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ドラマ「七瀬ふたたび」

2008年10月17日 | テレビ
NHKの木曜ドラマ「七瀬ふたたび」を観始めました。
私にとっては懐かしい「七瀬」です。

学生時代の一時期、原作者の筒井康隆にはまっていました。
「七瀬」もお気に入りの一つでした。
原作、とても興味深く面白かった記憶があります。
筒井自身は、最近は断筆宣言したり
役者をしたりまた執筆したりとお元気そうなご様子。

以前にもドラマになったのを観た覚えがあります。
主演の女優さんの顔しか思い出せませんが
今回のドラマの方が全体的に深刻な雰囲気ですね~

観ながら、人よりも秀でた能力というものは
どんなものでもその人に苦難を強いるのだなと
しみじみ思ってしまいました。
たとえそれが、七瀬たちのような特殊な能力でなく
運動能力や頭脳でも、芸術的才能でも。

子育て中に思ったことがあるのです。
ピアノ教室やスイミングといった習い事の世界で
たまたま覚えが早かったり
他の子どもより優れていたりすると
親の方が熱心になって
強化チームに入れようとしたり
自主練習を増やしたりと
普通の生活が一変してしまいます。
そういう親子の様子を見るにつけ
我が子の凡才ぶりにほっとしたものです。

そんな能力を持つ七瀬を心配して
能力を封印してきた両親を失い
七瀬は自分の能力に目覚めていく。
苦難の道の始まり。

物語の展開はすっかり忘れてしまったけれど
サイコパス世界が見られるかな。
がんばれ、七瀬!!


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