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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

メダカを放流

2012年02月12日 | 里山再生

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先日、ため池にメダカを放流しました。このため池は、「冬水田んぼ」を始めた水田へと絶えず水が流れていますが、田んぼから川への放水は細かいネットで、メダカの流出を防ぐことができます。

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小川にも放流しました。今年の里山整備により、小川の周辺がとても明るくなりました。この小川の下流には2つの砂防堤があり、大洪水以外は本流へのメダカの流出を防げる環境です。

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無農薬栽培のコメ作りを初めてから、里山に自然と生き物が戻ってきました。ヘイケボタルをはじめヤゴやオタマジャクシやクモの多い田んぼへと変わってきていますが、絶滅してしまったものを再生するには長い時間かかりそうです。

昨年、近くの綾里小学校に、圃場を解放してから、子どもたちがつむぎの家に遊びに来るようになり、小さなバケツを抱えて一日中、田んぼやため池で、カエルやオタマジャクシを捕まえて遊んでいた子どもたちの無邪気な姿に、学童期の自分の姿が重なり、かつての日本の原風景を再現したい思いに駆られました。

童謡「春の小川」や「めだかの学校」を口ずさむ自然が目の前に広がり、メダカを追いかけ、泥んこになって生き物と戯れ、時を忘れて遊んでいた日本の原風景です。メダカの放流には、課題もありますが、自然の中で泳ぐメダカと触れ合う子供たちの笑顔を思い描き、寒い時期の放流ですが、「めだかの学校は~ 川のなか~ そーっとのぞいてみてごらん ~♪♪」と今夏は、メダカが繁殖し、童謡と共に子どもたちの歓声が里山に響き渡ることを願っています。


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