いていくが、この辺りの海は安平地区辺りとは比べものにならないほど綺麗だ。
帰路に四草生態文化園区へ寄ってみた。ひときわ目立つのが四草大衆廟で、こちらの神社仏閣には慣れては来たが、その大きさには圧倒される。小腹が空いたので台湾風ソーセージで腹ごしらえした。
生態文化園区たる由縁はマングローブ(紅樹林)の自生林が有って干潟から低湿地までの湿原が保護されていること。緑色隧道と、台江なんとかいう2種類の遊覧船で見物できるようになっていた。
どちらも盛況で団体観光客に圧倒されて乗船を諦めたが、乗ってみれば良かったかと・・・
ここから台南の市街地までは15分ほどで帰ることが出来た。
今回借りたYAMAHA RS100は、4ストらしく重く感じたが良く走って面白かった。台南の街中ではそこかしこで見かけたので、結構売れているのだと思う。
動力性能は、田舎道であっても巡航は60km位が気持ち良く、70kmになると頑張ってる感が出てきて、90km足らずで一杯一杯になる。郊外の幹線道路で四輪に互して走るにはタイヤが小さく不安定で、街中をキビキビ走る方が向いている。
と思って走り始めたが、再び道を間違えた。
17号線を北へ走って土城子から東に向かうはずが、途中から反対側の西へ向かってひたすら走り続けてしまったのだ。久しぶりのバイクツーリングでウキウキしていたのが大きいが、方向感覚も地図の使い方もすっかり錆び付いているらしく、Google Map様のお陰でようやく反対側へ走っていることが確信できたのだ。
小さなお社で地図を見比べて、どう戻るか思案中の図。
台湾でも郊外を走行するときは直近の目的地名と道路番号が鍵だが、標識には直近の目的地名しか表示されないことと、同じ番号の路線が複数存在したりすることが要注意だ。
更に台南の平野部は山も見えず、北海道のように広々としていて遠景のランドマークに乏しいので、地名の土地勘を得るまではマメに地図を見るしかない。
鄭成功紀念公園に到着したのは1時間半ほど経っていた。
この銅像は蒋経国が民国70年に建てたと有るので、32年前の1981年に作られたようだ。
隣に有った石塔は民国50年で、52年前1961年の蒋介石の時代に建てられたらしい。そんなに年数が経っているものだとは思わないくらい綺麗に整備はされているが、訪れる人影もなく寂しい限りだった。
蒋介石は大陸を追われ、台湾から大陸反攻を唱えたので、300年前の鄭成功と重なる部分があるのだろう。国民的な英雄だが、どことなく政治的なモノがあるのだと思う。
後は気の向くまま安南区を走ってみた。この地域は曽文渓という大きな河口の南岸で、いわゆる低湿地帯である。
河川敷は広大で、上流は見渡す限りの畑作地帯が続き、河口に近づくにつれ湿地帯が広がっていき、干潟へ変わっていく。
まるで釧路湿原でも走っているように景色が広大で、ちょっと台湾のイメージが変わってしまった。
河口まで出たが、台湾海峡に面する海岸線も真っ直ぐ台南市街地へ続いていくが、この辺りの海は安平地区辺りとは比べものにならないほど綺麗だ。
帰路に四草生態文化園区へ寄ってみた。ひときわ目立つのが四草大衆廟で、こちらの神社仏閣には慣れては来たが、その大きさには圧倒される。小腹が空いたので台湾風ソーセージで腹ごしらえした。
生態文化園区たる由縁はマングローブ(紅樹林)の自生林が有って干潟から低湿地までの湿原が保護されていること。緑色隧道と、台江なんとかいう2種類の遊覧船で見物できるようになっていた。
どちらも盛況で団体観光客に圧倒されて乗船を諦めたが、乗ってみれば良かったかと・・・
ここから台南の市街地までは15分ほどで帰ることが出来た。
今回借りたYAMAHA RS100は、4ストらしく重く感じたが良く走って面白かった。台南の街中ではそこかしこで見かけたので、結構売れているのだと思う。
動力性能は、田舎道であっても巡航は60km位が気持ち良く、70kmになると頑張ってる感が出てきて、90km足らずで一杯一杯になる。郊外の幹線道路で四輪に互して走るにはタイヤが小さく不安定で、街中をキビキビ走る方が向いている。