ちょうど図書館の本が途切れたので、今がチャンスと読みました。
というより、読み出したら止まらなかったというのが本当の所です。
本当に村上春樹さんの文章が好きなのだと思いました。
選ぶ言葉や、切り口や展開の仕方などなど。
そして何より、文章のリズムがいいのです。
村上さんの小説でも同じことが言えるのですが、
ちゃんと物語を追っていけないことも度々あります。
途中ではぐれてしまい、道に迷うというような・・・。
でも、ちっとも嫌ではないのです。
流れに任せて読み進めばいいのだと分かっているので。
でも、こういった雑文やエッセイの類は、とっても気楽ですね。
心地いい文章に身をゆだねて、ただただ楽しめばいいのですから。
もしかすると村上春樹さんの小説が苦手な人は、
エッセイなど読まれるといいかもしれません。
とてもすっきりした、リズムのいい文章で読み易いと思います。
読み出したら止まらなくなったのには訳があります。
最初のほうに‘牡蠣フライについて’というくだりがあるのですが、
この表現の仕方が面白くて、ついつい読み進めてしまったのです。
読者の質問に答えた文章でした。
その答えが実に村上さんの創作活動を表していて、興味深かったです。
もっとも印象深かったのは、地下鉄サリン事件について
アメリカの雑誌の依頼を受けて書かれたものです。
結局この文章は掲載されなかったそうですが、
とても心に響く内容でした。
また、改めてエルサレム賞受賞のスピーチを読むと、
‘システム’という言葉がじわじわ迫り、
決意のような、村上春樹という人の何かが
胸に迫ってくるような感じがしました。
音楽についてもたくさん書かれていて、
ホントにあれこれ楽しみな一冊です。
おすすめしま~す。。
というより、読み出したら止まらなかったというのが本当の所です。
本当に村上春樹さんの文章が好きなのだと思いました。
選ぶ言葉や、切り口や展開の仕方などなど。
そして何より、文章のリズムがいいのです。
村上さんの小説でも同じことが言えるのですが、
ちゃんと物語を追っていけないことも度々あります。
途中ではぐれてしまい、道に迷うというような・・・。
でも、ちっとも嫌ではないのです。
流れに任せて読み進めばいいのだと分かっているので。
でも、こういった雑文やエッセイの類は、とっても気楽ですね。
心地いい文章に身をゆだねて、ただただ楽しめばいいのですから。
もしかすると村上春樹さんの小説が苦手な人は、
エッセイなど読まれるといいかもしれません。
とてもすっきりした、リズムのいい文章で読み易いと思います。
読み出したら止まらなくなったのには訳があります。
最初のほうに‘牡蠣フライについて’というくだりがあるのですが、
この表現の仕方が面白くて、ついつい読み進めてしまったのです。
読者の質問に答えた文章でした。
その答えが実に村上さんの創作活動を表していて、興味深かったです。
もっとも印象深かったのは、地下鉄サリン事件について
アメリカの雑誌の依頼を受けて書かれたものです。
結局この文章は掲載されなかったそうですが、
とても心に響く内容でした。
また、改めてエルサレム賞受賞のスピーチを読むと、
‘システム’という言葉がじわじわ迫り、
決意のような、村上春樹という人の何かが
胸に迫ってくるような感じがしました。
音楽についてもたくさん書かれていて、
ホントにあれこれ楽しみな一冊です。
おすすめしま~す。。