趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

『癒す心、治る力 』 A・ワイル著 上野圭一訳

2013年09月13日 | 
かつて、このアンドルー ワイル博士の『心身自在』という著作を
読んだ事があります。
文庫版を持っていました。
10年以上も前のことで、すっかり忘れていたのです。

それが、最近我が家を設計してくれた設計士さんと話をしていて、
たまたまこの博士の名前が出てきたのです。
初めは名前を聞いてもピンと来なかったのです。

『癒す心、治る力 』という本を読んで、そこに書かれている健康法に共感したと、
少しずつだけど実践しているんだと話されていました。
お陰で体重が落ち、体調が良くなって若々しい感じになっていました。

本の内容を聞いているうちに、どこかで読んだ事があるような気がしました。
こういう時にインターネットの検索は威力を発揮しますよね~

かつて私が読んだ『心身自在』は、『癒す心、治る力』の理論を
日々の暮らしの中で実践するための案内書だそうです。


‘自発的治癒とはなにか’と副題が付いています。

心と身体、食物と環境に感心のある人すべてに贈る。
現代医学からシャーマニズムまで、人が治るメカニズムを究めたワイル博士が
自らの体験をもとに奇跡的治療例と実際の処方を具体的にわかりやすく期した
画期的著作。
(内容紹介より)

18年も前の本ですが、人間が治癒するとはどういうことか、
人間を取り巻く環境から、取り込む食物から、受ける治療というものから、
身体自身の内側からなどなど、あらゆる方向から読み解いてくれるのです。
それは本当に多義に渡って解説してくれ、
また偏狭的でもなく、選択していくのは自分自身なのだと気付かされるのです。

全部を取り入れることは不可能に近いですが、
身近にできることをできるだけ取り入れて、実践したいと思いました。
健康に関する本がお好きな人には、とてもおすすめです。。