オイル交換の空き時間に新型オデッセイ(RC1)を試乗させて貰った。
まず、展示車のアブソで社内外から色々観察したが、正直ずいぶん広くなっていた。背が高くなっただけでなくフロアも下がったので余計に広いとのこと。確かによっこらしょと上がる感覚はあまりない。
3列目の実用性も増して穴蔵へ入り込む感覚は無くなった。RB系だけでなく普通のミニバンから乗り換えても、空間的に不満を持つことはないはず。
内装はプラスチックむき出しが減って質感は上がったが、インパネからコンソールのデザインがシンプルすぎてがっかりした。RB1の時は乗り込んだ瞬間に欲しいと思わせたが、RC1はいかにもミニバンであまりにも素っ気ない。
配置すべきモノと最適な配置が概ね決まっていてデザイン勝負の部分だと思うが、RB系並に力を入れて欲しかった。
試乗車は標準仕様のフルオプション車だが、足周りはRB1のアブソと同じくらいに感じた。背が高いので腰高だろうと思っていたが、街乗り程度じゃ全く違和感はなかった。150mmも全高が上がったのに、重心位置は10mmしか上がっていないことが効いているのだろう。山道と高速を走ってみないと結論は出せないが、RB1-Mから退化していないと思う。
動力性能は確実に上がっていて、RB1- Mだとすっと回転が上昇するような踏み込んだ加速でも、回転数一定で車速だけ延びていくのでかなりトルクが増えたのだろう。タコメータの存在感が無くなり、CVT特有の滑ってる感がかなり薄まっている事から、CVTを意識することもない。
ECON ONの状態でRB1-MのECON OFFより確実に速いが、ECON OFFでは少し踏んだらグワッと出る感が強くなって、少し違和感を感じた。慣れれば済むがECON ONの方が自然で良い。RB1-MはECON FFが自然な感覚で、ECON ONだとはっきりだるくなるが、RC1は逆だ。ECON ONが常用なので、こうあるべきだと思う。
踏み込んで回すと高回転がかなり苦しげでホンダらしくなかった。馬力は無くても軽やかな音質なら印象はずいぶん違うもので、この点はRB1-Mの方が好みだ。
アイドリングストップ搭載だが、ハイブリッド系とは異なりセルが回るので明確に始動が分かるが、さほど違和感はない。当然、信号停止は静かで走行中のロードノイズも減ったので、一回り静かな車に感じた。元々RB-1 Mが五月蠅い訳では無いので、十分すぎるほど静かだと思う。
結論として、ミニバンの王道として随分進化したと思うが、他には無い個性が薄れたような気がする。
乗り換えたいと思ったが、実際に買うなら他車もじっくり比べるだろう。乗り換えは3年以上先を予定しているので、時間は十分すぎるほどある。噂のハイブリッドは買えない値段だろうが、クリーンディーゼルやダウンサイジングターボが出ないかな?と思う。
まず、展示車のアブソで社内外から色々観察したが、正直ずいぶん広くなっていた。背が高くなっただけでなくフロアも下がったので余計に広いとのこと。確かによっこらしょと上がる感覚はあまりない。
3列目の実用性も増して穴蔵へ入り込む感覚は無くなった。RB系だけでなく普通のミニバンから乗り換えても、空間的に不満を持つことはないはず。
内装はプラスチックむき出しが減って質感は上がったが、インパネからコンソールのデザインがシンプルすぎてがっかりした。RB1の時は乗り込んだ瞬間に欲しいと思わせたが、RC1はいかにもミニバンであまりにも素っ気ない。
配置すべきモノと最適な配置が概ね決まっていてデザイン勝負の部分だと思うが、RB系並に力を入れて欲しかった。
試乗車は標準仕様のフルオプション車だが、足周りはRB1のアブソと同じくらいに感じた。背が高いので腰高だろうと思っていたが、街乗り程度じゃ全く違和感はなかった。150mmも全高が上がったのに、重心位置は10mmしか上がっていないことが効いているのだろう。山道と高速を走ってみないと結論は出せないが、RB1-Mから退化していないと思う。
動力性能は確実に上がっていて、RB1- Mだとすっと回転が上昇するような踏み込んだ加速でも、回転数一定で車速だけ延びていくのでかなりトルクが増えたのだろう。タコメータの存在感が無くなり、CVT特有の滑ってる感がかなり薄まっている事から、CVTを意識することもない。
ECON ONの状態でRB1-MのECON OFFより確実に速いが、ECON OFFでは少し踏んだらグワッと出る感が強くなって、少し違和感を感じた。慣れれば済むがECON ONの方が自然で良い。RB1-MはECON FFが自然な感覚で、ECON ONだとはっきりだるくなるが、RC1は逆だ。ECON ONが常用なので、こうあるべきだと思う。
踏み込んで回すと高回転がかなり苦しげでホンダらしくなかった。馬力は無くても軽やかな音質なら印象はずいぶん違うもので、この点はRB1-Mの方が好みだ。
アイドリングストップ搭載だが、ハイブリッド系とは異なりセルが回るので明確に始動が分かるが、さほど違和感はない。当然、信号停止は静かで走行中のロードノイズも減ったので、一回り静かな車に感じた。元々RB-1 Mが五月蠅い訳では無いので、十分すぎるほど静かだと思う。
結論として、ミニバンの王道として随分進化したと思うが、他には無い個性が薄れたような気がする。
乗り換えたいと思ったが、実際に買うなら他車もじっくり比べるだろう。乗り換えは3年以上先を予定しているので、時間は十分すぎるほどある。噂のハイブリッドは買えない値段だろうが、クリーンディーゼルやダウンサイジングターボが出ないかな?と思う。