厳しい寒さの中で雪らしい雪も、雨も降らず乾燥が続いている三陸ですが、春を呼ぶ陽光を感じ、カタクリ山の笹刈をしました。
ササを片付けた後は、一面が落葉落枝の赤茶けた山肌になりましたが、ここに息づく生き物たちが顔を出しました。
「この時を待ってました」とでも言うように、ササ隠れしていたツルリンドウが微笑んでいるようです。
シュンランも顔をのぞかせました。鹿が大好きで、食害の跡が見えます。
昨年はほとんど食べつくされました。
オモトの赤い実が冬枯れに彩りを添えてくれています。
少なくなったと思っていたアキノギンリョウソウの咲枯れも見られ、嬉しくなりました。
窪地には、アオダイショウと思われる抜け殻があり、取り出して長さを測ってみると、乾燥してねじれた状態で約50㎝ありました。
蛇の抜け殻のすぐ隣には、直径20㎝ほどの小さなスズメバチの巣がありました。
蛇の脱皮が先か、スズメバチの営巣が先か、それとも一緒?などと想像しながら、間もなくやってくる春のにぎわいに思いを巡らせています。
「トミーの散歩道」のブログを拝見しました。サイエンス、自然、民族、伝統行事等多彩な内容ですね。これから時々見させていただきます。
北の大地から、里山の様子を発信していきますので今後とも「大小迫つむぎの家」をよろしくお願いいたします。
『おもしろ体験小屋』の様子を、トミーさんのブログでみてくださいね。