ウグイスは、身近で親しみのある野鳥ですが、声は聞こえてもなかなか姿を見せてくれません。
昨日は、「ホーホケキョ」と盛んにさえずるウグイスの声に誘われ、見上げるとイタヤカエデの木の中を小走りに移動しているウグイスの姿を捉えることができました。
ウグイスは、灰色っぽい黄緑褐色の目立たない色の上、藪に身を隠し、これまではカメラに収めることができませんでしたが、芽吹き始めたカエデの枝に止まってさえずる様子をようやく撮すことができました。
全身地味ですが、さえずりは天下一品、「ホーホケキョ ホーホケキョ」と胸をいっぱいにふくらませ、里山に美声を響かせていました。
込み入ったイタヤカエデの枝の間を上下左右に移動しながらも、しばし留まってくれたウグイス、朝日に照らされ、白っぽい眉班の下にアイラインを引いたような過眼線と可愛い眼にうっとり。
山から里に降りてきて「チャッ チャッ」という笹鳴きから「ホーホケキョ」と軽やかに庭でさえずるウグイスの鳴き声に確かな春が巡ってきたことを実感しました。
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