日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



先日の朝日連峰縦走で、初めて避難小屋を利用したのですが、
行く前の心配は、泊まりが自分1人だったらどうしよう~、ということでした。
夏の間は管理人さんが入るそうです。
9月になると週末だけ入ってくれるのかな?
紅葉の時期には平日も宿泊者が多いに違いない、そう期待して出掛けたのでした。

大朝日小屋は古寺鉱泉からのピストンが多くけっこう混み合うみたい。
竜門小屋に泊まった時は2階に11人、1階には地元の人たち?管理人さんを囲んで6~7人ぐらいで宴会をしていました。
この日は土曜日でしたからね~。
狐穴小屋にも5~6人ぐらいは泊まっていたようでした。

竜門小屋で隣り合った地元の単独女性は、前日もこの竜門小屋に泊まったそうですが、他に誰もいず管理人さんもいなくてたった一人で一晩過ごしたそうです。
『恐かった~!』としみじみ言っていました。
風の音も強く、何だかわからないけれど『ガタン』とか『コトッ』とか物音がよくするのだそうです。
そのたびにビクッとして、熊が入ってきたらどうしよう~とかいろいろなことを考えてほとんど寝られなかったと言っていました。
紅葉の時期だし、金曜日だし誰か居ると思っていたそうです。

そう、私が一番恐れていたことがこれなんです。
幸い今回はたった一人で避難小屋というのはなかったので、ほんとにホッとしたのですが、やっぱり真っ暗な避難小屋で一人で過ごすってイヤですよね~。
扉が閉まっていれば熊はそうそう入って来ないだろうけれど・・・ほかの意味でも・・・。
あまり混み合う小屋もイヤだけど適度に人がいてくれないと~。

避難小屋泊まりの山に行く時は、お天気も見なきゃいけないけれど、誰かが小屋に泊まりそうな時期というのも日程選びに大事になってきます。

それにしても朝日連峰の避難小屋はどこもきれいでいい小屋でした。
うん、保久礼の小屋とはえらい違いだね~。あそこは人間の泊まれる小屋ではないですよ~。
夏の間だけでも管理人さんが入る小屋っていうのはやっぱりいいんですね。







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『軽く山を歩いて温泉に入って、土地の美味しい物を食べるっていいだろう~。』
こう言いだした夫の言葉に『いいね~』と二人の娘たちが大乗り気。
それなら、と日程を調節し、どこへ行くか?といろいろ考え、八甲田山に行くことに決めました。
写真でよく見るあの素晴らしい下毛無岱の紅葉を是非見たいし子供たちにも見せたい。
ちょっと費用がかかるけれど十数年ぶりの家族登山。少し奮発しましょう~。

しかし、予め決めた日程でのお出掛けは天気が心配です。
あまりいい天気予報ではなかったのですが、土曜日の八甲田に登る日は何とかお天気も持ちそう、ということで決行としました。

一日目、新幹線で八戸まで。
八戸からバスに乗り奥入瀬渓流の散策を楽しみます。
小雨も覚悟していたのですが、晴れ間が見えました~。

石ケ戸でバスを降り歩き始めました。
まだ紅葉には早いです。
奥入瀬渓流は全部歩かなければその良さは分からないということですが、時間がないので一時間半ほどの散策です。


流れがけっこう速くて迫力がありました。




紅葉や新緑の頃ならもっと素晴らしいのでしょうけれど。


『雲井の滝』で散策終了としました。
次のバス停まで歩くとバスに間に合わない・・・。


時間も季節も中途半端。
メインは明日の八甲田だから・・・。

バスに乗って八甲田ロープウェイそばのホテルまで移動です。

二日目。
朝起きてみると小雨・・・。
天気予報では今日の方がいいはずだったのだけれど。
風はないのでロープウェイは動いています。
天気の回復を期待して出発します。

が、雨は降っていないけれど何も見えません。


ただ歩くだけです・・・。
大岳まで登る予定だったけれど、これでは何も見えないので中止。


下毛無岱。
天気回復しません。


結局最後まで天気回復せず。時折ザーッと降られることも。
早く下ってゆっくり温泉につかりましょう~。


中腹は紅葉がきれい、のようでした。
酸ケ湯温泉に入り帰ってきました。
せっかくはるばる東北青森まで出掛けたのに、お天気が悪くてほんとにがっかり。
でも久々の家族旅行、行かれて良かった~。


おまけ。
初日、八戸で駅前(?)の食堂で『せんべい汁』を食べたのですが、これがすごく美味しかった~。
おかみさんのおしゃべりも楽しかった。
またあのせんべい汁が食べたいです。
お刺身も美味しかった。

  
今回の旅で一番盛り上がったのはこのせんべい汁とおかみさん、そして帰りのお土産選びでした。





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すごい風でした。
でもけっこうな早さで通り過ぎてくれてよかったです。
お昼前には日も差して洗濯物を干しました。

庭の様子が気になっていましたが、トマトもナスも風で傾いていました。
ミニトマトはだいぶ実が落ちたみたいです。
ナスはまだずいぶん生っているけれど、お尻がガジガジになったりちっとも大きくならなかったりで、夏野菜はそろそろお終いです。
最近は追肥もしていないから秋ナスの期待もできませんが、元気な葉っぱが着いている苗2本の周りに試しに追肥してみました。
どうでしょうか~?
ゴーヤのネットも風で片方外れてしまい、まだ小さい実がいくつか生っていましたがネットを取っ払ってしまいました。

あとはこれからは葉野菜ですね~。
幸い、葉野菜はネットの中で台風の被害はなかったです。

この台風で山の紅葉もお終いでしょうね~。







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初めての避難小屋泊まりで慣れない私は、食事の支度、片付けなどに手間取り起きてから出発まで1時間半もかかり6時出発となってしまいました。
ほんとはもっと早く出たかったのだけれど・・・。

今日の泊まりは大鳥小屋。
じつは、こちら方面に歩く人は私とあと一人、若い単独のお兄さんだけでした。
この若者は私より1時間ほど早く出発し、今日のうちに一気に下山するそうです。
ということは・・・ずっと一人旅です・・・。
でも、ま~今日もお天気がいいから~。何とかなるでしょう~。





竜門小屋から先ずは南寒江山、寒江山、北寒江山と越えて行きます。
寒江山の鞍部には初夏にはお花がいっぱい咲くよ~と地元の方に教えてもらいました。

ほんと~!ウスユキソウの葉がうじゃうじゃと残っていました~。


咲き残りのお花もあります。
タカネマツムシソウ            イワインチン


何とハクサンフウロ~!


寒江山に到着~。


いいお天気です。
今日は飯豊もすっきりと晴れているようです。


振り返って。
一番奥にとんがっている大朝日岳。


向う以東岳。


狐穴小屋宿泊の人たちや大鳥小屋から来た人たちとぽつぽつと出会うようになりました。
狐穴小屋の宿泊者は5~6人?ぐらいだったそうです。
大鳥小屋からの人たちは8人とすれ違いました。

北寒江山を過ぎて三方境に到着。
三方境はザレた砂礫の道で、ここから北側は全体的にザレていると感じました。


狐穴小屋が見えてきました。
当初の予定では今日はここに泊まる予定でした。
この小屋もとてもきれいでトイレは水洗です。


一旦大きく下っていよいよ以東岳への登りです。
ここさえクリアすれば・・・。

        
ウメバチソウ      ミヤマリンドウ


ハクサンイチゲ。けっこう咲き残っていてびっくりです。


緩やかに一つずつ山を越えながら登って行きます。
あれ~?少し雲が出てきた?


来た道を振り返る。右側でちょこんととんがっているのが大朝日岳。
逆光で色が~。


以東岳の山頂が近付いてきました。以東小屋も見えてきました。
以東小屋は老朽化のため使用禁止になっています。
この小屋が使えれば距離的にはずいぶん便利だと思うのですが。


えっちらおっちら登ってとうとう以東岳到着です。


途中で出会ったおじさんが『以東岳の向こう側は真っ赤だよ~!』と言っていましたが、こちらも鮮やかでした。


大鳥池が見えました。今日はあの池の畔にある大鳥小屋までの行程です。


山頂では以東岳ピストンの人が二人、これから狐穴小屋に向うという人が二人おりました。
ここまで来れば後は下りだけだから~と昼食を食べ少しのんびりし過ぎてしまいました。
雲も広がってきてしまいました。

大鳥池直登コースは急過ぎて大変と聞き、オツボ峰を廻るコースで下山開始しました。


紅葉が鮮やかです。
が、コースタイム30分のこのコース。
小さな山のアップダウンの繰り返しで、あれがオツボ峰かな~?と騙されること何回~?
30分のコースなのに1時間近くかかってしまいました。


ようやくオツボ峰到着~。


以東岳を振り返る。灰色の雲が~。




まだまだアップダウンは続きます。
下りに慣れた足が辛い・・・。


1000メートルぐらいから紅葉は始まっていました。


急な下りが続きましたがようやく大鳥小屋に着きました。
ほんとにホッとしました。


大鳥池

大鳥小屋はけっこう大きな小屋です。宿泊は団体さんもいて、全部で20人ぐらいでした。
日曜日だし誰もいなかったらどうしよう~と思っていたのです。
管理人さんがいるよって聞いていたので安心していたのですが、管理人さんは少し前に下山してしまったそうで、でもたくさんの宿泊者で賑やかだったのでよかったです。

この日の泊まりは全員がこれから登る人たち。
下山は私一人。これから泡滝登山口まで2時間半の歩きです。
熊鈴を鳴らしながら歩きましたが、そんなに心配するような道ではなかったです。

最初の吊り橋までは順調。


このつり橋けっこう揺れます。


この日もお天気よさそう。狐穴に泊まった方が良かったかな~と少し未練も。


大鳥川に沿って歩いて行きます。
これから登る人5~6人とすれ違いました。


無事泡滝登山口に到着し、頼んであったタクシーで『ぼんぼ温泉センター』に運んでもらい、さっぱりして帰ってきました。
ちなみにタクシー代は11220円。ぼんぼは430円でした。

私には無理かもしれないと思っていた朝日連峰縦走。
心配した荷物の重さもさほど気にならなくなり、何とか歩き切り少し自信がつきました。
今度はお花の季節にまた是非来たいな~と思いました。



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ずっと長いこと飯豊や朝日連峰は私には絶対に無理な山、と端から諦めていた。
でもあの嫋やかに連なる峰々とたくさんの花々、赤く燃える紅葉。
年々憧れの峰に寄せる想いは大きく膨らむばかり。
この年になってどうしても登りたい想いが強くなり、家で行きたいよう~と騒いでいるばかりでは埒があかないので、7月のセールでとにかくシュラフとマットを購入~。
南アルプス撤退後、機会を窺っていたがこの夏はお天気が長続きせず。
秋は絶対朝日連峰~!と強く願ってとうとうこのたび決行の運びと相成りました。

朝日連峰は車で登山口に乗り付けピストンで登る人が多いらしい。
私は車は使わないし、同じ登山口に下りる必要はないし、遠くはるばる登りに行くのに縦走しなればもったいない。
けれど縦走するとなると今度は食糧を多く持たなければならないし、その分重くなれば体力的に無理がくる。
考えに考えて縦走計画を立てました。

さて、どこから入るか?今の時期、登山口に入るにはどちらから登るにしても公共乗り物はありません。
1食分減らせるということで初日は古寺鉱泉に宿泊することにしました。
新幹線で山形へ。山形から高速バスで月山口へ。
タクシーを予約し、月山口から古寺鉱泉に行ってもらいました。
ちなみにタクシー代は貸し切り料金ということで9900円でした。

タクシーの運転手さんは『今の時期、登山者なんているの~?』と懐疑的。
紅葉の時期だからたくさんいると思いますよ~と言っても信用せず、古寺鉱泉の駐車場に15、6台停まっていたのでびっくりしていました。

コース  古寺鉱泉(泊)~小朝日岳~大朝日岳~西朝日岳~竜門小屋(泊)~
     寒江山~伊東岳~オツボ峰~大鳥小屋(泊)~泡滝

古寺鉱泉の宿泊者は渓流釣りのおじさん二人と素泊まりの登山グループ4人と私。山菜中心の夕食は美味しかったです。
宿のご主人は、私が単独ということを心配してか?いろいろなアドバイスをくれました。
迷いやすい道の様子、水場の位置など宿泊者には毎度言っていることだろうと思うけれど、私が縦走すると言うと明日は竜門小屋まで行って次の日は大鳥小屋まで行けば最終日が楽になると言います。
確かにそうではあるけれど・・・。
最初の予定では、大朝日小屋と狐穴小屋に泊まるつもりでいました。
竜門小屋まで行くかどうかは大朝日小屋に到着した時間によって考えることにしました。

古寺鉱泉からの登りは一番登りやすい道だそうです。
確かに、私でも何とかなりました。
緩やかな道と急登を繰り返しながら登って行きます。
きれいなブナ林。


朝日連峰は水場が豊富で助かります。
最初の一服清水はちょろちょろ出ていましたが、次の三沢清水は出ていませんでした。









日暮れ沢分岐に到着。
あれっ?コースタイムよりずいぶん早く着きました~。
あら~、私って案外行けるんじゃない~?
と思ったのが間違いの元。
このあとプラスマイナスゼロになりました。

少しずつ色づいてきています。




だいぶ見晴らしがよくなってきて、月山が見えてきました。


オヤマリンドウ?         エゾリンドウ?


古寺山を過ぎ、小朝日岳、大朝日岳が見えてきました~。


小朝日岳。
頂上下で急な崖があって危険と聞き、ザックも重いし蒔き道があるので今回は巻道を行くことにする。


大朝日岳。肩に大朝日避難小屋も見えます。


小朝日岳の裏側?がきれいに紅葉していました。


小朝日岳の斜面。


下りの人が口々に『上はきれいですよ~』『今がピークですよ!』と教えてくれます。
山の斜面の紅葉が鮮やかになってきました。








銀玉水に到着しました。美味しいお水がじゃかじゃか出ていました。
ペットボトル2本分入れたらずっしりとザックが重くなりました。


大朝日小屋。予定より30分早目に着きました。
取りあえず、お昼を食べたり山頂往復です。


大朝日岳山頂。360度の眺望。
お天気も良く最高です。


祝瓶山の向こうに憧れの飯豊連峰。
山並みが美しい・・・。


遠くに福島の吾妻連峰。


蔵王連峰。


月山。


そしてこちらがこれから縦走する山々。一番向こうには以東岳。


食事をして、山頂を往復して、1時間半ぐらい経ってしまいました。
お天気がいいし、ここでまったりした方がいいんじゃないか?とか、これから次の小屋まで2時間40分。
重いザックを背負って果たして辿り着けるのか?とか迷って迷って・・・。
でもこの小屋はやっぱり混むのです。だから古寺鉱泉のご主人は竜門小屋に行った方がいいって言ったのかな?
お天気も安定しているし、行ってみようか~。
何だかはっきり行くんだ!という強い意志もないまま出発してしまいました。
途中でバテたりしないだろうか・・・。不安がありました。
少しずつ小屋が遠のきます。





中岳から。西朝日岳。


紅葉が鮮やかです。




とうとうこんなに遠くに来てしまいました。
もう行くっきゃないでしょう!
でもこちらから見る大朝日岳はとんがっているのですね~。




ようやく西朝日岳に到着しました~。
この登りは辛かった。
でもここまで来れば何とかなりそう~、とここでのんびりしたのがまずかった?


紅葉を楽しみながらのんびりと小屋を目指します。
右手の小高い竜門山を下ったところに竜門小屋が見えています。


歩いても歩いてもさっきと大して景色が変わらない・・・。


小さいけれどアップダウンが何度もあってうんざりします。


振り返る。


それにしても紅葉が見事です。


素晴らしい~!


西日が当たり鮮やか。


ようやく竜門小屋に到着しました~。
さすがに疲れました。

竜門小屋はとてもきれいな小屋でした。おトイレも水洗!
二階の宿泊は11人でゆったりでした。

私は避難小屋の宿泊は初めて。
自炊は一回だけ会津駒ケ岳で経験していますが、慣れない避難小屋で勝手がわからずまごまごしてしまいました。
まず、寝床の支度をしなければなりません。
そして日が暮れる前に、真っ暗になる前に夕食の支度をしなければ~。
夕食と言っても簡単です。初めてアルファ米を食べてみましたが、なかなか美味しかったです。
インスタントのみそ汁の中に乾燥のホウレンソウやお麩を追加したり、ブロッコリーも茹でてみました~。
中にはお肉を持ってきて炒めている人もいました。
ご飯の支度にまごまごしていて夕焼けを見そびれてしまいました。
誰かが『夕日がきれい~!』と言ったのを聞きつけ、ご飯の途中であわてて外に出て沈みかけた夕陽を撮りました。


食事が終わったら、小屋も真っ暗になるしあとは寝るだけです。
フリースを着て寝たのですが、朝方ちょっと寒くなったかな~。でも我慢できる程度の寒さで追加で着込むことはしませんでした。

続く・・・。



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