「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

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子供達に見せたい大河?すか(笑)。

2009年12月02日 | ドラマについての小ネタ
大河庵の庵主殿のところへ、コメントを書いていて気がついたのですが、
その大河ドラマをこどもにみせたいかどうか、という点から考えるのも、
評価の一つの基準になりますね。

「坂の上の雲」で今回表現された親の愛や兄弟愛、国を愛する心、明治人の気概というものは、
それこそ日本人の美質と呼ばれたモノでした。そういう中で真之は育ち、やがて明治という
時代を背負っていく。そういう成長物語を通して、大切なものとは何なのか、守るべきものとは
何なのかを描いていくのだと思います。

いわゆる小さい国だった日本、坂道を駆け上がり、大国ロシアとの戦争に立ち向かっていく
その物語は、熱いサクセスストーリーです。しかし、反面、いろいろな問題があったことも
確かです。ただ問題があったからといって、必要以上に自虐的にならず、楽しみながら、
いろいろなできごとを追っていくことが大切なのかなあ、と思います。

子供達にこの熱い物語を見せてあげたいと素直に思いますねぇ。

以前、天地人のレビューブログの中で、多分まだ若いママさんのブログだったと思いますが、
「子供達にも見せています云々」という記述を見かけたことがあります。
「子供達も兼続や景勝がわかるようになりました。かねつぐ、とか
かげかつと呼んでいます」という記述を呼んで愕然としました。

あんな歴史捏造ストーリー、子供達に見せたらやばいちゃうんかい?。(なぜ変な大阪弁?)

と思っても、素直に楽しんでおられるブログ主の手前、コメントすることもできず。

「なおえかねつぐってさー、大阪の陣で、千姫たすけたんだよねー?」

何年か後に、その子が友達にこんな問いをしていたら・・・。

ま、人間誰でも若いうちは思い込みや勘違いはあるものですからね。

でも、そこで友達に否定されたら・・・、
馬鹿にされ、笑われてしまったら・・・、
いっそ「天地人」の本当の姿を知ってしまったら・・・、

若いうちは、傷つきやすいのも事実・・・。

軽いNHK不信になるかもしれませんね。あるいは人間不信になっちゃうかも、

「母さん、歴史覚えるのに、いいからって、言ってたのに・・・」

なんてことになったら、困りますよね。教育は難しいなあ。


ま、とにかく「坂の上の雲」は、そういうことはないでしょう。

熱く熱く視聴していきたいと思います。




ブログ開設のきっかけと目的

2009年12月02日 | 過去の物語
もともと自分は、ドラマレビューのような文章を書いたこともありませんでした。
民放のドラマも忙しさにかまけてほとんど見ていません。

ただ、大河ドラマだけは、子供の頃から好きでよく見ていました。
ただわけもわからず、武将ってかっこいいんだなあと
それこそドラマに出てくるサムライを眺めていたんだと思います。

やがて筋立てや設定や、いろいろなことがわかるようになると、
毎週日曜日の夜八時が楽しみのひとつになりました。
おもしろい作品を見て、サンデイナイト・ブルーを吹き飛ばして
いたのを覚えています。

大人になると、忙しくなり大河を視聴するのも難しくなったし、
自分に合わない作品については、視聴を中止することも多々ありました。

まあ、そこはただのTVドラマ。つまらなければ見なければいいんです。
当たり前の話ですね。おもしろければ、ビデオに録画してでも、HDDに落として
でも見続けますからね。それくらいのものです。

しかし、今年の大河「天地人」に出会ってしまった。

戦国武将の大河ドラマなのに、戦のシーンがほとんどない。
戦国武将の大河ドラマなのに、戦争批判をして、主人公がだめだめだったりする。
戦国武将の大河ドラマなのに、やたら女性登場人物がイタかったりする。

等々、書き出したらキリのないくらいおかしな点が散見されたんです。

「なんじゃ、これは?」

自分はTVの前で唖然としました。

超ド級のトンデモ大河だったんですねぇ(笑)。

自分は理解不能に陥り、悩み、苦しみ、考え、同じように悩んでいる人を見つけ、一緒に問題を
解いていこうと考えました。そしてその場をネットの世界に求めたのです。

そして大河庵の庵主殿のところへたどり着いたんです。

http://blog.goo.ne.jp/yujinan/e/0d249d3bc699b43d5dafdfaed0dbae07

ここにコメントしながら、「天地人」とは何なのかを毎週のように書いていきました。

それを書いていくうちに、「天地人」が実は戦国大河の形を装おった、
特定女性視聴者をマンセーするだけのドラマだったということがわかったんです。

そして「天地人」は、特定女性視聴者をマンセーするためだけに、歴史の捏造オンパレードを繰り広げた
大河ファンの男性にとっては、全く見る価値なしの作品だということがわかったんです。

この「天地人」は、超漢大河「坂の上の雲」の存在を考え、視聴層のバランスを
とるための措置だった、と今は考えていますが、
放送当時は、それも理解できず、毎週のようにのたうちまわっていました。

しかし、書く事でドラマに対する理解が深まること、同じように大河を愛する気持ちに
触れることで勇気づけられたり、他人のコメントを読んで、より深い議論ができたりと
大河ドラマファンとしては、非常に有意義な時間を持つことができました。

そして「天地人」も終わり、超漢大河「坂の上の雲」が始まりました。
NHKがその総力を挙げて製作するこのドラマを存分に味わいつくし、
どんな製作意図で、どんなメッセージをくれるのか。何を表現しようとしてくれるのか、
それらすべてを余すところなく受け止め咀嚼し考え理解したい。
それを自分なりにやってみたい。

それが自分の想いでした。

庵主殿のところからも、ひとり立ちするべき時期でした。

そして、このブログを開設したんです。


ですから、基本的には、長い文章にはなりますが、
各話について突っ込みをいれつつあらすじと、それについての感想を書いていきたいと考えています。
それを基本動作として、大河についてのいろいろな文章を投稿していきたいと思います。

とにかく、大河を楽しむために(笑)。

そして、いずれ大河について共に語ってくれる方に出会いたいと思っています。