趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

村上春樹さん

2009年02月19日 | つぶやき
エルサレム賞を受賞されたこと
その授賞式の出席をめぐって
あれこれ取りざたされていたことを
Webニュースなどで目にしていました。

そのしばらく後、
偶然テレビのニュースで
授賞式に出席されている
村上さんの映像が流れるのを目にしました。

久しぶりに目にする春樹さまに
うれしくて思わず画面に近づいたりして。

あ~出席することに決められたんだな、と思っていました。
そして、そこに至るまでの顛末を
きっといつかファンにも
お披露目くださるのでは、と思っていました。

今日大好きな内田先生のブログを読んで
授賞式の講演の中身を知りました。
検索してみると
全文(原文も和訳版も)読むこともかないました。

その内容の力強さに今、圧倒されています。
そして、長年何故村上春樹のファンであるのか
分かった気がしています。

ずっと探し続けていたことが
何なのか
探し求めているものは
どんなものなのか
それは間違いなく
村上春樹という人の物語の中にあると。。


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4 コメント

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春樹さんのスピーチ (オカダ)
2009-02-20 18:09:36
Pokeさん、こんばんは。
今回のニュース&スピーチ、春樹ファンにとっては非常に嬉しいものでしたね。

Pokeさんが探し求めていたものが何なのか、とても気になります。振り返ってオカダが求めていたものは何だったのか、考えてみることにします。
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探し求めているもの (Poke)
2009-02-23 18:34:35
オカダさん、こんばんは。
スピーチの内容を読んで、思わず思いのままに記事を書いてしまいお恥ずかしい限りです^^;
金曜日の夕方から新潟にスキーに出かけてしまい、日曜夜に帰ってきました。今日ブログを読んで改めてあれまぁ、と思っているところです。
コメントもうれしく読ませていただきました。でも、探し物についての問いを向けられたのは初めてのことです。それで、オカダさんの問いについて考えてみました。考えてみているのですが、なかなか言葉にできないでいます。

ただこれだけは確かに言えると思います。
村上作品を読んでいると、えもいわれぬ何かが心の奥に浮かんでくるのです。ですが、それが何なのか明確に言葉にできないのです。それを解き明かしてくれるというか、代わりに言葉にして明確にしてくださるのが、内田先生です。

私の捜し求めているものって何かな~とぼんやり考えていたら、またも内田先生が助けてくれました。ブログの『壁と卵(つづき)』を読んでいたら、まさにこれですよ~と思ってしまいました。内田先生ってスゴスギ!!
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思いと言葉 (オカダ)
2009-02-24 18:30:55
Pokeさん、こんばんは。
問いかけを真摯に受け止めて下さってありがとうございます。
確かに、心に浮かぶものをきちんと言葉にするのはとても難しいことですよね。
その点で、内田先生のすごさは全く同感です。きっと、若いときから真摯に思いや言葉と向き合ってこられたからなんでしょうね。
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心の旅 (Poke)
2009-02-25 17:51:19
オカダさん、こんばんは。
人に問われたり、話したくなったりする事で初めて自分自身と向き合うような気がしています。それまでは、自分自身のことにもかかわらず‘なんだかちっともよくわからない’状態なのです。学生時代、友人たちの問いに答えられず、沈黙してしまったことが何度もありました。それがどうしてなのか探したくて本を読んでいた時期もあります。
でも、村上春樹さんの本は、探し求めて手に取ったのではないのです。どんどん惹かれるままに読んでいる、という感じがします。考えてみると明確な何かを持たず読み続けているのは、村上作品だけのような気がします。でも、確実に何かが心に届くのです。
本の話を存分に出来る友人を失ってしまい、ずっと考えないできてしまいました。このブログを始めたことできっかけをもらい、とてもうれしく思いました。内田先生に助けてもらいながら心の旅に出かけようと思っています。。
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