趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

余計な事

2011年10月25日 | 日々のこと
人はいつ頃から自分の好きなように生きるようになるのでしょうか??
というか、好きなように生きる事を許されるのでしょうか・・・。

最近そんな事をよく考えています。
何故か・・・。

年老いた両親を見ていて、あれこれうるさく口を挟む自分に気付いたからです。
「あれしちゃいけない」だの「こうしなきゃダメ」だの、
なんだか調子に乗ってうるさいうるさい。

平均寿命を生きてこれたのだから、もういいじゃないかと
悲しそうにする顔を見て、はっとしました。

日常のこまごました些細なこと一つ一つ、
その人自身が選んできたやり方や好きな方法は、それぞれ様々で千差万別。
肉親であろうと、夫婦であろうとそれは決して同じではないのです。

そんな事分かっているのに。
自分自身がそんな風に‘余計な事’言われたらイヤなのに。

全く自分目線で思うとおりにしようとしたりして、
ちょっと反省してしまいました。

例えばそれが寿命を縮める行為であったとしても、
本人がそれを好み、それを選ぶのならば、それでいいのですよね。

それでは、いつ頃から囚われる事から逃れてもいいのでしょうか。
これ好きなんだけど家族に嫌われる、とか、
親なんだからこんなことしちゃダメだよな、とか、
タブーとされていた事柄が大好きだったら・・・。

回りから変な目で見られるからとか、
叱られそうな事を、もういいじゃん、ってカミングアウトしてもいいのは
いつ頃なんだろう・・・??

そんな事を考えていると、全く別な自分自身が現れてくるようで、
ちょっとコワイかも。。