2017年本屋大賞、直木賞ダブル受賞の「蜜蜂と遠雷」(恩田陸著)を読みました。
この期になってようやく待たずに素早く図書館で借りることができました。
ところが借りられたのは単行本、それも2段組の分厚い本でした。
一瞬それを見た私は一気に完読する自信を無くして・・・・・。
文庫本があることは知っていましたので、早速メルカリで文庫本上下を購入しました。
あらすじはもう皆さんよくご存知だと思いますので省略いたします。
ピアノコンクールを舞台にした4人のコンテスタントたちの苦悩、感動、心のひだを描いた小説。
音楽を文字化し、ここまで読者を音楽の世界に引き込む作者の技量に感心しました。
読み進みながら、音楽とはこうして味わい楽しむものなのだと痛感もし、感慨深いものがありました。
知らない曲も沢山あり、その都度ユーチューブで聴きながらの読書でした。
そしてこの小説を読みながら思いだしたことが2つあります。
ず~と昔ですが、子供向けのラジオ番組で素人のこどもたちに有名なクラシック曲を聴かせ、
その情景を想像させ、ストーリー的に語らせるという番組がありました。
とてもユニークな番組で、子供の独創的な想像力に感動、感心したものです。
小説に登場するコンテスタントたちがピアノを弾きながら描く想像の世界は、それと共通するのではと。
もう一つはドイツ在住時代(1977~1982)、ご近所に小学生にしてアメリカカーネギーホールで、
オーケストラをバックにデビューをなさった日本人の女の子がいました。駐在員のお子様です。
当時私の住んでいた西ドイツデュッセルドルフには「杉谷昭子」さんという有名なピアニストが在住、
お教室も開いていらして、彼女はその先生の愛弟子でした。
ただ練習も厳しく、全てピアノ優先。
彼女が近所の同じ世代の子供たちと遊んでいる姿は一度も見たことがありません。
私など彼女を見ていて少し可哀そうに思ったくらいです。
小説の中の栄伝亜夜がその彼女とだぶり、ふとあの頃を思い出してしまいました。
私の長女の2歳ぐらい歳上だったかしら?今はどうしていらっしゃるでしょうか。
きっとプロのピアニストとしてご活躍のことと思います。
今日の最後に一言!
大谷選手の会見、私は彼の言葉に嘘はないと信じます。彼は清廉潔白です!
本当に良かった。1件落着、大谷選手もすっきりしたことでしょう。嬉しいです。
またもう一つ朗報!
来年のメジャーリーグの開幕戦は日本、東京ドームと決まりました。
それも大谷、山本の所属のドジャースと鈴木誠也(元カープ)と今永所属のカブスの対戦です。
今から楽しみで楽しみでたまりません。もちろん誠也のいるカブス応援です。
私、この本を昨年図書館で借りて読みました。音楽が好きな私にはとても興味深く読めました。
題名に惹かれたのと、何と言っても皆さんの評判が良かったのがきっかけでした。とても巧みな表現で楽しく読めました。映像化もされているので、こちも視聴してみたいです。
大谷翔平さんの事、一安心ですね。しかも来年は東京なんですね。また、ひとつ楽しみが増えましたね。
素晴らしい本でしたね。
恋愛があるわけではなく、事件が起こるわけでもなく、初めから終わりまでピアノコンクールの様子を描き、
ここまで読者を魅了する作品にさすが本屋大賞と感心しました。
音楽を言語化、読んでいてまるでピアノ曲が聴こえてくるようでした。
映画化もされたのは知り、観たいとも思ったのですが、映画を先に観るときっと本は読まなくなるだろうなと思ったので観ませんでした。
でも今は無性に観てみたいです。
私はブックオフにたまたま出ていたのを見つけたものです(笑)
この小説を映画 ドラマ化するのは難しいだろうなと思いました
何故なら ピアノコンクールに出るような役者さんがいるだろうかなんて・・
見事 映像化もされていましたね
思い出に残る作品でした
今日は私もピアノを弾いて 沢山の人に歌って貰います
独学のピアノ まさに雑草ですが 私も参加者も楽しみにしています
昔はクラシックのファン 今は童謡から演歌まで 歌は大好きです
今日はまた曇り空、寒々とした1日となりました。
明日には東京開花宣言があるようですが、本当に開花するでしょうか。
のびたさんがお住いの地域には桜の名所がたくさんなり、楽しみですね。
蜜蜂と遠雷、お読みになったのですね。私は遅ればせながらようやくです。
音楽には素人の私が最初から最後までピアノコンクールの話について行けるか心配でしたが、
どうしてどうしてとっても面白かったです。
本の中からピアノ曲が流れ出てくるようで。
映画是非見てみたいです。