夏休みに入って、子供たちは、しばらくお弁当ではない日々が続いています。
そろそろお弁当が恋しい様子の弟君。
『お母さん、今日はお弁当にしてよぉ
』
パパさんのお弁当を詰めているところにやってきてもじもじしながら訴えます。
お弁当箱を持ってきたら詰めてあげるよ~と返事をすると、本当にお弁当箱を持って戻ってきたので
『お父さんの残りだけど、いいの??』
と、確認してから詰めました。1人分なら、残り物でも足りちゃいます。
パパさんは、白い御飯なので、簡単に小さな塩むすびを2個作って、
パパさんのお弁当のおかずの残りとウィンナーを焼いて、弟君のお弁当の出来上がり。
ちょっとさみしいので小さなゼリーを1個添えました。
すぐに蓋はできないので、冷ますためにテーブルにパパさんのお弁当と一緒に並べておきました。
とっても簡単お弁当なのに、ものすごく喜んだ弟君は、そのあとの洗濯干しをいっぱい手伝ってくれました。
お弁当を持って出勤したパパさんを見送って、ダイニングに戻るとウィンナーが1切れ消え去っていました。
『弟君がお昼に食べたいって言ったんだから、ダメだよ、食べたら』
息子君に声をかけると、ぶすっとして返事もしません。
(どうしてつまみ食いするのが好きなんだろー)
と思っているところに、来客があり10分ほど玄関先で弟君も一緒に立ち話して戻ると
今度はウィンナー全部、おにぎり1個、プチゼリーが無くなっていました。
気が付いた弟君と、食べてしまった息子君。当然、いつも通りの大ゲンカです。
さっさと、冷蔵庫にしまえばよかったと後悔してももう遅いわけで
夏休み中も毎朝、3人分、お弁当を作らないといけないのかなぁ……