大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

留鳥  ミソサザイ

2014年03月28日 | 野鳥

今冬、スズメに次いで、よく出会った野鳥です。

縄張りの範囲が狭いようで、沢筋を中心として約300m四方の間隔をおいて個体数が見られます。

スズメよりも小さな鳥で、薄暗い茂みの中をチョコチョコ移動しながら餌を探している姿をよく見かけるのですが、気配を感じると、狭い空間を巧みにくぐり抜け、低空飛行をして、すぐに茂みに身を隠してしまいます。

先日、「チェッチェッ」と、地鳴きしながら川岸を移動しているミソサザイをようやくカメラに収めることができました。

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体は丸くて尾は短く、全身茶褐色で黒褐色の横斑や下面は白と黒の波状斑があり、地味ですがなかなかおしゃれな野鳥です。

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短い尾羽を立て、腰を左右に振りながら川の流れを見つめるミソサザイ。

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枯れ草で遮られていますが、淡褐色の眉班や細い嘴が、小さくて丸い体をキリリと引き締めています。

今のところ、ウグイスのささ鳴きに似た鳴き声ですが、この小さな体のどこから声が出るのかと思うほど大声で「ピーチィ ピルルル」などと複雑にさえずる恋の歌が、里山にまもなく響き渡ることでしょう。


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