世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

老後の老後

2022年07月14日 | 日常の生活

カテゴリーを何にすべきか迷ったが、二つの話題をまとめて「日常の生活」にした。

まず本題に入る前にようやく読み終えた「村上海賊の娘」(和田竜著)の読後感を、

自分のための備忘録として、簡単にここに綴っておきたいと思う。

ですからこれから読む方の参考には全くならないかもしれませんので悪しからず。

 

前半は図書館本で、後半はKindle版で読んだ。

前半は瀬戸内育ちの私には地理も良く飲み込め、歴史も多少理解できているゆえ、

のめり込み読み進んだが、後半は海上での海賊同士の残酷で生々しい戦いシーンが多く、

なかなかすんなりと先に読み進むことができなかった

が、そんな血なまぐさい戦闘でありながら、どこかほっこりする部分があり、それが何だったのか?

それは敵味方に関わらず、全ての武将たちが家を護るために誠実に(この言葉が相応しいかどうか)戦う。

騙し裏切りなどはない世界だ。読んでいてふと大河ドラマ「鎌倉殿の13人」と比べてしまった。。

残忍な戦いではあるけれどが、決して後味の悪いものではなかった。

できれば是非大河ドラマ化、あるいは映画化していただきたいと思うが、

あの戦闘場面はとても映像では表しきれないでしょう。

自分は勝手に配役を決め、想像しながら読み進んだ。

もし映画化されるとしたら、「景」役は誰が演じるのかな~?「綾瀬はるか」?

故郷を訪れる機会があったら、村上水軍に想いを馳せ、島巡りをしてみたいと思う。

 

           

今日の本題はこちら!

今のところお互い健康であるが、これから数年先には必ずやってくるだろう老々介護。

どちらがどちらを介護することになるかは全く分からない。まずは歳の順で行くと私が夫を介護?

私たち姉妹が両親を介護していた時代は介護保険制度はなかった(両親は1996年他界)。

人の手を借りるのは最小限度にし、子供が親の面倒を看るのが当たり前と思われている時代だった。

が、今はちがう!

確か介護保険制度が導入されたのは2000年前後だったと思う。

義母を広島から東京に引き取りほぼ反同居状態で過ごすようになった2004年、介護認定の申請をした。

「要支援1」の認定が下りたが、その連絡が届いたのは、義母が天国へ旅立った後だった。

申請から認定まで1ヶ月以上かかるのをその時初めて知った。

 

その後は全く縁のない介護保険制度。隔月で高い介護保険料を年金から取られるばかり。

その内容も利用の仕方も全然分かっていない。元気なうちに少し勉強しておこう買ってきたのがこの本!

 

私も夫も子供たちの世話になるつもりはない。子供たちを親の介護で束縛したくない。

同じ首都圏とはいえ、生憎遠方に住んでいて、介護、看護で簡単に行き来できる距離でもない。

となると頼れるのはこの介護保険事業ということになる。

この本を読み、目からうろこ!あまりに無知である自分に飽きれる。

当然皆さんはよくご存知のことでしょう。サービスは要介護度によって点数制で上限額が設定されている。

上限を超えると超えた分は全額自己負担になる。上限までは1割か3割負担。

まだ3分の1も読んでいないけれど、今のうちに(頭がまだクリアーなうちに)少しでも理解しておこうと思う。

 

 


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2 コメント

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介護保険 (ジュリア)
2022-07-14 19:22:21
花水木さん こんばんは

介護保険・・
わかっているようでわかっていない・・
そんな気がしますが
我が家は義母を在宅で介護して一昨年他界・・
その介護中に色々サービスを受けましたし
その前には義父も介護保険を使って色々やりました
家の中に手すりをつけたのも介護保険を使って・・

義母が介護認定を受けるのに、一番苦労したのは
主治医のことです
診断書を書いてもらうのに、お義母さんはほとんど医者にかかったことがなくて、主治医がいませんでした
毎年インフルエンザの注射を受けていた町内の病院に訳を話したら
普段、全く通院していない人にそんなものは書けないと一蹴され
本当に困りました
介護保険の申請のため、とわかっているのに
なんて融通が利かないんだと怒りが込み上げてきました
義父がお世話になったケアマネさんにすがる思いで相談したら
在宅医療を勧められて、その先生はすぐに書いてくださいました
福祉は自分から動かないと何も解決してくれませんよね
我が家は二男の障がいのこともあるし、
ほんと、まだまだ情報収集が必要です

我が家も老々介護の道まっしぐらでしょうし
元気なうちに勉強しておくことは大切ですね

すみません、長くなっちゃいました 💦
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ジュリアさんへ (花水木)
2022-07-15 10:48:52
ジュリアさん、コメントありがとうございます。
とても参考になりました。
お義母様の在宅介護大変でしたね。2年前のお義母様のご逝去の前後のブログ記事、あらためて読ませていただきました。
一生懸命尽くされたあなたの優しさに感動しました。
お義母様もさぞや安らかに旅立たれたことでしょう。

>福祉は自分から動かないと何も解決してくれませんよね

本当に仰る通りだと思います。
私もそう思い、何も知らなくては何もして頂けない。
そう思い、老々介護もそう遠くない私たち(夫は7月末に79歳、私は8月末に76歳)はしっかり勉強しておかなくてはと。
介護保険料も年々上がり、昨日令和4年度の保険料決定通知が来ましたが、やっぱりまた
していました。
値上がりは痛いですが、これも健康な今は人助けと思うことにしています。
いずれ私たちもお世話になるのですから。
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