世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

察しない男 説明しない女

2015年02月03日 | 日常の生活


<2月2日午後、多摩川土手の桜並木>

午後から風のおさまった昨日、サボリにサボっているウォーキングをと多摩川土手に上がりました。

遮るもののない大好きな多摩川上空の広い青空。吸い込まれるようでした。

この桜並木がピンクに染まるのは2ヶ月先。「春よ来い、早く来い」と歌いたくなるような穏やかな午後のひと時でした。

 

           

今日のタイトルを見て皆さんはどうお感じになりましたか?実はこれは本の題名です。

新聞でこの本を知ったとき、私はこれは私たち夫婦のことを言い当てた本だと思い、即購入しました。

以前にも似たような本で「話を聞かない男 地図の読めない女」という本がベストセラーになりました。

確かこちらは翻訳ものであったと記憶しています。この時も「夫と私のこと」だと思いましたよ。

内容はよく覚えていませんが、男脳と女脳があり、所詮男と女は相容れないというような内容だったかな。

間違っていたらゴメンナサイ  

今回の「察しない男 説明しない女」は作家で心理カウンセラーでもある五百田達成氏の書いたもので、
要は、女性と男性の特質を知った上で、コミュニイケーションをスムーズに行いましょうと言うものです。

私の夫ははっきり言って鈍感です。察しが悪いです。記憶力もよくありません(バカという意味ではありませんよ)。

察しが悪いのは人の話を聞いていない、行動を見ていないからです。したがって私の感情や思考を察する能力がありません。

一体何年夫婦をやっているのでしょう。私の言わんとすること、1から10まで説明しなくても分かるはずです。

それが分からない!可笑しな返答をするので、よくよく聞きただすと、全く違うことを考えている。

夫は「お前がちゃんと説明しないからだ」と言います。

私は「それぐらいいちいち説明しなくてもわかるでしょ~、察してよ」と。

私は夫が言わんとすることは全部聞かなくてもほぼ察しがつきます。彼はくどくどと説明、時々うんざりします。

この本によると、そもそも人の記憶は怪しいもので、特に男性は日頃の観察を怠っているせいで、
より一層記憶が曖昧になるのだそうです。

私は美容院に行って、夫に気づかれたことは結婚して一度もありません。私のこと、全然見ていないのですよ。

いろいろ例を挙げるときりがありませんが、彼は1点集中型、私は多角面分散型。

テレビを観ているときはTVだけが夫、テレビを観ながら雑誌を見たり、家事をしたり「ながら仕事」のできるのが私。

それでも私はテレビの内容もちゃんと覚えていますよ。夫には絶対できない業です。

よく言えば夫は集中力があると言えますが・・・・・。

夫は(というか男は)現役の頃から変わっていないのでしょう。しかし何故今頃、私はイライラするのか?

思えば今ほど夫と向かい合い濃密なときを過ごした時期が今までにあったでしょうか。

企業戦士だった夫は朝早く出勤、夜遅く帰宅、休みの日は接待ゴルフなどなど。
また単身赴任の期間も延べ10年ありました。

私はと言えば、家事、家計、育児、教育を全面的に任され、そのことで頭がいっぱいでした。

それはそれでうまくバランスがとれていたのですね。

もう少し家庭を顧みてほしいと言う不満はありましたが、偶の会話もそれなりになんとなくかみ合っていました。

今のように「お父さん、ちゃんと聞いて!」「わかってるの?」「そんな話してないわ」とかとか・・・。ありませんでした。

この本にはこんなことも書いてありました。

ー女性の脳は左脳と右脳を結ぶケーブルのような役目をする「脳梁」が太く、感じる領域である右脳と、言葉を操る左脳の連携がいいといわれています。<中略> 太いケーブルのお蔭で、一度に多くの情報をやりとりできる、いわばブロードバンド回線のような女性の脳は、マシーンとしては男性より優秀といえます。大量の情報がやり取りできるのに加え、もともと高感度のセンサーが身についているため、物事の細かい部分や周りの人の感情にもよく気がつきます。これが一般に女性の方が「気がつく」といわれるゆえんです。

男と女のもって生まれた特質をよく知った上で、心地よいコミュニケーションをとりましょうというのが、この本の主旨ですが、
はたしてそんなに簡単にできることでしょうか。難しいです!

最後にこの書の中で男女の違いを端的に示した数々のフレーズのうち、我が家にぴったり当てはまるものをいくつかピックアップしてみます。

男は「我が夫」、女は「私」に置き換えるとおかしい~(笑)

「男はナンバーワンになりたい 女はオンリーワンになりたい」

「男はロマンが好き 女はロマンチックが好き」

「男は日常が好き 女は記念日が好き」

「男は別ファイル保存 女は上書き保存」

「男はプライドを食べて生きている 女はパンを食べて生きている」

「男は謝れない 女は忘れない」

「男は変わりたくない 女は変えたい」

「男は権力が好き 女は安定が好き」

「男は結果を重視する 女は過程を重視する」

「男は一般化したがる 女は具体化したがる」

「男はモノタスク 女はマルチタスク」

さて皆様の旦那さまはいかがですか?

 

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コメント (29)
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