日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



以前から登りたいと思っていた甲斐駒ケ岳にようやく登ってきました~。

お天気を見ながら、仙水小屋の予約をしたら、
台風12号の影響で南アルプス林道のバスが通行止めになっているという。
9日の金曜日からバスが開通したということで、早速再び予約。
仙水小屋は完全予約制で食事にもこだわりありと山の雑誌で取り上げられたこともあります。
小さな小屋なので週末はなかなか予約がとれないらしい。
日曜日はところにより雨という予報だったけれど、月曜日は晴れそうだったので日曜日の宿泊にしました。

甲府12時発のバスに乗ります。
初日は仙水小屋までなので、ゆっくりの出発ですごく楽~。
でも通行止めになっていた林道をパスが無事に通れるのか?ちょっと気になっていましたが、
土嚢が積まれていた個所が一つあったぐらいで路肩が崩れるといった被害はなかったようです。

甲府からのバスの乗客は10人。
途中下車が二人いて、登山客は8人でした。

北沢峠から40分ほど歩いて仙水小屋に到着です。
雨を覚悟していたけれど降られずに済んでラッキーでした。

この日の仙水小屋の泊り客は35~40人ぐらいだったようです。

仙水小屋の夕食は早いです。
4時半の予定が4時過ぎには支度が始まりました。
晴れているときには小屋前のテーブルで食事だそうで、
この日も外のテーブルにお膳が並べられ皆が席に着こうかという時になってちらちらと雨が!
あわてて部屋の中にテーブルを並べ皆がお膳を持って小屋の中に入りました。

仙水小屋の夕食。
必ずお刺身がつくのがこだわりみたいです。
この日はマグロ、サーモン、カニ、ヤリイカ(魚卵が詰められている?)、それとクジラでした~!

果物はオレンジと山梨らしくブドウとモモ。

そして朝食。
お味噌汁はシジミでした~。

山小屋ではあまり朝食はたくさん食べられないのですが、この日は頑張って食べました。

仙水小屋の朝は早いです。
3時にパッと電気がつき、みんな起されます。
3時半過ぎ頃にはテーブルにお膳が並べられます。
4時前には食事が終わり、支度ができた人から次々出発して行きます。
朝早く出発して、山頂からの素晴らしい眺望を楽しんでもらいたいという
小屋のご主人のこだわりで、こういう時間になっているそうです。
9~10時ごろになると、甲府盆地からのガスが一斉に甲斐駒めがけて上がってくるそうです。

日の出前の真っ暗やみの中、ヘッドランプをつけてみんな出発です。
40分ほどで仙水峠に着きました。
真っ暗であまりよく周りが見えなかったけれど、大きな石のゴロゴロしたところで歩きにくかったです。
日の出までまだ時間がありますが、空が明るくなってきました。
雲ひとつなく、今日はお天気が良さそうです。
そして雲海が素晴らしい!


ここで日の出を待っていては遅くなってしまうので出発です。
樹林帯を駒津峰まで直登です。
途中、日の出で林の中が赤く染まりました~。


まだお花が少し残っていました。
ミヤマコゴメグサ。


秋の花、イワインチン。


ヤマハハコ。


樹林の間から甲斐駒が見えてきました。


駒津峰に到着。

向こうに見えるのは中央アルプス。

甲斐駒。


鳳凰三山の向こうに富士山もばっちりです。


北岳、間ノ岳。右手奥は塩見岳。

手前の山は栗沢山と続くアサヨ峰。

向かい側には仙丈ヶ岳。

素晴らしいお天気です。

駒津峰から甲斐駒を目指します。
大きく立ちはだかる甲斐駒ケ岳。
あそこまで登れるのだろうか~?


けっこう岩や石ゴロの道で所々段差が大きく、だんだん体力を消耗してきました。
おまけに暑い!

六方石から先、道は二手に分かれます。
直登コース(まっすぐ)と巻き道コース。
案内書には直登コースは積雪期に使われるとして、巻き道コースの案内が出ていましたが、
直登コースを登って行く人たちがたくさんいました。
私もしばし迷ったけれど、ここは素直に巻き道コースを選択。
直登コースは下りに使ってみようか?と思っていました。
が、頂上で登って来た人たちに聞いてみたら、段差が大き過ぎて落っこちそうだから下りでは絶対止めた方がいいと強く言われ、また巻き道を下りました。


しかし、巻き道コースも長いしずるずる滑りやすいし、けっこう大変。
来た道を振り返る。
仙丈ヶ岳 駒津峰                  六方石

直登コースは六方石から右の斜面を登って行きます。
こんな斜度。↓

ちょうど真ん中辺に人が立っているのが見えます。

巻き道コースもけっこうしんどいです。
ちゃんとコース(踏み跡)辿って行かないとずるずるします。
下りで、踏み跡辿ったと思っていたら、すごく滑りやすい急斜面で、
勢いをつけて、た、た、た、と下ったら何時の間にかコースを外れていました。
滑ってこけたら下まで落ちそうでした。

まだかしら~と、たびたび上を見上げながら登ります。


摩利支天も上から見ると迫力はなくなってしまいます。


9時10分前、ようやく山頂に着きました。
駒ケ岳神社。


富士山、鳳凰三山。

だんだんガスが下から上がってきました。
小屋のご主人のいう通りでした。

北岳、間ノ岳、塩見岳。更に奥に悪沢岳、赤石岳と思われます(?)


仙丈ヶ岳。


中央アルプス、御嶽山。


槍穂。右手に立山、剱も。


後立山。


そして八ヶ岳。

左端は蓼科山。

360度、素晴らしい眺望に恵まれました。
ゆっくりしていたいけれど、バスの時間もあり40分ほどで山頂とお別れします。
下山は駒津峰までまた戻り、双児山を通って北沢峠に下ります。


下山を始めたら、少しずつガスが湧きあがってきました。
やはり、ここに来るには、仙水小屋か周辺の小屋に泊って早立ちして登るのが大正解のようです。


双児山から甲斐駒。

ここからは樹林帯になります。
北沢峠までの道はジグザグと付けられ段差も無く、甲斐駒への登りに比べたらずっと歩きやすい道でした。
予定通りのバスに乗ることができましたが、
暑さとイワイワの上り下り(直登コースではないのに)でけっこう体力消耗しすごく疲れました。
だんだん厳しい山には行かれなくなりそうです。




コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
大きな山 (tsubasa)
2011-09-13 21:35:16
中央線から見る甲斐駒は本当に大きいです。ぐんとせまって来るように見える場所もあります。
お天気に恵まれましたね。遠景の写真もよくわかります。
最近は長野新幹線ばかり。たまには中央線に乗らなくては。
 
 
 
中央線の楽しみ (yuto)
2011-09-13 22:01:53
中央線に乗るたびに甲斐駒を見るのが楽しみになっていました。
ほんとにカッコいい山ですよね~。
何時か登りたいと思っていてようやく登ることができました。
が、ちょっと疲れてしまいました~。

後立山は鹿島槍が目印ですね~。
昨日はほんとに良く見えました。
 
 
 
甲斐駒 (閑人kazu)
2011-09-13 23:45:11
中央線の小渕沢から特異な山容の甲斐駒が見えますね。
一度見たら頭に残る個性のある山ですね。

富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳と本当に素晴らしい景色ですねー。

雲海がいいですね、湧きあがるガスも好きです。

今年も乗鞍の紅葉を見に行きますが、このレベルの山は諦めています。
 
 
 
閑人kazuさん (yuto)
2011-09-14 00:19:01
360度の眺望でした~。
帰りのバスから見たら、もうガスで山頂は見えませんでした。
夏山は5日間も山に入っていたのに晴れたのは半分以下でしたから、今回は嬉しかったです~。
朝のうちの雲海も素晴らしかったです。

紅葉の乗鞍、楽しみですね。
乗鞍の紅葉はほんとに鮮やかですものね~。
お天気に恵まれるといいですね。
 
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