猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

盲点。

2008年11月19日 06時32分40秒 | ぶ~すか言ってやる!

今。

世界中で、ミツバチの大量死や大量失踪が起きているのだそうだ。

 

大きな花粉の玉をつけて、
一生懸命働くミツバチは.....
いつ見ても、けなげで可愛らしい。

 

アメリカでは大量のミツバチが失踪を。

中国では1年に養蜂箱2000個分の蜂が、大量死を遂げているのだと。

原因は、はっきりわかっていないものの、
おそらく、巣箱近くで大量に使われる農薬や除草剤なのではないかと.....。

なんでも、それらの使用により、蜂の帰巣感覚は破壊されるのだそうで、
今、世界の農業は危機を迎えているのだそうである。

 

こちらは姿を消しつつある、美しいアオスジハナバチ。
前にも登場しましたが、我が家の畑に一度だけ、現れてくれた時の姿。

 

なぜなら。

この地球上の植物は、その80%が昆虫を媒介として受粉しており、
さらにそのうちの80%が蜂で占められているから。

当然、それは我が家の畑でも同じで.....

春から秋にかけては、ひっきりなしにミツバチが飛び回って
せっせと花粉を運んでくれるし......

確かに、彼らの力なしには、なにひとつ実らないのである。

しかし、正直、
店頭に並ぶ食材を見ていて、これを実感する人は少ないのではないか。

まさか、自分が手にとり、持ち帰った食品が、
小さなミツバチの力に支えられているなどとは。

 

こちらは切干の煮付けちゃん。
たとえばここに入っている大豆も、ミツバチちゃんのおかげ。
ちなみに、何気な~くダイエットをしているゴンザのため、
コンニャクでカサ増ししてます(笑)

 

.....が。

実際畑にその身をおけば、果物や実物の野菜までが、
どれだけミツバチの力を借りているか、すぐにわかる。

彼らはあの小さな身体を花粉だらけにしながら、せっせと働き、
受粉を助けてくれるが......

人間ときたら、それに対する感謝もしないうえ、
彼らが必死で集めた蜜まで掠め取るという貪欲さで、
そりゃあ、あちこち色んなひずみが出てくるのも、
哀しいかな、わかる気がするというものである。

 

お豆腐、たまねぎ、ほぐしたしいたけの軸、米粉、鶏ひき肉少々、パン粉
それと、ショウガを漬けたときのお味噌で下味をつけ、とうふハンバーグ。
ちなみに、このショウガの漬け味噌には、ハチミツを使いますが、
それはおそらく.....ミツバチ一匹が一生かけて集めるぐらいの量。
ミツバチ君、本当にありがとう、そしてごめんなさい。

 

......と。

ある養蜂家のページへたどり着き、
私は新たな事実を知る。

それは、養蜂場のある場所を把握しないままに、
ラジコンでの農薬散布を行ってしまう農家もあるという話で、
それでは身体の小さなミツバチたちはひとたまりもないだろうと、
小さな死骸の山の写真を前に、ただ佇むしかない。

利用されるだけ利用され、死んでゆく蜂たち.....

一生かけて、集めた、
たった、ティースプーン1杯分の蜜まで奪われて。

 

ポン酢をかけて、いただきます♪
ちなみに大根おろしのてっぺんに載ってるのはゆず唐辛子で、
このゆず唐辛子はユウキ食品のもの。
魚エキスが入っているらしく、我が家では欠かせない調味料となっています。
特に鍋物にぴったり。

 

.......と。

ミツバチの写真を見つめながら、私はある事実に気づいた。

「そういえば、我が家の畑の近くでも、よくラジコンヘリが飛んでいる!」
と。

今までは、てっきり誰かそういう趣味の人が、
遊びで飛ばせているものだと思っていたが......
まさか.....!?

まさか。

食品の安全性と、自給率を高める必要性が論じられる中で。

今、ミツバチたちが死んでゆく事実は.....
いったい何を暗示しているのか。

 

本文とは著しく写真が添ってないけど、日曜日はたいしゃぶだったの。
(こちらでもポン酢とゆず唐辛子が大活躍~♪)
これだけの量(二さく)で980円はかなりお買い得だよねぇ。
おうちご飯は安くて美味い~♪(野菜もおかわりし放題)

 

おりしも、アメリカでは、
湾岸戦争症候群に関する報告書が(今さらのように)
発表されたということだが。

そちらも、一番深刻で、本当の原因であるはずの
劣化ウランについては隠されたままのようだ。

コメント (2)
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