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世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

学士会館にて

2015年11月05日 | 日常の生活

一昨年のカナダ旅行以来です。完璧な風邪を引きました。

左足の軽い捻挫と風邪のダブルパンチで絶体絶命。明日からの東海自然歩道の旅はキャンセルせざるを得ません。

足の捻挫は大したことはなく、それだけでしたら強行したかもしれません。しかし風邪はキツイ!

微熱と喉の痛みはとれたものの、私の風邪引きパターン、いつも最後にやってくる咳が酷い。胸が苦しくなるほどです。

とてもとても登山は無理。キャンセル料が30%で済むギリギリの昨日キャンセルしました。

紅葉シーズン、とても楽しみにしてただけに残念です。でもまだチャンスはありますから、諦めずに完歩を試みます。

11月1日、日曜日、東京神田にある学士会館で3組の夫婦でお食事をしました。

年2回持ち回りで幹事を務め、近況報告、その他諸々の楽しい話題で盛り上がる同世代の仲間です。

殿方とあまり話をする機会のない私にとっては、とても刺激的な貴重な場です。

本来学士会館は旧帝国大学(現在の国立大学7校)出身者の親睦と知識交流を目的とする社交の場です。

以前は会員証を提示しなければ入館できなかったそうですが、今は誰でも自由に館内施設を利用できます。

大正時代(竣工昭和3年)に建てられた旧館と昭和12年に建てられた新館とからなり、

その斬新でかつモダンで重厚な雰囲気は今尚失われず、2003年には国の有形文化財に登録されました。

 
<ホームページからお借りしました>

館内は宿泊所、レストラン、会議室、結婚式場、談話室等があり、廊下には赤絨毯、格調高い館内です。

当日も談話室では囲碁に興じる初老の紳士たち、ひとり静かに読書をする人たち、

それぞれの時の過ごし方で時間が静かに流れていました。

食事をしたのはフレンチレストラン「Latin」。

昭和3年の建築以来、今も当時の姿を保ち、高い天井とドレープカーテンで飾られた大きな窓、

彫刻の施された格調高い木製の椅子やテーブル、そして暖炉。

比較的リーズナブルなお値段でフルコースのお料理がいただけ、楽しい会話に至福の時を過ごすことができました。

 

 

皆元気でこの会がいつまでも続くことを願ってやみません。

学士会館の一角には野球のボールを握った手の記念碑があります。

この地は東京大学発祥の地でもあり、そこでアメリカから教師として来日したホーレス・ウイルソン氏が、

授業の傍ら、学生たちに野球を教え、これが日本の野球の始まりと言われいるそうです。

まだまだ学士会館周辺には記念碑がいくつかあるようですが、次回はひとりでのんびり歩いてみましょうかしら。

 

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コメント (4)
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