大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

コモリグモの子育て

2014年06月12日 | 生き物

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ウズキコモリグモ(コモリグモ)

卵のうを腹部に抱えて、ハウスの中をチョコチョコと走り回る徘徊性のウズキコモリグモ。

コモリグモは、毒を持っていないのに、かつては「ドクグモ」と言う不幸な名前を付けられていたようです。その後「子守りグモ」と改名された理由は、母クモの優しい習性が分かったからだそうです。

我が家の農地では、年間を通してたくさんのコモリグモが活動しています。


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先日、大事に抱えていた卵から孵化した子グモたちを背中に乗せて、歩き回る母グモを見つけました。


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孵化したばかりなのでしょうか。

ぺしゃんこになった空の卵のうを付けたまま、子グモを背中に乗せて守っています。


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子グモたちが独り立ちするまで、こうして面倒を見るウズキコモリグモの子育てには胸打たれます。何かと嫌われがちなクモですが、心優しい習性を持ち、足元で懸命に子育てしている姿に目を奪われました。

クモは、無農薬農業に欠かせない存在で、害虫を食べてくれるとてもありがたい生きものです。