「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

いじめられっ子こそ、将来、世の中をしあわせに出来る!

2015年09月01日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

8月31日も静かに終わり・・・とうとう9月1日。

今の僕には単なる通過点に過ぎませんが・・・昔は、いろいろな思いがあった、日付ですね・・・。


さて、その時、僕は元ヤンのユミちゃん(27)と区民プールあがりのいつものカフェでお茶していました。

「しかし、8月31日ともなると、区民プールも寂しくなるね」

「・・・と言うか、いつもの静寂が戻ってきたと言うべきかな」

と、僕。ブラックコーヒーを飲んでいる。

「ゆるちょさん嬉しそうに泳いでいましたよ。まあ、夏休みは混んでいましたからね・・・」

と、ユミちゃん。

「しかし、8月31日か・・・なんか、9月1日の朝を迎えるのが嫌だったような」

「でも、諦めてたような・・・小6の時は、好きな女の子に会えるので嬉しかったような・・・いろいろな思いを持ってたな・・・」

と、僕。

「小6の時は両思いの女の子がいたんですよね。ゆるちょさんのその頃には珍しく・・・」

と、ユミちゃん。

「まあね。でも、あの頃は、彼女と、学校でしか会えなかったから、9月1日は嬉しかったな・・・」

と、僕。

「宿題が終わらなくて学校行きたくない・・・とか、いじめられるから、学校行きたくない・・・とかは、無かったんですか?9月1日」

と、ユミちゃん。

「宿題は、どうやってでも自分で8月30日に終わらせる主義だった。とにかく手を抜きまくって「僕は能力が無いので、これくらいしか出来ません」って言う言い訳に逃げてた」

「だから、絵の得意な僕とすれば、絵日記は手を抜きまくったね。50日分を7月の終わりの一日で一気に書いちゃうわけ。どっかで海に行くだろうし、実家にも帰るだろうから・・・」

「って、ほぼ未来絵日記的に書いて・・・7月の終わりに絵日記が終わってると、こころ強いよ・・・後は、お彼岸が終わった後になんとかする感じだったかな・・・」

「とにかく大事な事は手を抜くこと・・・いいんだよ、夏休みの宿題の意味は、夏の間に勉強する癖を忘れないようにする事だから」

「・・・夏休みを満喫するのが夏休みの第一の意味なんだから、宿題は、終わっていれば、いいのよ・・・」

と、僕。

「そういう思いに・・・小学校時代に辿り着いていたんですか?ゆるちょさんって」

と、ユミちゃん。

「うーん、そういう思いに辿り着いたのは、小学5年生の頃かな。ある時、「先生の立場に立って考えればいいんだ」って気づいたんだ」

「それ以来、相手の立場にまず立って、自分の言うべき言葉を考える・・・って人間になっちゃったけどね。それは悪い事じゃないと思うけど・・・」

と、僕。

「で、ゆるちょさん、いじめに関しては、どう考えていたんですか?9月1日に、いじめが恐くて、登校拒否する子供達が未だに増えているらしいですよ」

と、ユキちゃん。

「うーん、僕自身、結構、いじめられたけど、それって、大抵1学期だったし」

「1学期のうちにその問題は解決してた。僕は頑固だし、やられれば、さらに倍にしてやり返すような人間だったから、いじめても面白みが無いどころか」

「くってかかってくる人間は、いじめる側も被害が残るから・・・自然、いじめはなくなってたよ。それは、結果オーライだったけどね」

と、僕。

「今のゆるちょさんから、考えると、いじめられっ子だったとは、あまり考えられないんですけどね」

「男性にも女性にも愛されるゆるちょさんだから・・・」

と、ユミちゃん。

「それは逆だな。そういうオトコだったからこそ、いじめる側からすれば、気に入らなかったんだろうね」

「自分の立場をおびやかしそうな人間は、早めに潰す・・・これはどこの世界でも同じじゃない。お笑いの世界ですら、そういう事らしいし」

と、僕。

「話を戻すけど・・・とにかくいじめられたら、「ヤンキーの法則」を使う事だ。ヤンキーは必ず敵のヘッドを取りに行く。ヘッドさえ倒してしまえば、あとはザコだからだ」

「だから、当時、僕は、いじめられたら、必ず、敵のヘッドにくってかかっていたのが・・・たまたま、「ヤンキーの法則」に則してて」

「相手がいじめる気を無くして・・・いじめが収まった経緯があったね・・・」

と、僕。

「とにかく、人生、誰かの言いなりには絶対にならない事。ま、学生時代は自分を伸ばす為に、先達の人達に、教えて貰う事は大事」

「だけど、生き方に関して言えば、絶対誰かの言いなりになっちゃいけない。それは自分の尊厳を守る事だよ。だから、いじめられても、僕は敵のヘッドに攻撃を集中した」

「ヘッドに操られている・・・言いなりになってる奴は所詮ザコだから・・・敵のヘッドさえ倒してしまえば、彼らは終わるからね」

「それに、僕だけは、誰かの操り人形に、絶対になりたくなかった・・・それって人生的に皆が認める、恥ずかしい生き方だもん・・・それだけだね」

と、僕。

「それって、ゆるちょさん・・・いじめられたのって、小学3,4年生の頃でしょう?」

「元ヤンのわたしが言うのも、なんだけど・・・そんな小さい時に、よく「ヤンキーの法則」を見つけられましたね」

と、ユミちゃん。

「うーん、それはいじめらて考えたからだよ。だいたい、僕はいじめられた時、こう、思っていた」

「「どうせ俺をいじめている、こいつらは操り人形だし、将来ろくな人生を歩む事はない。問題はヘッドだ。だいたいあのヘッドだって、将来そんなに収入は無いだろう」」

「「だったら、俺は将来、あいつの100倍の収入を確保して、あいつらを絶対に顎で使ってやる。俺はそれを達成するまで、絶対に死なない」・・・これだよ」

「確かに子供の頃って、否定されれば、自殺したくなるものさ。でも、僕は仕返ししないと気が済まない質だったからね。「自殺する」と言う、超安易な道は自分の為にも」

「絶対に取らないと決めてたんだ。小学3年生くらいの頃から。だって恥ずかしい生き方だもん、それは」

と、僕。

「いじめられたからこそ・・・考える機会に出会って・・・一生懸命考えたからこそ、答えを出せて、強い思いを持てる・・・」

「ゆるちょさんって、子供の頃から、結構、厳しい道を歩いて来たんですね・・・」

と、ユミちゃん。

「ま、それは今から考えれば、有り難かった事だよ。何も考えずにのほほんと生きる人間こそ、僕はなりたくなかった人間だからね」

と、僕。

「・・・っていうか、その小学3年生のゆるちょさんがあるから・・・わたし、ゆるちょさんと納得してつきあえるのかもしれない」

「ゆるちょさんって、何かネガティブな事があっても、ただでは負けないし、むしろ、相手に絶対に勝ちに行きますよね・・・」

「そここそが、わたしが、ゆるちょさんに魅了される所かもしれません。元ヤンの女性として・・・」

と、ユミちゃん。

「小学校なんてさ・・・6年行けば、終わるし、中学で3年行けば、また、環境が変わる。僕は小学生の頃から、大学生になってみたいなと思っていたし」

「だから、勉強もがんばった・・・達成すべき・・・自分を盛り上げるべき目的があったからこそ、僕は勉強もがんばれたんだよ」

と、僕。

「ま、だから、その頃から、目標のある人生が充実する事と、目標の無い人生のつまらなさを体感してたって事だろうね」

と、僕。

「自分を好きな方法で、作り上げる楽しさの人生と・・・誰かにやらされている・・・思考を停止した「操り人形」の人生でつまらなく生きている人生の違いを」

「ゆるちょさんは、認識していたって事ですね?」

と、ユミちゃん。

「ああ。自分で「好きこそ物の上手なれ」で選んだ人生は常にしあわせを獲得する方向に進化出来て、本当に素晴らしいよ。そこには成長がある!」

「誰かにやらされている感のある人生は・・・誰かの操り人形になってる、そういう人生・・・僕の三菱電機時代が、そうだけど・・・人生で絶対にやっちゃいけない時間だよ」

と、僕。

「でも、ゆるちょさんって、小学校でも、中学でも、いじめの経験をしているんですよね?それは何故ですか?だってゆるちょさんは女性に人気だったんでしょう?小学生の頃から」

と、ユミちゃん。

「僕は頑固者の上に糞真面目で・・・だから学級委員にもなったりしたんだけど、要は「弱い者いじめ」が大嫌いだったんだよ。だから、それを公に指摘したりしてたから」

「「うぜい」って事になったんだろうね。さすがに小学3年生の頃にいじめにあった時は・・・友達だと思ってた周囲の男の子達が皆敵に回ってさ・・・相手のヘッドとは」

「戦うつもりだったけど、仲の良かった友達が離反した事がショックで、学校に行けなかった。よくある「朝になるとお腹が痛いと母親に言う」パターン」

「・・・もっとも、それはいろいろ周囲の大人ががんばってくれたんで、事無きを得たけどね・・・」

と、僕。

「でも、結局、相手のヘッドからすれば、僕は目障りだったんだよ。だから、ムカついて潰そうとしたんだ。その事がわかっていたから、周囲の友人とは仲直りしたけど」

「僕は、そのヘッドの事は永久に許さなかった・・・結果、それ以来、会話も交わす事もなかったし、周囲の大人達の配慮によって、クラスも永久に別々になったけどね」

と、僕。

「そういう所、ゆるちょさんは、強いんですね」

と、ユミちゃん。

「僕の大学時代の友人にさ。「一度怒ったら、その怒りの増大は、等比級数的に増大していく」と言った人間がいたけど」

「僕の場合、普段殆ど、怒る事は無いけど・・・その僕が一度怒ったら、すぐマックス。その怒りの相手を僕は永遠に許す事はないからね」

「「人の道を踏み外した外道のクズは、この日本では、永久に許されない」・・・僕は、それを実践している」

「ま、それは小学生の頃から、ずーーーっとそうだったって事だね」

と、僕。

「ふふふ。そういう強いゆるちょさんだからこそ・・・簡単に人の言いなりになる弱い玉・・・操り人形なら、利用のしがいがあるけど」

「・・・そういう強い存在は、時として敵になる事もあるから・・・そのオトコはゆるちょさんを早めに潰そうとしたんですよ」

「手に取るようにわかります・・・笑っちゃいますけど・・・その思い」

と、ユミちゃん。

「ユミちゃんこそ・・・怖い人達を上手く使うヘッド側の人間だもんね?」

と、僕。

「わたしはレディースのトップをやっていただけ。それにわたしのグループはグループ間の抗争はするけど、パンピー(一般ピープルの略らしい)には手を出さなかったわ」

「それは掟破りの事だもの」

と、ユミちゃん。

「わたしも、そう言う意味では、「人の道を踏み外した外道のクズは、この日本では、永久に許されない」の人間だから」

と、ユミちゃんは微笑む。

「ま、わたしから言わせれば、弱くて頭の悪いやつ程、「いじめ」に走るの」

「ヤンキーって言ったって、ただ腕っ節が強くて喧嘩に強いだけじゃ、人を率いてはいけないわ。そういうオトコは人間として、小さいのが常だから」

「鉄砲玉として使えるかどうかだけだわ」

と、ユミちゃん。

「だいたい人を率いていけるオトコは、女性も魅了出来るけど、何より強いオトコ達を魅了する、そういう大きくて、強い人間性を持っていなければダメよ」

「相手のヘッドすら魅了しちゃうような、そういう人間性よね。強い精神力と大きな人間性があるからこそ、人はそのオトコについていくんだもの」

「そして、女性はそういうオトコに本能から、魅了され、そのオトコの笑顔に、本物の笑顔になれる・・・そして、経験に裏打ちされた高い知性を持っている事」

「抗争する間に、そういう知恵を身につけていくヘッドだからこそ、相手の一枚も二枚も上に行く事が出来る。ま、それがわたし達の頃のヤンキー道だったけどね・・・」

と、ユミちゃん。

「だから、「いじめ」をやる奴なんて・・・けつの穴の小さいガキンチョクラスだわ。そういう奴は大人になっても絶対に出世出来ない」

「ま、それ以上に、子供の頃、操り人形だった人間は・・・本当の意味で、しあわせになれていないでしょう。だいたい、子供の頃操り人形だった人間は、今でも操り人形でしょう?」

「それでは自分の思い通りの人生を歩けないもの・・・そんな人生、ふしあわせだわ・・・」

と、ユミちゃん。

「わたし、いじめられる人間って、すごくやさしい人間で、想像力が豊かだからこそ、例えば両親の事を思いすぎて・・・自分が犠牲になろうとする」

「将来、絶対にしあわせになる男の子、女の子だと思っているの」

と、ユミちゃん。

「だから、自分に負けたら絶対にダメ。自殺なんて絶対にダメ。いじめられたら、絶対に相手に借りを返しなさい。10年かけても、20年かけてもいいから」

「いじめた相手を顎で使うような立場になって・・・その相手を徹底していじめ抜くって言うのも、ひとつの手だわ・・・」

と、ユミちゃん。

「いじめられた経験者として、言わせてもらうと・・・そんなの途中で、忘れちゃうよ。僕は高校生になったら、大学受験が新たな目標になったし」

「いじめられた経験は、その後の人生で、いろいろな事を考える契機にもなった・・・ま、人生のプラスになったと言う事さ」

「それくらいのもんだよ・・・いい経験になったと、あとで言えるくらいの経験さ・・・」

と、僕。

「それより、自分の人生の何年か先に広がる・・・大きな未来を考えればいいんだ。ユミちゃんの言うように、いじめられる人間に、豊かな想像力があるのなら」

「その想像力で、自分の未来を・・・輝ける未来を夢想し、それを実現する為に今、この瞬間から、手を打っていけばいい」

「そうしている間に、いじめてた奴らは・・・人生のレースから、早急に脱落していくし・・・目の前からいなくなり、永久に自分とは関わりあいが無くなるもんさ・・・」

と、僕。

「だから、人生、絶対に誰かの言いなりになってはダメなの。操り人形になったら、その瞬間から、自分のしあわせを放棄したことになるんだから」

「それだけは言えるわね・・・」

と、ユミちゃん。

「人生は自分との戦いだから、死を自ら選ぶと言う事は、永久に敗北すると言う事なんだ」

と、僕。

「だから、日本人だったら、絶対にそういう道は選んじゃダメだ。人生とは、毎日、自分に勝つから、成立するんだ。確かに負ける時もある。十代だったら、なおさらだ」

「だけど、そこで、負けたからと言って、逃げたら・・・勝ちは永久にやって来ない。日本人だったら、いつか相手に打ち勝つ為に策を練ろう」

「自分を鍛え直そう。そして、リベンジを狙うんだ。そう、今こそ、前に出るんだ。自分を変えるんだ」

「僕はいつも、そうしてる。未だに、負けてばっかりだからね。でも、それでも最終的に負けなければいいんだよ・・・」

と、僕。

「最終的に勝ちを狙え・・・それが僕ら、日本人の生きる、基本的な目標じゃないかな。僕らはその為に毎日を生きている」

と、僕。

「なんだろう。結局、ゆるちょさんと話していて・・・その話が遠い先でリンクしているのは・・・ゆるちょさんが、周囲の皆を現実的にしあわせにして、笑顔に出来る」

「そういうヤンキーのヘッドの才能が大有りだったからかも、しれない」

と、ユミちゃん。

「そうなの?それ、どういう事?」

と、僕。

「ゆるちょさんは果てしなく優しいわ。自分のネガティブな話をとことん話してくれる。人間性の小さい精神的に弱いオトコは、そういう話は隠そうとするもの」

「でも、ゆるちょさんは違う。自分の経験をどこまでも、いじめられた後輩達に使って貰おうと思っている。その人間性の大きさ、精神的強さこそ」

「・・・人々をしあわせに出来る、ヤンキーのヘッドに求められるモノだわ・・・」

と、ユミちゃん。

「え?ほんと?」

と、僕。

「ゆるちょさんが、小学校、中学校時代に、いじめられたのは・・・敵のヘッドになる可能性のあるオトコを早めに潰しておく・・・そういう理由だったんじゃないかしら」

「わたしには、そう思えるわ・・・」

と、ユミちゃん。

「ふーん、そういうもんかなあ・・・」

と、僕。

「言っておくけど、ヤンキーのヘッドって、皆をしあわせに出来るからこそ・・・本能から笑顔に出来るからこそ、オトコにも、オンナにも愛される、そういうオトコなのよ」

「今のゆるちょさんのあり方そのものじゃない・・・」

と、ユミちゃん。

「・・・と言う事は、「いじめられっ子」も、精進して、大人になれば・・・しあわせを皆に呼び込める、皆から愛される素敵な大人になれる!・・・そういう話になるね」

と、僕。

「そうよ。大抵、社長になれている人間って、子供の頃、あらゆる理由をつけられて、いじめられた人間よ」

「だから、いじめられるって・・・勲章なのよ、その男性、その女性の・・・だから、恥じる必要は一切ないの」

「むしろ、そういう注目さえ、受けない、操り人形こそ、恥じるべきよね・・・」

と、ユミちゃん。

「織田信長だって「うつけ」「たわけ」と言われて、大人達にいじめられていたでしょう?だから、いじめられっ子って立場的には、織田信長なのよ」

「次の時代を作り上げる人間である可能性が高いって事なの・・・」

と、ユミちゃん。

「ふ。織田信長こそ、日本的ヤンキーの成功例な気がするね。関東の鎮守の平将門は、日本的ヤンキーの先駆けだって思うし」

と、僕。

「もしかしてさ・・・今のいじめられっ子って言うか・・・日本的ヤンキーって、将来的に、日本人を究極的に、しあわせに出来る人って事?」

と、僕。

「そうかもしれないわね。今後の未来に・・・日本オリンピック以降の未来に、日本人を幸せにできる人間たち」

「・・・わたしは、そう見てる。だから、わたしは、ゆるちょさんの傍にいつもいるの」

と、ユミちゃん。

「ふふ。ゆるちょさん。「いじめられっ子こそ、将来、世の女性と男性を最高にしあわせに出来る!」」

「そんな話、かしらね」

と、ユミちゃんは笑うと、運ばれてきたモンブランにスプーンを入れた。


(おしまい)

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