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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

操作 第5,6,7,8話

2017-08-02 21:13:40 | 韓国ドラマ さ行
発見された白骨化遺体の事件の担当となる検事のソラだが、犯人が目の前に拘束されているにも関わらず、上司からは釈放するように指示されるのだ。

殺人事件と思われる事件にも、大人の事情があり、新聞社、大手ローファーム、検察、刑事・・・・皆何かしらのしがらみで、犯罪を隠蔽できるようになっているのだ。

大韓日報のム記者に提供した動画の持ち主であるムヨンに連絡を取り、協力を求める彼女だが、5年前、困った自分を刑事も検察も助けてくれなかった。「よく言ってくれたわね。」と最初は自分の味方だった検事のソラも最後は自分を裏切ったし、さらに自分のことさえも覚えていない様子なのだ。
タブロイド紙の記者らしく、彼がとった方法は、釈放された犯人をわざと一般人の前でさらし者にすることだ。

今は皆が携帯を持ち、写真を撮り、動画を撮影する時代だ。ちょっとした悪い情報を流して、道を作ってあげさえすれば、あっという間に人はさらし者になってしまう。
証拠もあるはずの彼が、何のお咎めもなく、釈放されたことで、あっという間に一般人に囲まれ身動きのできなくなった彼は、ビルの屋上に追いつめられる。

そこに現れるのは、あの入れ墨をし、サングラスをかけ、ライターを持つ怪しい男。
彼を見て、おびえた彼は、隣のビルから見守るムヨンの、彼が一般人に追いつめられていると聞いて現場に駆け付けた検事のソラの前で後ずさりしながらビルの屋上から転落するのだ。

対応を間違たことにおののくムヨンだが、事の大きさにおびえながらも止まることはない。

殺人事件の第一発見者だったはずなのに、犯人に仕立て上げられた若い男性を助けようとするムヨン。
飲み屋で働いていた彼は、常連さんが忘れた携帯電話を彼の家に届けに行った際に彼が殺されているのを発見する。
もちろん警察にも届け、現場検証にも立ち会ったのに、家に帰ってしばらくしたら自分が犯人にされていたのだ。

何度も再審請求したものの、受理されない。刑務所の中では剃刀を渡され、受刑者を殺すようにまで脅される。
結局は自殺を図り病院に逃げ出すのだが、その彼を助けて、事実を明らかにしようとするのが、ムヨンの務めるタブロイド紙の面々。

彼が持っていたある一枚の新聞記事のキャプチャーが再審請求に大事な証拠になるのだ。

「僕の家に刑事が来る前に、僕が犯人って記事が出たんですよ。そんなわけないですよね。僕が犯人にされるって最初から決まっていたんですよ!もちろん記事はすぐに消されてしまったけれど、僕はその記事をキャプチャーしておいたんです。それが僕が持っている唯一の証拠なんです。」なんにも持っていないけれど、僕にだって普通に生きる権利があるという彼が示したその記事はもちろん大韓日報の記事だ。

*****
新聞社が検察、警察と繋がっているのはもちろんだが、検事のソラも、 事件に対する不満から現場に行くのを10分遅らせ、結局犯人の男が屋上から落ちるのを止めることが出来ない。ムヨンだってすべてのパワーの源は復讐なのだ。誰もがグレーで誰もが黒に思えてくる・・・・