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YUKI

言語、言語で表現できることすべて

Still Japanese

2006-06-26 17:10:10 | 閑話休題
もう8年ほど前のことです。
あるアメリカ人教授と、日本文化や英語教育について談論風発!
非常に楽しく語っておりました。
日本人とは、こうはいかないのは何故なんでしょうか?
使用言語は英語でも日本語でも構わないのにねぇ…

日本の若者のだらしなさについて、
「ジベタリアン」を例に出して若者批判していたところ
"Still Japanese!"
という印象的な言葉が出ました。

「私はユダヤ人です」とも…
話がちょっと重くなり、heritage について色々と語り合いました。
「日本人の良さは失われていない」と強くはげまされたのです。

いまでも
金髪で蒼いカラーコンタクトレンズ、おへそを出して歩いているような若者
を見かけると、なぜか Still Japanese というフレーズを思い出し、
heritage に想いを馳せ、ユダヤ数千年の歴史を想像してみるのです。

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貴方の知的ヒーローは?

2006-06-25 22:51:28 | 閑話休題
「貴方の知的ヒーローは?」
アメリカ人教授に英語で訊かれたはずですが
英語そのものが思い浮かばない…というのは、まぁ本筋ではないので。

彼の知的ヒーローはチョムスキーなんだそうです。
言語学者としてのチョムスキーはアメリカで
非常に評判が悪いんですが、
哲学者、政治運動家としての側面も評価しての
「知的ヒーロー」なのでしょうか。

「私の知的ヒーローはウィトゲンシュタイン!」
これが私の解答でした。

まぁ、大抵の人にとっては、せいぜい名前を知ってる程度の人なんですがね…

今現在、私の知的ヒーローは若干増えています。
①日蓮
数ある仏教宗派の中でも、開祖の名が付けられているものは日蓮宗だけです。
残念なことに仏教系新興宗教の多くが、
日蓮宗の流れを汲んでいて、中にはワルサをする邪教も存在するのですよ。
②玄奘
西遊記の元ネタ、実在の三蔵法師玄奘の伝記らしきものを読んで
感銘を受けたのです。
私が愛唱する般若心経も玄奘訳なわけですし…
③野田俊作
日本におけるアドラー心理学の第一人者と言ってよいでしょう。
仏教的見地から言って、唯一、納得できる心理学です。

こうしてみると、仏教系ですかねぇ。
ウィトゲンシュタインと仏教の類似性を指摘する研究もあるくらいですから。

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自己中

2006-06-20 14:25:34 | 閑話休題
世の中みんな、とことん自己中心なんだなぁ
と つくづく思う今日このごろです。

教師と生徒なんて、ともに自己チューの最たる者で
特に気の強い自己チューは最凶最悪ですねぇ。

煮ても焼いても食えない魚はな~んだ?
What fish is toughest to cook ?
という なぞなぞを授業で問うことがあります。答え?
Selfish ! に決まってるじゃぁないですかw

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前期・後期

2006-06-17 23:52:48 | 閑話休題
大学入試ですら前期・後期に意味がないとして
後期廃止の方向にあるとき、高校入試改革?の名の下に
推薦+学科試験を前期(学科試験)+後期(小論文)としてしまいますた。

もともとの案は、推薦+学科試験を前期+後期と改名する程度の
変更を考えていたらしいのですが…

卒業式前に学科試験、その後に小論文となってしまったのですよ。

おかげで高校の卒業式は、高校入試直後になってしまい、
大学の2次試験の直前が高校入試の後期試験となりました。
そして最大のマイナスは
後期試験でやっと高校合格した生徒は
全員前期の落第者であり、耐え難いコンプレックスをかかえて
高校に入学してくるものが少なくない!ということなのです。

また、特殊なお家の事情もあり、高校入試の話は完全なタブー。

せっかく躍進する進学校と思っていましたが、
がっかりですねぇ…

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Don't let your mouth get you in trouble!

2006-06-02 13:43:19 | 閑話休題
職員会議で色々と現場に即した発言をしてたら
通勤可能校?ということで自宅から42キロ離れたところに
転勤させられますた。

I have no regrets.
More have repented speech than silence,
however, I would repent silence than speech....

学校中をイエスマンで固めるハラのようです。

記事のねつ造、メールの検閲…
そんな朝○新聞のことを
「もう報道機関ではない」からなんでもあり、
と論評した人がいましたが、
同様に、もう教育機関ではないのかもね。残念…
「生徒のために」なんて言う○長にロクな人はいないもんなんですねぇ。

ただ、○長の想定外であったことは、転任先は、県内で進学面での躍進が
最も顕著な学校である!ということが
3月中旬、大学入試のフタをあけてみてわかったのです。

Whatever trouble comes your way, let it be an opportunity to grow yourself.

実際、来てみると躍進の原因は某○長が目指している、
システムの最適化ではなく
優れた教員に自由と裁量権を与えることに他なりませんでした。
教育は、再現困難という意味で、芸術なんですね。
システムの産物ではないということは、すぐに分かりそうなもんですが。
役人生活が長すぎたんでしょうね。
誰がやっても同じ、なんて役人的発想が日本を滅ぼすんだなぁ~。

そうそう、森高千里の『ストレス』がCMで復活したのは、
なんてたいむり~なんでしょう!

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