日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



夏山縦走からすでに1ヶ月。
台風が去り、ようやくお天気も安定して予報はしばらく晴れマーク。
まだ紅葉にはちょっと早めのこの時期、まだ未踏だった不帰ノ嶮越えを決行しました。
足腰の丈夫なうちに~と前から考えていたのですが、やっと行って来れました。

9月になると夜行バスの便も少なくなり、数少ない平日の夜行バスはすでに満員。
連休は絶対に避けたいし、お天気が安定し雷の心配がないので平日の朝立ちとしました。
朝一の長野新幹線に乗れば、特急バスが八方に9時半に到着します。
ゴンドラリフトに乗り継ぎ10時半に出発すれば3時ごろには到着できる。
特急バスには登山者観光客ほどほどの人が乗っていました。

コース  八方池山荘~八方池~丸山~唐松岳頂上山荘(泊)
     唐松岳頂上山荘~唐松岳~不帰ノ嶮~天狗の頭~天狗山荘(泊)
     天狗山荘~鑓温泉の分岐~白馬鑓温泉~猿倉

予報通り素晴らしいお天気!
八方池山荘から出発。自然探勝路を登って行きます。
八方池までのハイキングの人たちがいっぱいいました。
山はもう色付きが始まっています。


五竜岳、鹿島槍もばっちり。


まさかお花が咲き残っているとは思いませんでした。
       

ウメバチソウはたくさん咲いていました。

八方池に到着。
明日はあの尾根を歩きます。核心部は2峰北峰の下りだとか。


白馬三山もすっきり~。















丸山到着~。


山々が大きく迫ります。


二峰の南峰 と 北峰


鹿島槍       五竜岳


唐松岳頂上山荘に到着。立山剱岳がお出迎え。
コースタイムより早く登って来られました。


唐松岳。


山荘の宿泊手続きで、『本館と旧館がありますが、プラス800円で本館になりますがどうしますか?』
と聞かれました。そして来る人ごとに説明をしています。
確か~、ゴールデンウィークにも来たけれど、
本館だったけれど800円余分に払った覚えはないのだけれど・・・。
どうしますか?と聞かれれば、ほとんどの人がそれじゃ本館でと言うみたいです。
『本館整理券』なるものをもらって、指定された部屋に入りました。
この日は定員6人の場所を4人で使いました。
旧館でいいと言ったら、もしかして一人だったかも~?
でもそれも寂しいね~。

唐松山荘の夕食。


夕日が毛勝三山に沈みます。


そしてこの日は十五夜さんでした。
反対側の八方の方面を見ますと、麓の山々に影唐松を映しその上に満月が。


日が沈んだ後には宵の明星。


東側は白馬の街の明かりがきれいに見えました。


よく寝られたのかどうだか?分からなかった・・・。
何度も目が覚め、明け方うとうとしてハッと目が覚めたら日の出の時間が過ぎてしまっていました~。
あわてて外に飛び出します。
志賀高原の辺りから日が昇ってます。


赤く染まる牛首。


八ヶ岳     富士山          南アルプス




そして剱立山。

今日も快晴~!
でも風がとても強い。

朝食後、いよいよ出発です。

今年から滑落事故の多いエリアではヘルメットの着用を勧めています。
たとえ滑落してもヘルメットを被っていると頭が守られて助かる場合が多いそうです。
唐松山荘でもレンタルヘルメットの案内が書いてありました。
今までも岩場の通過でもちろんヘルメットを使ったことはなかったし、コースは足場も鎖もしっかりしているということなので、これまでの岩場とそう変わりはないだろうと思ったけれど、
『不帰』という言葉が何ともいやな感じ。
それじゃお守り代わりに借りていこうか~と思いなおして、レンタル料1000円で借りて行くことにしました。
支配人さんの言うには、『岩にガツンと頭がぶつかっても大丈夫だよ。温かいし~。』
実際、岩場の通過で一度頭がぶつかり、ヘルメットがなかったらもしかして血が出ていたかもしれない~と思いました。
それに風がすごく強かったので帽子は役に立たないし、ほんとに温かかったです。

唐松岳山頂。
立山剱もばっちり。


五竜岳~薬師岳までのパノラマ。          


蓮華岳の向こうに槍穂も。


富士山。


そして不帰ノ嶮から天狗尾根。



続く





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