趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

映画「ノーウェアボーイ」

2011年01月19日 | 映画
今年最初の映画は、「ノーウェアボーイ」です。
この映画は、ジョン・レノンの生い立ちを描いた作品で、
昨年11月に公開されました。
観たいなと思っていたのですが、近辺の上映が無く残念に思っていたのです。

ですが、評判が良かったせいか遅れて2週間限定上映されたのです。
早速観に行ってきました~



ジョン・レノン役のアーロン・ジョンソン。
ジョンをしっかり研究してオーディションに臨んだとの事で、
なかなかいい雰囲気でした。
ギターを抱えている場面で、時折はっとするほどそっくりで、
映画の成功に貢献大だと思いました。



実は、学生の頃からジョン・レノンのファンなのです。
ビートルズ世代には大分遅れているのですが、
ソロ活動の、ヨーコと結婚してから聴くようになりました。
「ダブルファンタジー」のレコードアルバムは、まだ大事に持っています。
本当にこれからたくさん活動を見守りたいと思っていた矢先に、
銃弾に倒れるなんて・・・。

映画は、古き良きイギリスの雰囲気がよく出ていて、
タイムスリップしたかのように楽しめます。
ジョンが、バンジョーを習い、ロックンロールを知り、エルビスに憧れ、
やがて自分の意志でギターを手にするまでの様子が丁寧に描かれます。

そして、それは間違いなく2人の母によって形作られるのだと。



とても切ない打ち明け話が展開されますが、
親子の物語というのは、万国共通の不変のテーマなのだと分かります。
エンディングに、‘Mother’の一節が流れます。
私は、この曲に衝撃を受けてジョンのファンとなったのです。
できれば、この曲を最初から通してエンディングテーマに使って欲しかったです。。