ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

白馬大雪渓

2015-06-24 20:35:29 | 山歩き
 2回目の白馬岳である。今回は、猿倉荘から大雪渓を登り、白馬岳を往復した。前回は、秋に登り、紅葉が見事だったが、雪渓はあまりなかった。今回、雪渓がかなり残っていたので、雪渓歩きを楽しむことが出来た。白馬大雪渓は、全長3.5km、標高差600mある日本では最大規模の雪渓。白馬岳(2,932m)と杓子岳(2,812m )により形成される谷にあり、両山の東方に位置する。夏の間でも万年雪が眠り、真夏でも天然の冷蔵庫のように涼しい。遠くの雪渓にカモシカが歩いているのが見えた。どんどん上がっていった。一匹だけである。猿は群れるが、カモシカは単独行動であると聞いたことがある。山頂近くの白馬山荘までの登りが、体がばててきたせいか、とてもつらく、時間をかけて登る。小屋から剣岳や槍穂などの展望はかすんでいた。雲も多かった。頂上に向かう途中にも花が咲いていて、ツクモグサもあった。山頂に到着。しばらく展望を眺める。2932mである。さすがに冷える。戻ってきて、白馬山荘は、800人収容が出来るという話だったが、まだシーズンではなかったため、少なかった。部屋は我々3人が、個室を使えた。あんなに人が登っていたのに、宿泊する人が少ないのは日帰りが多かったのかな。下りで、ライチョウに会えた。まだ半分白かった。頂上近くにもライチョウをみたのだが、白さは残っていなかった。この辺は雪渓がまだ残っているから、毛の白い部分も残っていたのかな。近づいても逃げなかったので、写真を撮った。雪渓を歩いているときは天然のクーラーが効いているように、涼しかった。雪渓を過ぎると、ムッとする暑さを感じた。下りで足が痛くなり、歩くペースが落ちてしまい、私だけ遅れることなる。帰りの車でも途中、カモシカと遭遇する。帰りは、八方の湯に浸かり、汗を流して、帰路に着く。

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2 コメント

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Unknown (カモシカ)
2015-06-28 08:27:38
6月、ツクモグサを愛でる白馬山行もいいですね。雷鳥にも出会えて、ラッキーでしたね。私ではないカモシカとも遭遇したようで、自然を間近に感じることができたことでしょう。私も大好きな白馬岳ですが、6月に大雪渓を登るのはすごいです。真夏でもひんやりですから。 下りで、歩行ペースが落ちるのは私も同じくです。抜かされて最後尾になることが多いこの頃です。
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カモシカさん (つばさ)
2015-06-28 21:07:46
白馬、花もあり、雪渓もあり、ライチョウやカモシカにも会えて、確かに高山の醍醐味を味わった気がしました。小屋では、ストーブがついていたのですが、それでも寒かったです。自炊のおでんが美味しかったです。膝は少しずつ良くなった気がするのですが、下りはやはり痛くなりますね。
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